BT4の症状と診察結果。低hCGでも妊娠可能性はある？

凍結胚盤胞の融解ダメージで移植代金保留という結果に…失敗ではないと信じたい

2018年3月3日

いよいよホルモン補充周期BT4診察です。

D18に6日目胚盤胞を移植しました。

移植が少し落ち込む経緯となってしまい帰宅後は ズーンと落ち込みましたが、翌日からは少し切り替えることができました。

大きな期待はもてない移植だったので、ある意味意識しすぎずリラックスして過ごせたかも。

• 薬を忘れない
• 自転車に乗らない
• （当たり前だけど）お酒を飲まない

これ以外はいたって普通に過ごしました。

そして、何より私を助けてくれたのは

🏝旅行の妄想🏝

ダメだったら前々から行きたかった場所に行けるかも！なんて切り替え始め、メルカリで旅行用品を検索したりしていました。

BT0〜BT3 身体の変化は胸の痛みだけ

前回のhCG0という結果もあるし、あまり記録しませんでした。

というか、ほとんど変化を意識せず過ごしました。

ただひとつだけ、前回と明らかに違うことが。

それは、

パイオツターイー・・

おっぱいがビンビンに張って痛いのです。時にビリビリといった痛みも。

おっぱいの外側（脇下あたり）を手で触っても痛いし、小走りするとまぁ痛い！

そう、それはまるで思春期のように！

最近は生理前でもここまで張ることはないので、目立った変化でした。

変化があるのは嬉しいと思いつつも、今期は初回と違ってホルモン補充しているしそのせいなのかな〜と感じていました。

NAC日本橋BT4ホルモン値評価の結果

「難しいだろうな・・」

という気持ちから、頭の中が完全に旅行に傾倒し緊張せずBT4診察へ。

採血後、寺元先生の1番診察室から呼ばれるのを待ちます。

移植した卵について寺元先生の意見をお聞きしたく、質問の仕方を考えながら待っていると割と早く呼ばれました。

ぽっ子さん（移植後）4日目ね・・、「2.0」はついてはおる。

・・・・（え！？今なんて！？）

驚いてプリントに目をやると、なんとhCGが2.0と低い数値ではあるものの出ているらしい・・！

・・・うそー！！

信じられない・・！！

続いて先生は移植した融解後の卵を見ながら、

ついてはおるけどこの数値は低め。卵の回復が遅かったからそれが原因ですねぇ。あまり綺麗な回復じゃない。次回どこまで伸びるかやね。次回30〜40まで伸びるかどうか。プラノバールは中止。妊娠しとっても出来る注射に切り替えますねぇ。ジェルとデュファストンは継続。

・・・はい・・

またhCGゼロを突きつけられるんだろうなと予測していたので、低い数値ではあるもののhCGが出ていることに驚いてしまい、考えていた

全ての質問が飛びました。

そして診察室を後にしました・・

待合のソファに戻ってから、どんどん心臓が高鳴るわたし。。

早速夫に報告のメールを連打。

夫も

「まじ！？すげー！！」

と驚いていました。

2.0

2.0

2.0

・
・
・
・

もちろん。

この数値はBT4の数値としてかなり低い方に入ると思いますし、そもそも融解時には問題のあった卵。

この後どうなっていくかは今の時点で何もわかりません。

決して妊娠を約束するものではない。

そのことは重々分かっています。

だけど微量でも自分の身体からhCGが出たことが、ただただ嬉しい・・・！

処置室でおケツに黄体補充注射

処置室で前回と同じく薬の残量確認と、黄体補充のための筋肉注射をしてもらいました。

まず、中容量のピルであるプラノバールは妊娠したら使えない薬なので中断になりました。

その他2つの薬は

• エストロジェル→2プッシュ
• デュファストン→1日3回

で継続。

次に、プラノバール の代わりに黄体ホルモンを補充する筋肉注射を処置室奥のベッドで打ってもらいました。

確か、「プロゲストン」という名前の注射だった気が。

→「プロゲテボー」でした（妖怪ウォッチに出てきそうな名前やな）。

場所はおケツ。

次回以降も打つので左右交互に打ってもらってくださいね、とのこと。

これ1本で次回診察までの間の黄体が補充されるってことなのかな。

↓BT4までのホルモン推移↓

▶︎ホルモン補充移植周期とは？E2増加でFSHを抑制し排卵させず着床を目指す仕組み…らしい

所要時間とお会計

10:20
→受付・採血

11:10
→寺元先生の診察

12:20
→処置室

13:10
→会計

所要時間計
→約2時間50分

合計　4,287円

NAC日本橋通院合計
・成功報酬1回目
（採卵凍結ならず）:191,508円
・成功報酬2回目移植①
（採卵・ポリープ手術・移植陰性まで）:499,883円
・成功報酬2回目移植②
（HR補充移植周期）：40,896円

※今回の移植代金は移植の経緯からBT7時点のhCGが20以上で請求されるそうです。

ほんの少しのhCGではありますが・・着床の可能性が「ゼロではないこと」がとても嬉しかった（＞＜）

2回連続hCGが検出されなかったら、やはりもっと不安になっているだろうなと思うんです。

今回少しでも出たことで、この後もしもダメになってしまっても、

「私にはまだ着床する可能性があるんだ」

という、ひとつの自信になってくれそうなので。。

たまごちゃん、頑張ってるのに形がイビツだなんて言ってごめんね。

考えられる今後のパターンは？

NACでもらうプリントには、

BT7 着床判定①・・

hCG20以上で正常着床の可能性あり
hCG40以上で80%が継続妊娠

と記載があります。

私の目標数値は先生の言う通り30以上というところでしょうか。

さて、hCGは伸びていくのか？

期待をする自分ももちろんいますが、冷静な自分がいるのも事実です。

考えられる今後のパターンは、

1. 今後失速し化学流産
2. 伸びた後流産
3. 伸びていき妊娠継続

この3つ。

ここまで来たみなさんが感じることだと思いますが、②になるのだったら①がいいな・・と考えてしまいます。

これは頑張ってる卵ちゃんを思うと冷徹な考えと思われるかもしれませんが、ここまで治療に多くのものを費やして来た私たちの素直な気持ちだと思う。

そしてこんな風に冷静に考えてしまうのは、これまでの経験から過剰な期待は後で自分を苦しめるかもしれないと分かっているからですかね・・

とにかく・・

過剰な期待をしすぎず、落ち着いてBT7まで過ごそうと思います。

もうすぐまた移植。結果を知るのが怖い、とてつもなく怖い。

でも。

そもそも結果は私がコントロール出来るものではない。

どんな結果であれ何も恐れることはない。

挑戦は誇りだ。

私たちはこの世界においてたった1人の、個性的でそれだけで価値のある人間なのだ！

— ぽころぐ@HR周期で春よ来い (@pocolog) 2018年2月28日

↑↑
ベストセラー「うまくいっている人の考え方」を読んだ後に呟いた内容でくさいですが、いまは自分で自分のツイートに支えられています・・！

BT7 hCG値の結果。不安で妊娠超初期症状を必死に探す悲しい性…

2018年3月12日

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妻

1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。

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