NAC日本橋での尿検査結果の見方や各項目について調べてみました。
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NAC日本橋の尿検査で分かること
NAC日本橋では、移植後BT27診察から尿の検査が追加されます。
調べる項目は
- ウロビリノーゲン
- ケトン体
- 糖定性
- たんぱく定性
- 潜血
- pH
- 比重
の7種類。
ひとつひとつ、どんなことが分かるのかみていきましょう!
ウロビリノーゲンとは
ビリルビンが腸で細菌によって分解されてできたウロビリノゲンが尿中に出現したもの。
正常値
(±)か 「正常」
異常値で考えられること
陽性なら肝炎、肝硬変、肝がんなど。陰性なら胆石など。
ケトン体とは
ケトン体とは・・・
通常私たちの体は糖をエネルギー源として利用している
____↓
しかし、つわりがひどくなり食事のできない状態が続くと体内の糖が全て消費されてしまう
____↓
糖がなくなると身体は脂肪を分解して糖を作り出そうとする
____↓
この脂肪の分解過程でできる代謝産物が有害物質のケトン体であるよって、尿中ケトン体が陽性になるということは、体内でエネルギー源である糖が足りない栄養障害に陥っていることを意味する。
※参照元 イクシルHP
正常値
陰性(−)
異常値で考えられること
嘔吐、下痢など胃腸の消化吸収のトラブルが起きている時、また糖尿病や甲状腺の病気の可能性も。
それ以外に熱がある時、妊娠時、ストレスが大きい時期、過剰なダイエットをしている時にも異常値が出る場合がある。
糖定性とは
尿に含まれるブドウ糖を調べる検査。血液中には常に一定のブドウ糖(血糖)が含まれているが、血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、糖が尿の中にももれ出てくる。
正常値
陰性(−)
異常値で考えられること
糖尿病。
まれに疲れている時やストレスを受けているときにも陽性になる場合がある。
たんぱく定性とは
たんぱくは身体に必要なものなので、健康な人では尿にはほとんど出てこない。
正常値
陰性(−)
異常値で考えられること
- 腎盂腎炎
- ネフローゼ症候群など
- 腎臓のトラブルや膀胱炎など
尿路のトラブル。発熱している時には異常値が出ることも。疲れている時やストレスを受けているときにも陽性になる場合がある。
潜血とは
尿に赤血球が混じっているか調べる検査
正常値
陰性(−)
異常値で考えられること
腎炎や腎結石など腎臓系の病気。また尿管や尿道の病気。
女性は生理の前後は陽性と出やすい。一時的な潜血は誰でも起こりやすい。一過性なら問題がない。
pHについて
健康な人の尿は弱酸性。
正常値
pH 6 前後
異常値で考えられること
尿が酸性(pH4.5)やアルカリ性(pH8)のどちらに偏っていてもよくない。
アルカリ性の場合は、尿路感染症や腎疾患などが疑われる。
酸性の場合は、糖尿病、呼吸性・代謝性のアシドーシス、発熱、アルコール中毒などが疑われる。また野菜不足の人の尿は酸性になる。
しかし食べたものの影響で一時的な異常はでやすいもの。
比重とは
尿には、体内で不要になったさまざまな成分(老廃物)が溶け込んでいるので、水より比重が高くなっている。
正常値
比重 1.010〜1.025
異常値で考えられること
正常値の範囲以外の数値が出ると腎臓機能にトラブルが疑われる。
ただ一時的なものは心配なし。水分を大量にとった後には低い数値が、嘔吐や下痢など脱水症状を起こしている場合には高い数値が出やすくなる。
まとめ
ひとつひとつ調べてみると、こういう検査だったのか!と納得できますね。
ただ何か異常値があった場合には病院の方からお話ししてくれるはずですので、何もない場合少しくらい基準値から出ていても過剰に心配することはないと思います。
妻
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