【はなおかIVF】費用や待ち時間まとめ。年の瀬に考える不妊治療の未来。

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あっと言う間に年の瀬ですね。

まさか今年一年も妊活をしているとは、去年の今頃は1ミリも考えていませんでした。

大崎、はなおかクリニック、夕焼け、ビル、都会、空、雲、不安、孤独

今年の8月から通い始めた、はなおかIVFクリニック。

8月からも月日はあっという間だったなぁ。

今年はなおかIVFで不妊治療にかかった費用を総括してみたいと思います。

 

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2016年不妊治療費まとめ

クリニックで購入した任意のサプリ・漢方代金は含まず掲載します。

通院①

初診料・検査
2,440円

精液検査
6,150円

通院②

診察・検査料(血液検査)
17,490円

通院③

診察・薬・検査料(卵管造影)
18,452円

通院④

診察・検査料(タイミング法卵胞チェック)
2,310円

通院⑤

診察・検査料(黄体ホルモン検査)
1,760円

通院⑥

診察・検査・投薬料(卵胞チェック)
2,680円

通院⑦

診察・検査料(AIHのための血液検査)
妻 23,320円
夫 9,930円

通院⑧

診察・検査料(AIH1周期目のための卵胞チェック❶)
3,990円

主人の血液検査の結果
750円

通院⑨

診察・検査料(AIH1周期目のための卵胞チェック❷
3,300円

通院⑩

(AIH予定→精子成績が悪くキャンセルに)

診察・検査・薬(ブセレキュア)代
13,130円

通院⑪

診察・検査(AIH2周期目のために卵胞チェック)
3,990円

その後、大げんかによりAIHキャンセル

通院⑫

検査・投薬料(漢方処方)
420円


通院⑬

診察・検査(AIH3周期目のために卵胞チェック)
3,990円

通院⑭

診察・薬・処置・検査料(AIH)
28,600円

合計:142,702円

通い始めるとまずチェックするであろう不妊の初期検査ですが、私たちは紹介状があったため生理中のホルモンとフーナーテストを検査していません。

なので正確な金額はわかりませんが、私達のように2周期くらいのタイミング周期をかけて検査をし、私たちが行っていない生理中のホルモンとフーナーテストを足すと不妊初期検査額合計は大体7万円前後になるのかな?と思います。

そのあとステップアップすると、AIHのための血液検査も保険が効かないのでなかなか高額ですね。

↓こちらにこれまでの不妊治療の経緯や費用などをまとめています。

不妊治療のこれまでの経緯や費用一覧まとめ

合計約14万か〜。

これを安いと見るか、高いとみるか。

いざ不妊治療に足を踏み入れると、「まだまだ序の口だな」って思うけど、まさか自分が不妊治療を受けると思っていなかった時代には14万でも超高額だと思ったと思う。

足を踏み入れると、金銭感覚が麻痺してくる部分も既にあります。

それにしても今思うと、一体どこから出てきたんだろうこのお金(笑)

私たちははなおかIVFに通うに当たって、「まず30万」なんて感じで使うお金を用意して通い始めたわけではありません。

毎度毎度懲りずに「もうすぐ妊娠するはず」と、どこかでは期待していて。

でもこの先AIH3回くらいまでで結果がでないと、本格的にお金の計算しないとその先は難しいよな〜。

 

診察までの待ち時間

椅子、病院

はなおかでの待ち時間を正確にメモしていたわけではないんですが、待ち時間の平均は2時間くらいかと思います。

早い時で1時間、遅い時で最大3時間半くらい待ちました。

フルタイムで働いていらっしゃる方、また第一子がいらっしゃる方などは本当に大変だと思います。

でも先生たちも本当に忙しそうだし、現状ではしょうがないことだと分かっているんですけどね。

(主人が不妊治療の待ち時間について、自分なりの見解を書いています。)

 

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高額な不妊治療費や待ち時間に思うこと

今年初めて不妊治療専門病院にデビューして思ったこと。

それは、毎回とてもたくさんの方が並んでいて、不妊に悩む方ってこんなにたくさんいるんだってこと。

いろんな方のブログを見ていても、どこの不妊治療院も必ずといっていいほど混み合っている印象をうける。

この現状はもう、日本がまっさきに取り組むべき課題だといってもいいと思う。

これからの時代、年配の方がどんどん増えて、若者が少なくなっていく。

女性も社会進出を」と言われて育ち、20代は働き遊び、婚期と子作りが必然的に遅れていく。

30過ぎて「さあ、そろそろ子供を」と思ったときには授かりにくくなっていることに気づく。

そしていざ不妊治療に通ってみると、長い待ち時間や高額な医療費を目の当たりにし愕然とする。

 

でも子どもが欲しいからやるよ。

どうあがいたって過去には戻れない。

 

でもさ、もう少し国からのサポートがあってもいいじゃないかな〜とも思う。

(不妊治療に限らず)子どもが増えないとこの国の未来が明るいとは言えないと私は思うんだ。

 

いやいや、早く気がつかなかった、早く子作りしなかった自分たちの責任でしょ?

すでに特定不妊治療には私たちの血税をあげているじゃないか!

 

私の姉なら言いそうな意見だ。

不妊治療への家族の理解。姉はステップアップに否定的なのかもしれない。

2016年9月15日

 

だったらもっと教育を変えたほうがいいと思う。

自分のような気持ちを味わう人が、この先増えて欲しくない。

例えば、かわいい姪っ子たちにこんな辛い思いをさせたくない。不妊治療受診者を増やさないためには、教育を変えるべきだ。

 

おおよそ30代に入ると女性の機能としてどうしても授かりにくくなります。20代仕事に集中してキャリアを築くのもありだし、早く子どもを産む人生も素敵だし、選ぶのは自分自身。

 

と子供達に教えて欲しい(本当は20代でも、仕事も子どもも努力すれば両立出来る社会になって欲しいけどね)。

そして、

 

女性の身体には個体差はあれど年齢的なリミットがあります。卵子は年齢と共に力が衰えていきます。すぐに子どもを望まなくても定期的に検査をすることはとても大切なことです。

 

って。

卵子は年齢とともに衰えていくなんて、不妊治療にかかるまで漠然としか知らなかったもんな。

卵子の数は決まってるとか老化するとか知らなかった。男も最低限妊活の勉強すべき

2016年10月11日

 

人のせいにするわけじゃない。

私は私の人生を気に入ってるし、すべてが繋がっていて、子どもがいなくても今、主人との幸せな生活がある。

 

でも今まさに不妊治療に通うものとして考えることは、不妊治療に関して国としてもう少しスポットを当てるか、教育を少しずつ変えていって社会の意識を変えるかが必要になってくるんじゃないかなって。

そう、これからの時代の女の子たちには、様々な選択肢と共にそれらに伴うリスクも教えてあげて欲しい。

それが本当の意味で女性が活躍する社会に繋がるんじゃないのかな。

未熟な意見かもしれないが私は今そう思うのだ。

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2017年3月3日
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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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