夫よ優しさを履き違えるな。不妊治療は一緒に乗り越える言葉が必要なのだ

昨日はお休みだったので、家事をしながら一日中ステップアップについて考えていました。

ステップアップ・・・

優柔不断な私はまだ迷っています。

「自然でも妊娠出来るかもしれない」という微妙な立ち位置が、もう何周期かタイミングを取れば出来るかも・・・なんて淡い期待を抱かせてるのかもしれません。

次回人工授精に進むとすると、近日夫婦で血液検査を受けなければなりません。

夫婦の感染症と、妻の抗精子抗体を調べる血液検査のようです。

きっとこの検査も安くはないよな〜なんて、ステップアップするかどうかと迷いながら考えていたので、一応クリニックに問い合わせてみると、夫婦で3〜4万円とのこと。

わお。思ったよりかかるのね。。

そして確か、人工授精本体の金額が3万円くらい。

また迷ってきてしまいました。。。

いや、お金がかかるからやりたくない、というのではないんです。いつかは、全財産注ぎ込んでも主人との子どもが欲しいと、思っています。

ただ、なんか今はストレスでガチガチになってる気がする。

自然妊娠は厳しいと突き付けられる現実から、間髪いれずに約６万円注ぎ込んでステップアップするという急な流れ。

（自分が選ぶんだけどね）

なんか・・・このまま進んでも今の身体では妊娠する気がしない。。

身体がストレスでガチガチや。。。

昨日はトイレで赤い彼女を見た瞬間から「よし！人工授精に進もう！」なんてぼんやり考えていたんですが。

やっぱり怖い。怖いよ。

そんな気持ちを、昼間ラインで主人に吐露しました。

パフォーマンスでもいいから一緒に悩んで欲しい

出た。

「ぽっ子のしたいようにしな」

は？

薄々気付いてはいたんですが、男性諸君って

「妻に任せる」

これを優しさと思っているふしありません？

不妊治療をしている妻から言わせると、それ

全然優しくありません。

「妻の好きなように進ませる。僕は見守るよ。」

これって一見、優しくて人間が大きいように見えますが

今、私たちが求めているのはそういうんじゃないです。

男性脳と女性脳が違うことは、経験から十分分かってきた。

上記のようなセリフが、恐らく彼なりに妻のために考えて（配慮して）発しているんだろうとは分かっている。

でもね、今欲しいのは

不妊治療に一緒に立ち向かっていることが、見える言葉・行動

なんだわ（ ;  ; ）

例え演技でもいいから、同じ目線で一緒に悩んで欲しい

だから、（男性側から特別意見がない場合）かけて欲しい言葉としたら

・そっか、そうだね、悩んじゃうね

・一緒に考えよう

・今夜話し合おうよ

こんな言葉たちだと思うんです。

こんな言葉たちだけでも、妻は本当に安心します。一人じゃない、旦那と不妊治療を受けているんだ、と。

世の旦那様方、こんな言葉たちをかけて、妻の話しを「うんうん」と聞いてあげてください。

その上で、旦那さんが思う正直な気持ちを優しく伝えてください。

一意見ですが、不妊治療中の旦那さん、参考にしていただけたら幸いです。

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妻

1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。

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