以前この記事で書いた友人が今日初めての移植とのこと。順調に進むことを心から祈る。
これ書いたの2017年か。
もっと早くAMHを知れる仕組みだったり、検査キット等があれば良いのに。〜AMH値を不妊治療で知るのは遅すぎる。もっと早くに周知される機会を作るべき〜#AMHhttps://t.co/WtioCcQ1X6
— ぽころぐ/不妊治療を身近な選択肢に (@pocoloooog) June 27, 2019
AMH検査キットについて妻が6月に呟いていたら、翌7月10日に同様のキットが発売されるというなんともタイムリーな体験をしたぽころぐです。
その検査キットの名は、
F check(エフチェック)
このキットは、卵巣に残っている卵子の数が何歳相当であるかを表す「卵巣年齢」を自宅で簡単に測定できる日本初の検査キットで、発売したのは不妊治療口コミ&ランキング「不妊治療net」を運営する 株式会社F Treatment(エフトリートメント)
ということで、この「F check」を購入して採血したのでその様子をシェアします(ステマではありません)
記事に少量ですが出血の様子が出てきます。苦手な方はお控えください。
また本記事には検査結果は載っていません。あくまで採血の様子です。
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F checkって何?価格や購入方法について
エフチェックは、卵子の周りの細胞から出る「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」の値を測定し、卵巣年齢を算出する検査キット、とのこと。
AMHって何?って方は以下図を参考にしてください。
検査の流れとしてはこんな感じ。
キットは同社のサイトで販売し、購入者は指先に針を刺して0.1ミリリットルの血液を採って郵送する。届いた血液は米疾病対策センター(CDC)の承認を受けている検査センターで分析し、結果は約10日間後にパソコンやスマートフォンで確認できる。検査結果のほか、19種類の設問に回答すれば不妊の兆候を把握できる自己診断ツールも用意している。
※引用: 日経新聞
↓
1週間ほどで届く
↓
キットで0.1ml採血する
↓
検体は同封の返送封筒でポストに投函
↓
10日ほどで結果がネットで確認できる
わざわざ医療機関に足を運ぶ必要はありません。購入と検査結果確認はネット上で完結します。
値段は、
21,578円(税送料込み)
なかなかしますね。。
クリニックでのAMH検査は大体5千円〜1万円位ですし、お手頃な価格で販売されている精液検査キットに目が慣れていると、(機能や価値といったものを考慮せず)反射的に「高いなぁ」と感じたのが素直な感想。
ちなみにアメリカでも同様のキットがすでに発売されていて、価格は同じく2万円くらいとのこと。twitterで考犬さん(@Penseurdel)が教えてくれました↓
米国ではMordern FertilityというAMH始め各種ホルモン値が自宅もしくは周辺のラボで検査出来るキットが159$で販売されてるようです。米国だと病院に行くと検査コストが$1000とからしく、seem同様手軽に出来る1つの選択肢として日本でも展開されていくといいですね。https://t.co/eoS2CAPbU8
— 考犬@お休み周期(タイミングは取る) (@Penseurdel) June 28, 2019
アメリカはクリニックでの検査がそもそも高いということで、こういったキットへの需要はより高そうですね。
購入してみた
早速エフチェックの公式サイトから購入してみました。
5ステップほどで買えるので特段難しいことはありません。
購入手続きが完了するとメールが来ます。
到着まで1週間ほど待ちます。
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エフチェック届いた
予定通り1週間ほどで到着。
卵巣年齢(AMH)チェックキット、Fチェック届いた。 pic.twitter.com/uzh7gMIUn2
— ぽころぐ/不妊治療を身近な選択肢に (@pocoloooog) July 30, 2019
こんな包装で届きました。
小さくて軽くかなりコンパクトです。
早速開けてみる。中身はこんな感じ
開けると、「本体」と「検査のための採血のポイント」の図解説明が目に飛び込んできます。
キット本体。
ちなみにパッケージとキット本体にこんな記載があります。
開発元 | (株)リージャー |
---|---|
提供元 | (株)F Treatment |
製造販売 | 富士フイルム(株) |
本体以外に、説明書、検査申込書、返送用封筒が同梱されています。
説明書裏面には採血の流れが書いてあります。図解で親切に説明されていますが人によっては「手順が多そう」と難しく感じる人がいるかもしれません。
基本、説明書はほぼ読まずにやっちゃう派ですが、高額商品であり更に「ボトルの中の溶液をこぼさないように」との注意書きもあることから、今回はしっかりと熟読の上 採血にのぞみました(当たり前)。
表には返送の仕方や、Q&Aも載っています。
それでは、採血のお時間です。
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採血開始!
まず本体を開けます。青いシールの横にあるタブみたいになところを掴んで広げると簡単に開きます。
蓋も使うので片方だけ外して、以下のように開いておきます。後ほど右側の蓋にある井戸みたいなやつを利用します。
ボトルをどかすとその下に消毒布と絆創膏が入っています。
なお、各器具の役割と使用順は以下の通り。
消毒布と絆創膏は後ほど使うのですぐに取り出せるよう、事前に開けておきます。
銀色の袋を破り、中の溶液入りボトルを取り出します。
検査薬と思われる特殊な溶液が入っています。これをこぼすと大変です。
さっきの井戸みたいなところへカポッとはめ込みます。これで蓋を開けても安心です。
次にランセットなる器具を取り出します。
くるくると先端を回すとキャップが外れます。
ここの穴から飛び出してきた針が指に刺さるとのこと。ワンショット限りです。なおこのランセットは予備が一つあります。
必要な血液量を確保できるよう、指をこすってマッサージし血流をよくしておきます。そして先ほどのポケットティッシュで拭いて的を軽く消毒します。
突きつけます。妻めっちゃビビってます。
覚悟が決まったところで、一気に刺します。
カチッという音とともに針が刺さり、血が出ます。痛みは少々チクっとする程度とのこと。
付属の先端がスポンジになっている吸引器で血液を吸い取ります。
先端の白いスポンジが真紅に染まるまで何度も押し当てます。結果的にこの作業が地味に一番大変でした。
一人で採血を行う場合、右手で血液を絞り出すためこの吸引器を持てません。絞ったり、吸い取ったりと右手がご多忙です。なので採血をする場合は、
- 二人で協力してやる(一人だと煩雑)
- 先にしっかり絞り出して十分な血液を出しておく
がポイントです。
おすすめは二人でやった方がいいです。それほど焦る必要はないですが、血は凝固するものなのでできるだけ素早く必要量を確保(染み込ませる)する必要があります。
一人で絞ったり吸ったりとカチャカチャやると、(なかなかないでしょうけど)ボトルを倒すリスクもなきにしもあらずなので2人でやるのが安心だと思います。
これくらい取れたら良いみたいです。
この吸引器を先ほどのボトルに挿入します。
そして上から下に押し込みます。
完全に押し込むと先端のスポンジがボトルの底にポロリと落ちます。
こんな感じで先端が分離します。
泡だてない程度に振れとのことで振ります(加減が難しい…)
こんな感じでスポンジ中の血液と溶液が混ざり合えばOKのようです。
次にシリンダーをボトルに挿入します。
こちらも下に押し込みます。
グイグイグイ
完全に押し込むとマジックのように「血」が消えます!その代わりに濾された上澄み液のような液体がシリンダーの黒い部分を通り抜けて上部にプクンと出てきます。
下からのぞくと分離した赤い成分?が底にへばりついています。
最後に密閉キャップを差し込んでしっかりと締めます。
これで完了!
あとは書類に記入して、返送用封筒に入れてポストに入れるだけ。なおこれらのキットは医療器具につき一般廃棄ができないとのこと。全て返送せよとの指示が書かれているので、全部返送用封筒にいれて送り返しました。
左上の封筒にキットと右の書類を入れて投函するだけ。
注意点としては、採血後24時間以内に投函しなければいけないとのことなので要注意です!
あとは検査結果が出るのを待つのみ。
ただ検査結果がどういうものなのかイマイチよくわかっていません。推定の卵巣年齢を提示されるだけなのか?細かい数値結果が示されるのか?
いずれにしても結果についてはまた書きます。※検査結果記事書きました↓
→エフチェックの公式サイトはこちら夫
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