夫がクロミッドを処方されるとは・・下垂体ホルモンFSHとLHが正常値より低いなんて・・

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どうも、先日NACの精子検査にて、運動率と直進性・速度は問題ないものの、形質異常精子が多すぎて「顕微一択」と ”男性不妊” の烙印を押された自分です。

どうやら俺の精巣は、ゾンビ精子で溢れているようです。

 

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下垂体ホルモン検査結果で異常発覚→再検査

(自分作)

↑こんな感じで、運動神経の良いゾンビ精子がウヨウヨいるイメージでまぁまぁショックですが、さらにショックなのが、ホルモン検査結果も悪かったこと。

以下の通り、下垂体ホルモン値にも異常が見つかったんですよね。

項目 基準値 結果 判定
LH 2.5〜5.0 2.2 ×
FSH 3.0〜6.0 1.5 ×
TES 400〜600 610

 

テストステロンは若干基準値をオーバーしていますが、まぁ許容の範囲内とのこと。LHとFSHは完全に基準値外でありました。

特にFSHは、基準下限値の半分ということで、かなり低いと言われてしまいました・・・

 

オーマイガッ!!

 

 

ただ、ホルモン値というものは日々変動するとのことで、とりあえず1週間以上あけて再検査することになり、今回再検査をしてきたんです。

そして再検査の結果はというと、

 

 

ほぼ変動なしの、異常値のままでした・・・

 

・・・

 

ホルモン再検査の結果

検査結果はこんな感じでした。

再検査の結果
項目 基準値 結果 判定
LH 2.5〜5.0 2.4 ×
FSH 3.0〜6.0 1.6 ×
TES 400〜600 498

 

テストステロンは基準値内に収まったのですが、相変わらずLHとFSHは低いままでした

 

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FSHをあげる為、クロミッドを飲むことに!!

この低位にとどまるFSH値を改善するため、

 

あっし、クロミッドを飲むことになりやした・・・

 

ついこの間、妻のクロミッド服用を止めてた自分が、まさか飲むことになろうとは・・・

人工授精でのクロミッドは副作用と効果(妊娠率)を考え使用せず。自然周期で頑張ります

2017年9月8日

 

この薬の成分は ”クエン酸クロミフェン” といって、

 

  • クロミッド
  • セロフェン
  • フェミロン
  • オリフェン

 

など、発売している製薬会社によって商品名が異なります。

 

効能

クロミッドは卵胞の発育の完了を示す女性ホルモンを脳に感じさせなくする薬。これによって、脳は卵胞を育てるFSHを止めずに出し続けるため、卵胞がより発育するというもの。

 

一回1錠ではなく、やはり極力投薬はしない主義のNACらしく、1回4分1錠という少量で飲んでいくことになります。

 

全てこんな感じで4分の1の大きさにカットされています。

 

すごい嫌ですが、これから毎日夕食後この4分の1錠を40日間飲んでいきたいと思います。

 

クロッミッド服用によるFSH改善によって精子形態は改善するか?

寺元先生からクロミッド(セロフェン)を処方される旨宣告された時、生意気ですが以下点について疑問があり、正直納得がいきませんでした。

 

  • FSH値と精子形質の関連性
  • 顕微授精への影響度
  • 基準値設定について

 

これらを詳しくいうと、

 

  • FSHが上がれば精子形質が改善されるのか?
  • だとすれば、服用期間40日+精子形成期間を考えると形質改善が見られるのはかなり先ではないか?
  • そうすると次周期(今月または来月)の顕微に使用する精子には影響ないのではないか?
  • そしてネットで調べると自分のFSH値は基準内との記述も散見されるが、これはどういうことか?

 

と。

ただ、大先生にいきなりど素人がガツガツ聞くのもちょっと違う気がするので、以下の通り端的に質問しました。

 

自分
「FSHが改善すれば精子の正常形態率は上がりますか?」

 

寺元先生
「それはわかりませんねんねぇ〜⤴︎」

 

自分
「・・・。では(これから行う直近の)顕微授精には良い影響はないということでしょうか?」

 

寺元先生
それもなんとも言えませんね。ただ異常値は是正するにこしたことないからねぇ〜⤴︎

 

自分
「顕微前の再検査の結果によっては ”ふりかけ” もあり得ますか?」

 

寺元先生
「検査はせんね。あなたの精子じゃ顕微以外ないけど、何か?」

 

 

__

__

__

 

 

バッサリ・・

 

 

はい。ウダウダ言わず飲みます。

 

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男性のLHやFSHといった下垂体ホルモンが低位とはどういうことか?

診察終了後、処置カウンターによばれ看護師から薬の確認(用量など)をされました。

そこで、看護師に

 

「男性でFSHが低いと具体的にどんな影響があるんでしょうか?」

 

と聞くと、

 

「造精機能が低いとFSHが下がり、造精機能が高いとFSHは上がります」

 

とのことでした。

つまり、精子を作る機能が低下しているってこと?

結局それ以上は質問せず、処置室をあとにしました。

 

診察時間と費用について

時間はこんな感じ。

15:30
→受付

15:40
→採血

16:25
→寺元先生の診察(約3分)

16:50
→処置室 看護師さんから薬の説明

17:10
→お会計

所要時間計
1時間40分

午後通院は2回目ですけど、2回とも待合にいる患者は10人に満たず随分空いている感じですね。

まぁ女性は午前指定のことが多いからかな。

お会計はというと、


合計 7,171円

 

NAC日本橋通院合計:26,391円

今回も保険適用でした。

 

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これからについて

まさかの自分に不妊の原因があることがわかったことで、ショックではあるけど、少しホッとしている部分もあります。

ただ、ホルモン値について現在調べているのですが、基準値がまちまちだったり、FSHの低さは造精機能に影響するのはわかるけど、どういう仕組みかとか、低い原因は何かといったものははっきりわかりません。

この点については、また調べてわかったらシェアしたいと思います。

またセロフェン(クロミッド)を飲んだ経過(体調の変化など)についても、わかり次第書いていきたいと思います。

クロミッドの効果や副作用を服用した感想から。テストステロンやLH・FSH値が改善してきた!

2017年12月18日
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約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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