AMH高くなく多嚢胞でもないのに卵胞数多い・・NAC2周期目D3診察結果は?

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採卵後の生理だから乱れるかな〜?とも思ったのですが、だいたいいつも通りの周期でリセットしました。

ということで、ぽっ子のNAC号第2周期スタートです!

NAC日本橋D3初診の結果や費用。そんなことより内診室が斬新すぎる件

2017年10月23日

 

今回の記事では主に、

 

  • 前回の受精卵の培養結果説明
  • エコーでの卵胞数確認
  • AMHと卵胞数のアンバランスについて
  • セロフェン処方(量)
  • 顕微の際の精子形質基準について

 

について書いています。

 

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2周期目のD3診察に行ってきました

2周期目も、まずはD3診察からスタート。

毎回基礎体温表は必ず持参するのですが、提出を求められるのは今のところこのD3だけのようですね。

 

そして、採卵周期の次のD3診察では前回採れた卵について培養士からの説明を希望する場合、受付時の小さな問診票に手書き

「培養士からの説明を希望します」

と書くようです。

この内容のチェック欄があるわけではないので、手書きで書くしかないみたい。

説明は、培養の結果に関わらず希望できるようですね。

 

そして、D3だけ毎回測るらしい体重測定をした後採血へ。

男性の看護師さんの採血、天才ですね!?チクッともなんとも感じなかった。

こんなの初めて・・💟

女性の看護師さんでもノーストレスだけど、今回はさらにノーストレスだったなぁ。

 

寺元先生による内診と診察。前回の受精卵培養経過の説明もありました。

内診では先生が例によってD3時点での卵胞数を丁寧に数えてくれます。

今回もなんやら卵胞数が多そうだったなぁ。。

 

内診後小一時間待ち、診察室へ。

凍結できなかった受精卵についての説明があるだろうと、少々緊張して入室・・

入室しながら私が「お願います」と言い終わる前に「はいぽっ子さんね〜」とかぶせられる。

はえー😂

 

前回ダメだった受精卵の培養経過について、卵が成長していく様子等の写真を見ながら説明スタート。

結果的には、やはり全ての卵が胚盤胞まで育っていませんでした

主席・小卵胞ともに最初の受精〜分割は綺麗に進んだようですが、以降はじょじょに分割が不均等になり、「Compaction」と呼ばれる細胞が融合する段階まではいったものの、その後は成長せず剥がれていったというパターンが多かったようです。

(受精卵が胚盤胞に育つまでの詳しい過程についてはこちらの記事に書いています)

採卵当日の培養士による卵の状態や成熟度合いの説明内容。M1〜2、GV期卵子って何?

2017年11月8日

 

今回一つも胚盤胞まで育たなかったことは、重大な不妊原因なのかと先生に質問しましたが

 

このタイプの異常はよくあること。今の段階で心配はいらない

 

とのことでした。

 

ほっ・・・。(としていいのか?)

 

詳しい培養経過については、後ほど培養士さんからも説明がありました。

また、この日のホルモン値は全て基準値内でした。

 

AMH値と卵胞数の多さがアンバランス

この日見えた卵胞数は約30個

前回の20個よりさらに増えてる〜😰

私ってAMH2.5前後なんですけど、AMHの数値に対してかなり卵胞数が多い謎の状況なんですよね。

AMHがもっと高ければ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なんでしょうけど。ホルモン値を見てもそうではないんですよね。

普通D3で30個って数は、AMH値4〜5位の人に相当するのだそう。

 

私の卵はいったい何なんだ・・

卵の無駄遣いじゃないかー😢

 

先生曰く、こういうタイプも珍しくないようですが、

 

  • 卵の質が悪い場合が多い
  • 卵子回収率が悪い

 

といった傾向があるとのことです。

卵子の質が悪いという傾向は多嚢胞性卵巣症候群の方と変わらないので、もう多嚢胞性卵巣症候群と同じと思っといた方が良いのかな??

 

ちなみに、前回採卵時の卵子回収率は41%

確かに他の方に比べると回収率は低めのような感じがしますね。

どうか次採卵される卵子の中に、私の赤ちゃんがいますようにと願ってやみませぬ(><)

 

2周期目は低刺激周期に

また、今回は低刺激周期になるようです。

前回、LHホルモンが最後に急激に上がってしまっており、それは卵にとってあまり良いことではないとのこと。

↓前回のホルモン推移(オレンジがLH値)

なので、今回はこの上昇を抑えるため、薬が処方されるとのことです。

 

看護師さんよりセロフェンについての説明がありました

 

処置室で処方されたのは、セロフェンのハーフクォーター6.25mgの粉薬。分量は4日分となります。

(セロフェン=クロミッドです。製薬会社により呼び方が異なります)

 

さすが、基本自然周期のNAC。

クロミッドは1錠50mgですが、

(QLifeより引用)

 

ハーフ(1/2)クォーター(1/4)ということで

50mg÷2÷4のたったの6.25mg

これを生理6日目から9日まで4日間飲み、10日目の診察で様子を見るようです。

 

人生初のクロミッド。ドキドキです・・!

人工授精でのクロミッドは副作用と効果(妊娠率)を考え使用せず。自然周期で頑張ります

2017年9月8日

 

ちなみに夫がホルモン値改善のため処方され、今も継続して飲んでいるセロフェンは1錠を4つに割った1/4錠という分量でした。

今回はこの1/4より少ないハーフクォーターなので、粉薬になっているのかな?

 

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培養士から受精卵培養説明と顕微の際の精子基準について質問

培養士さんからの説明を希望していたので、最後に問診室にて女性の培養士さんから再度説明がありました。

寺元先生の説明に補足がされた感じだったかな。また、様々な写真を見せてくれたり、こちらの質問にも丁寧に答えてくれるのでとてもありがたかったです。

今回採れた卵子の中で、一番成長が進んだ卵子は主席の成熟卵だったようです。

この主席は、

受精分割
__
4細胞
__
8細胞
__
コンパクション
__
桑実胚

まで順調に成長し、アシステッドハッチングまでできたそうですが、その後成長が止まってしまい培養中止になったということでした。

胚盤胞まであと一歩のところ・・・と言いたいところですが、NACは胚盤胞になったとしても全て凍結するわけではないそうで、仮に胚盤胞までいったとしても卵の内側の壁に細胞がしっかりと増えていないと妊娠の可能性なしとされて凍結しない、ということでした。

その他いくつか私の疑問にも答えてくださいました。

①2周期連続採卵で卵子の質が下がることはないか?
→いつどこにいい卵子があるかわからないので、その周期にある卵を全て採りきるという考え方

②凍結出来ないことが繰り返されることは頻繁にあるのか?
→なんとも言えない。たくさん採れても一つも凍結出来ない人もいる。逆に1つだけ採れてその1つが凍結に至る人もいる。とにかくやってみないとわからない。

③採卵しても使える精子がないということはあるか?
→TESEになる方以外は、ほぼない。クルーガーテストの成績が悪くても、IMSI(超高倍率顕微授精)は行えるデータの人がほとんど。精子は精製処理後、拡大してしっかり見てから顕微授精を行なっているので心配ない。

とのことでした。

③は夫も書いていますが、NACの謎の部分だったので、なんとなくスッキリ。

NACの精液検査はわざと厳しくしてる?形質異常精子が多いはずなのに顕微授精が出来た「不思議」に思うこと

2017年11月12日

 

寺元先生から男性不妊を告げられると結構深刻に捉えてしまいますが、培養士からの説明を聞く限りそれほど深刻さはありませんでした。ライトな感じでしたね。

そのライトな口調こそが、”NACの検査が厳しいだけで厳密に言うと問題はない” の裏返しなのでは?と感じました。

なので、初診で男性不妊と診断されてもIMSIが行えるならそれほど心配する必要はなさそうだと私たちは思いました。

NACの精子検査結果で男性不妊発覚?正常形態率とFSH等のホルモン値が低すぎる件

2017年9月29日

 

所要時間とお会計

8:35
→受付

8:50
→採血

9:05
→内診

10:10
→寺元先生の診察(約3分)

10:40
→処置室

10:55
→培養士さんからの説明(約10分)

11:05
→会計

所要時間計
約2時間35分

この日は待ち時間が長く感じたんですが、大体いつも通りだったかな。

あの混雑の中2時間台で終わるのは、本当にありがたいですよね。

合計 11,847円

NAC日本橋通院合計:203,335円

次回はD10です。

初めての薬の効果はいかに!?

飲み忘れないように気をつけないと😊

NAC日本橋採卵2周期目D10診察結果。セロフェンの影響か卵胞数が少し増えてた

2017年11月25日
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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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2 件のコメント

  • ぽっ子さん、はじめまして。
    いつも詳細なレポートありがとうございます!

    10月末からNACに通っているのですが、
    数日先をいっているぽっ子さんのブログのおかげで、
    いつも心の準備ができて本当に感謝しています。

    採卵前はとにかく恐怖しかなかったのですが、
    ぽっ子さんにはすごく助けていただきました。

    私は42歳という年齢的な焦りもあり、
    人工受精をすっとばして、最終手段に踏み切ったのですけれど、
    顕微受精には乗り越えないといけない通過点がたくさんあるのですね。
    着床するかしないかの前にいくつもハードルがあったとは。

    私も1周期目で凍結することができず、かなり落ち込みました。
    でも切り替えて前を向かなくては!

    幸いうちもぽっ子さんご夫妻同様、
    夫婦仲は円満で夫が優しいので救われています。

    お互い、2周期目もがんばりましょう!
    そして来年こそ可愛いベイビーを迎えましょうね♡

    つらつらと長文失礼いたしました。
    今後もブログ、楽しみにしています!

    • yuさん

      初めまして!嬉しいコメントありがとうございます(◍•ᴗ•◍)
      NACでの治療スタート時期、ほとんど一緒ですね!私も心強いです。

      yuさんも1周期目凍結出来なかったんですね。。
      まさかあの採卵を2周期続けてするなんて最初は考えていないから、まず驚くし落ち込みますよね(><)でも落ち込み過ぎたら落ち込み過ぎたでストレスが次の卵子に悪いか・・とか医学的根拠もないことも考えちゃったりしてo(;△;)o

      でも次はきっといい卵がいると信じましょう!!1周期目は寺元先生の採卵がほとんどかなと見受けられますが、2周期目は違う先生になることが多そうですよね。その辺もドキドキ。。。どうにか乗り越えなければ。。

      夫婦仲の良さって不妊治療すればするほど救われますよね。不妊治療だけでも辛いのに、夫婦仲が悪くなっていってしまったんじゃ元も子もないですよね。と言いつつ、うちは喧嘩もよくしますがε-(´∀`; )

      2周期続けての採卵、身も心も疲弊しますが来年はママになることを想像して頑張りましょうねヽ(*^^*)ノ

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