精液検査初体験の感想② 量や運動率がまさかの結果で驚きを隠せない・・・

 

前回の記事↓

精液検査初体験の感想① それは突然やって来た・・・

2016年9月4日

の続きを書きます。

 

注意!
この記事は精液検査のリアルな感想や数値を載せています。人によっては不快に感じることもあると思われますので、苦手な方はお控えください。

 

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精液検査結果を待つ間ゲートシティで昼食

精液提出後、ちょっと疲れたので妻と二人で外に出て、かなり遅い昼食を取りに行きました。

いやぁ〜、なんかクリニックを出ると一気に安堵感に包まれ、急にお腹が減ってきました。

はなおかIVFクリニックが入っている、ゲートシティ大崎の中には色々な飲食店が入っていて食べるのには困りません。

ゲートシティの中って、なんか海外っぽいんですよね。下の写真なんか、吹き抜けの感じがまさに海外。こんなゲートシティの感じを妻はかなり気に入っています↓

(出典:Flickr)

(出典:Flickr)

飲食店は、大戸屋、マクドナルド、スターバックス、ドトール、とんかつ和幸、中華料理店や居酒屋など、たくさんの店が入っています。銀行や郵便局、マッサージ店まであるので、正直このビルの中で大半のことは済んでしまいそうです。

この日は、朝から妻が弁当を作ってきていたので、外のテラスでピクニック気分でお昼を取りました。

それでは、検査結果です。

 

精液検査結果でた。。。

クリニックに戻るとそれほど待たずに呼ばれました。診察室に入り、理事長と再度対面。

もう心臓バクバクで、何言われるんだろうな〜と緊張。。隣の妻も心なしか不安そうな表情に。

検査結果を言い渡されるまで、ほんの一瞬でしたが、この時ばかりは、みのもんたに

 

ファイナルアンサー??

みのもんた、ファイナルアンサー、視線

と言われる回答者の気持ちがよく分かりました。。。

もう ”テレフォン” 使いたかったですもん。。

そして先生からの第一声、

 

理事長:「売るほどあるね」
(半笑い)

 

自分:「・・・・・・」

 

妻:「・・・・・・・・」

 

理事長:「これが検査結果」

 

と検査結果が記載されている書類を一枚渡されました。

その書類の中には以下の様な7項目が記されており、各項目の自分の検査結果の右隣にはWHOの基準値が併記されています。

自分の結果とWHOが設定している基準値が瞬時に比較できるんです。詳しい検査結果を載せると身バレするので、若干ボカして公表いたします。

 

第一項目:液量

読んで字のごとく、精液の量ですね。

WHO基準値は、1.5mL以上となっております。

自分の液量は、その倍くらいでした。

第二項目:精子濃度

読んで字のごとく、精子の濃度(密度)ですね。

WHOの基準値は、1,500万/mL以上となっております。先生には恥ずかしくて聞けませんでしたが、1mL内に1,500万匹がうごめいているものと勝手に解釈しています。

自分の精子濃度は、なんと

 

2億越え。。。

 

機械壊れてない、、ねぇねぇ壊れてない?

ちょっと我ながらヒキマシタ。。

 

第三項目:総精子数

読んで字のごとく、採取した精液内の精子の総数ですね。

WHOの基準値は、3,900万/全精液量以上となっております。

自分の総精子数は、なんと

 

6億弱、、、

 

・・・・・

 

BIGか!!


BIG、toto、宝くじ、マツコ

マツコもそりゃ苦笑いになるわい!

てゆーか、精液検査器メーカー大丈夫?大丈夫?他の人のと取り違えとかじゃないよね。信じていいのかな。。。

 

第四項目:運動率

読んで字のごとく、精子が元気に動いているかということですね。

WHOの基準値は、40%以上となっております。

この基準値って結構低いもんなんだなぁと感じました。

自分の結果はというと、

 

48%弱

 

精子数が多くてもこの運動率が悪いと元も子ないので、この結果には結構ホッとしました。

 

第五項目:前進運動率

読んで字のごとく、前進をする精子の割合のことだと理解しています。

WHOの基準値は、32%以上となっております。

こちらも卵子に向かってぐんぐん前進してくれる精子の割合なので、気になるところ。

自分の結果は、

 

46%

 

ふぅ〜。よかった。

 

第六項目:正常形態率

読んで字のごとく、正常な形態を持つ精子の割合がどれだけいるかという項目ですね。

WHOの基準値は、4%以上となっております。

自分の結果は、

 

23%

 

セーフ。。。よかった。

23%が正常であとは正常じゃないってことなのか?と思うと、結構精子達の世界も厳しいんだなと改めて思いました。

 

第七項目:白血球数

読んで字のごとく、白血球の数ですね。

ただ、こちらは項目として書類に記載されているものの、WHOの基準値自体は明記されていませんでした。

ただ自分の検査結果は記載されていて、結果はというと、

 

10/104mL

 

こちらについては基準値がなく、多いのか少ないのかよくわかりませんでした。

 

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WHO基準値一覧表

以下にWHOの基準値をまとめましたので、参考にしてください。

液量 1.5mL以上
精子濃度 1,500万/mL以上
総精子数 3,900万/全精液量以上
運動率 40%以上
前進運動率 32%以上
正常形態率 4%以上

 

検査結果を終えて感じたこと

基準値の記載が無かった白血球数を除き、WHO基準値を全項目で基準値を上回ったことで夫婦共々一安心。

特に男として、この数値はこれからの妊活の為の励みになる嬉しい結果でした。

ただ、各項目を大幅に上回っていただけに自分が多いのではなく、このWHOの基準値自体が結構低いのでは無いかとも気にはなりましたが。

自身の数値やWHOの基準値について、理事長に聞こうとも思いましたが、なんだか変な奴だと思われそうだったので我慢して聞くのをやめました。

とりあえず、検査結果に安心できたことが何よりでしたし、妻も内診で「子宮もキレイで問題ない」と言われたので本当に安堵しました。

しかし、安心したものの、

 

「じゃあ、なんで出来ないの?」

 

と辛い疑問が湧き上がってきたのも事実。

妻もその疑問は感じたでしょうが、まずは今日の良い結果に目を向けようと前向きに捉えたのか、その疑問については互いに口には出さず、明るい気持ちで帰路につきました。

 

自宅に帰る途中の信号待ちの際、自分の検査結果がよかったことに気を良くし、何度も妻に、

 

6億ってやばくない?

6億だよ?

6億ってすごくない?

 

と子供の様にはしゃいでしまっていました。

もう周りの人たちからしたら、完全に宝くじ当たったやつらだと見られていたでしょうね。

まさにアンジャッシュのコント状態でした。

https://youtu.be/p4i4VT4ikHM

 

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精液検査の費用はいくら位?

今回の精液検査のみ費用ですが、

精液検査料:6,150円(自費)

ちなみに、精液検査は保険ききませんでした。

妻の「初診料」「サプリ購入」も合わせると1万ちょっとかかりました。

支払いをカードでしようとしましたが、カードが使えるのは、2万円以上からとのことなので、気をつけましょう。

 

精液検査を行った感想

今回精液検査をして、結果がよかったので安心したというのが大きな収穫の一つでしたが、それ以上に自分も妻とともに不妊治療をしているんだ、という自覚がよりはっきりと認識することができたことが何よりの収穫でした。

まず、お互いの体の状態を知ることで、ひとつづつ不安を取り除き、ゴールに向かって思いっきり走れるんだなぁと感じましたね。

今回の検査で、できるだけ妻の通院に付き添い、不妊治療を行っていこうという気持ちが一層湧き上がってきました。引き続き、頑張っていきます!

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約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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