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2018年9月に高度不妊治療を経て妊娠/出産に至った方々を対象と想定して、治療時の内容等についてアンケートを実施しました。

本記事ではそのアンケート結果をまとめています

今回、多くの設問があったにも関わらず413名もの方が回答してくれました。まずは回答くださった皆さまに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

本記事では結果を列挙するにまずはとどまっておりますが、引き続き各項目の回答を掛け合わせ、別視点からの分析等も追記で更新、もしくは別記事にて発信していこうと考えています。

本記事が、治療中/治療をこれから考えていらっしゃる皆さまの参考になればと思います。

高度不妊治療(高度生殖医療)とは、体外受精(ふりかけ式/顕微授精)を指します。

不妊治療の概要

※スマホだとグラフの挙動が煩わしい部分もあり(改善できず・・)、PCで読まれるとさらに読みやすいと思います。

情報の有効性

本アンケートは2018年9月6日〜28日(当初の17日〆切から延長)の23日間において、高度不妊治療を経て妊娠/出産された方を対象にGoogleformで作成したアンケートをツイッター(@pocolooog)とブログにて発信し実施しました。回答に際しメアド登録などの承認プロセスは設けず、誰でも気軽に回答できるものにしていました。従って回答の有効性については必ずしも担保するものではないことを予めご了承願います。

と言いつつ、肌感覚としては「生の声」が大いに反映されていて実態に即した結果であると確信しております。

かなり長い記事となっております。

目次」からお目当の項目をタップすれば一気にジャンプできます

補足

全てのグラフでズームした(ビヨ〜ンと伸びた)場合は、グラフ右上に青い丸ボタン(ー)が現れますのでそれを押すと元に戻ります。

また波線のあるグラフは波線部に指を置くと正確にバーが表示されます

 

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1.高度不妊治療を行なった総期間(お休み含む)

半年刻みで「半年から10年まで」「10年以上」と質問を設けてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

※見方:例えば「半年以内」というのは「4ヶ月以上〜半年以内」を指します。

 

  1. 半年以内  / 90人(22%)
  2. 1年以内   / 87人(21%)
  3. 1年半以内/ 54人(13%)
  4. 3ヶ月以内/ 53人(13%)
  5. 2年以内   / 37人(9%)
  6. 2年半以内/ 26人(6%)
  7. 3年以内   / 22人(5%)

 

割合をみると

不妊治療治療期間一覧

 

  • 〜半年以内で約35%
  • 〜1年以内で約56%
  • 〜2年以内で約78%
  • 〜3年以内で約90%

 

となっています。
(上記「〜半年以内」とは3ヶ月以内+半年以内を足し上げたもの)

年齢などの他要因にもよるのでしょうが、この結果を見ると高度不妊治療で出産された方の大半が1〜3年間の治療期間のようです。

 

2.高度不妊治療にかけた総費用

高度不妊治療にかかった総費用についてお聞きました。

413名の回答結果は以下の通り。

※見方:例えば「40万以内」というのは「30万1円以上〜40万円以内」を指します。

 

  1. 150万以内/ 93人(23%)
  2. 100万以内/ 67人(16%)
  3. 200万以内/ 43人(10%)
  4. 80万以内  / 32人(8%)
  5. 250万以内/ 28人(7%)

 

割合をみると、

不妊治療費用一覧

 

  • 〜100万以内で約48%
  • 〜150万以内で約70%
  • 〜200万以内で約81%
  • 〜300万以内で約93%

 

となっています。
(〜100万以内とは30万100万まで足し上げたもの)

この結果を見ると、約8割の方が200万円前後のようですね。

NAC日本橋での不妊治療費用まとめ。成功報酬制度での採卵移植料金など

2018年4月30日

 

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3.現在の妊娠〜出産に至ったクリニックでの全採卵回数

1〜10回、11回以上の回答を設けてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

「1回」が突出して多い結果になりました。

  1. 1回/ 236人(57%)
  2. 2回/ 91人(22%)
  3. 3回/ 49人(12%)
  4. 4回/ 14人(3.4%)
  5. 5回/ 8人(2%)

 

割合を見ると

採卵回数 回答数
1回 236人(57%) 327人79%
2回 91人(22%)
3回 49人(12%)
4回 14人(3%)
5回 8人(2%)
6回 2人(1%)
7回 1人(0.2%)
8回 1人(0.2%)
9回 4人(1%)
10回 0人
11回以上 3人(1%)
413人

となっています。

採卵回数は「2回」までが全体の約8割を占める結果となりました。

 

4.現在の妊娠〜出産に至った採卵時のAMH値

AMHとは、抗ミュラー管ホルモン(Anti-Mullerian Hormone)と呼ばれるもので、簡単に言うと、卵子の数がどれだけ残っているかを推測することができるホルモンのことです。

AMH

AMH値を不妊治療で知るのは遅すぎる。もっと早くに周知される機会を作るべき

2017年11月19日

 

前問の採卵時年齢のAMH値についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

※見方:例えば「0.3以下」というのは「0.2以上〜0.3個以内」を指します。

 

  1. 不明・未回答/ 156人(38%)
  2. 1.5以下       / 24人(6%)
  3. 2.5・6以下  / 各23人(6%)
  4. 3.5以下       / 22人(5%)
  5. 1以下          / 21人(5%)

 

不明や未回答が多い結果となっています。

これは、

 

  • 単純に忘れた
  • その値を教えてもらってない
  • そもそもAMHって何?

 

ということなのかもしれません。

クリニックによってはAMHの検査がないところもあるでしょうから。

 

この不明/未回答156人を除いた257名の割合を見ると、

数値 回答数
0.1以下 4人(1%) 33人
(13%)
0.3以下 4人(1%)
0.5以下 4人(1%)
1以下 21人(5%)
1.5以下 24人(6%) 41人
(16%)
2以下 17人(4%)
2.5以下 23人(6%) 42人
(16%)
3以下 19人(5%)
3.5以下 22人(5%) 36人
(14%)
4以下 14人(3%)
4.5以下 15人(4%) 29人
(11%)
5以下 14人(3%)
6以下 23人(6%)
7以下 10人(2%)
8以下 10人(2%)
9以下 13人(3%)
10以上 20人(5%)
257人

となっています。

1単位ごとで区切ると、1〜3が多いようです。

解析

体外受精を経て妊娠出産に至った方の採卵時年齢とAMH値の結果まとめ【閲覧制限記事】

2018年12月2日

 

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5.現在の妊娠〜出産に至ったクリニックでの全採卵個数

1個刻みで1〜10個、5個刻みで15〜40個、10個刻みで50〜100個、100個以上の回答を設けてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

※見方:例えば「15個以内」というのは「11個以上〜15個以内」を指します。

 

  1. 11〜15個/ 78人(19%)
  2. 16〜20個/ 63人(15%)
  3. 21〜25個/ 28人(7%)
  4. 4個         / 25人(6%)
  5. 6個         / 24人(6%)

 

割合をみると、

不妊治療採卵個数一覧

 

  • 〜5個以内で約22%
  • 〜10個以内で約46%
  • 〜15個以内で約65%
  • 〜20個以内で約80%

 

となっています。

 

6.現在の妊娠〜出産に至った採卵時年齢

妊娠〜出産につながった採卵時の年齢をお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 32歳/ 44人(11%)
  2. 35歳/ 41人(10%)
  3. 34歳/ 39人(9%)
  4. 31歳/ 38人(9%)
  5. 29歳/ 35人(8%)

 

割合を見ると、

20歳 〜 22歳 0人 85人
21%
23歳 2人(0.5%)
24歳 2人(0.5%)
25歳 2人(0.5%)
26歳 8人(1.9%)
27歳 9人(2.2%)
28歳 27人(6.5%)
29歳 35人(8.5%)
30歳 28人(6.8%) 298人
72%
31歳 38人(9.2%)
32歳 44人(10.7%)
33歳 30人(7.3%)
34歳 39人(9.4%)
35歳 41人(9.9%)
36歳 29人(7%)
37歳 17人(4.1%)
38歳 15人(3.6%)
39歳 17人(4.1%)
40歳 10人(2.4%) 24人
6%
41歳 7人(1.7%)
42歳 6人(1.5%)
43歳 1人(0.2%)
44歳 〜 49歳 0人
50歳以上 0人
未回答 6人(1.5%)
413人

 

  • 20歳代は約21%
  • 30歳代は約72%
  • 40歳代は約6%

 

となっています。

 

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7.現在の妊娠〜出産に至った採卵時の誘発方法

誘発方法についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. アンタゴニスト   / 150人(36%)
  2. クロミフェン      / 61人(15%)
  3. クロミフェン+hMG/ 60人(15%)
  4. ショート法         / 56人(14%)
  5. ロング法            / 44人(11%)
  6. 完全自然            / 22人(5%)
  7. その他               / 9人(2%)

結果は圧倒的に「アンタゴニスト法」が多いですね。

 

割合をみると

アンタゴニスト法 150人(36%)
クロミフェン 61人(15%)
クロミフェン+hMG 60人(15%)
ショート法 56人(14%)
ロング法 44(11%)
完全自然 22(5%)
その他 9(2%)
未回答 11(3%)
413

となっています。

完全自然の割合はわずか5%ほど。つまり95%の方が(低〜高と段階はあれど)刺激を選んでいると言えます。

解析

体外受精を経て妊娠出産に至った方の採卵時年齢と誘発方法の結果まとめ【閲覧制限記事】

2018年12月2日

自然周期採卵とホルモン刺激の違い。どっちが良いかより夫婦で考える過程が大事

2017年10月8日

 

8.現在の貯卵(凍結胚)数

妊娠〜出産された方はどれくらい貯卵(凍結胚)が残っているのかお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 無し   / 99人(24%)
  2. 1個        / 79人(19%)
  3. 5個〜9個/ 66人(16%)
  4. 2個        / 58人(14%)
  5. 3個        / 43人(10%)

「無し」が一番多い結果となりました。

 

割合をみると、

無し 99人(24%)
1個 79人(19%)
2個 58人(14%)
3個 43人(10%)
4個 39人(9%)
5個 66人(16%)
10個以上 25人(6%)
未回答 4人(1%)
 413人

となっています。

「無し」が一番多いですが、76%(310人)の方は1個以上の貯卵があるようです。

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9.現在の妊娠〜出産に至った受精方法

受精方法についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 顕微授精   / 182人(44%)
  2. ふりかけ   / 146人(35%)
  3. スプリット/ 79人(19%)

ふりかけ式よりも、顕微授精の方が多い結果となりました。

 

割合をみると、

ふりかけ式 146人(35%)
顕微授精 182人(44%)
スプリット 79人19%
未回答 6人(1%)
413人

ふりかけと顕微授精を同時に行う「スプリット」も2割近くになっていますね。

 

10.現在の妊娠〜出産に至ったクリニックでの全移植回数

妊娠に至ったクリニックでの全移植回数についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 1回/ 182人(44%)
  2. 2回/ 99人(24%)
  3. 3回/ 56人(14%)
  4. 4回/ 32人(8%)
  5. 5回/ 14人(3%)

半分以上の方が2回まで(68%=44%+24%)という結果に。

 

割合をみると、

1回  182人(44%) 369人
90%

2回  99人(24%)
3回  56人(14%)
4回  32人(8%)
5回  14人(3.4%)
6回  12人(2.9%)
7回  5人(1.2%)
8回  2人(0.5%)
9回  1人(0.2%)
10回  1人(0.2%)
11回以上  3人(0.7%)
未回答  6人(1.5%)
 413人

4回までで全体の約9割を占める結果となりました。

 

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11.現在の妊娠〜出産に至った胚移植の種類

胚移植の種類についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 凍結胚移植/ 332人80%
  2. 新鮮胚移植/ 76人(18%)
  3. 未回答/ 5人(1%)

圧倒的に凍結胚移植が多いですね。

採卵時の成熟度合や凍結日別の妊娠生産率について。受精〜良好胚盤胞率も

2017年11月11日

 

12.現在の妊娠〜出産に至った移植方法

移植方法についてお聞きしました。

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

ホルモン補充 287回答
シート法 57回答
二段階移植 23回答
エンブリオグルー 18回答
スクラッチング法 17回答
G-CFS法 5回答
二個戻し 3回答
ZIFT法 1回答
無し 53回答
未回答 43回答
507回答/413人

複数の手段を合わせることもあるので、組み合わせ回答(シート法+エンブリオグルー等)が多くありました。

上記結果はそれらを分解して並べたものになります。

また「無し」を選ばれた方は「自然」周期移植だと捉えてカウントしています。

ホルモン補充移植周期とは?E2増加でFSHを抑制し排卵させず着床を目指す仕組み…らしい

2018年2月16日

 

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13.現在の妊娠〜出産に至った胚のグレード

凍結 or 移植した際の胚のグレードについてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

※見方:「初期」は初期胚盤胞、「初期胚」は胚盤胞前の初期胚(桑実胚含む)を指します。

 

受精卵/胚グレード

段階としては胚盤胞が99人(約21%)と最多で(「不明」除く)

グレードはAAが多い傾向となりました(「不明」除く)

注意!
上記グレードはクリニックによって表記が違ったり基準が異なる場合があります。完全なる正確性よりもあくまで傾向を掴めれば良いと考えて設定しています。

 

14.アシステッドハッチング(AH)の有無

アシステッドハッチングとは、受精卵が着床しやすいように透明帯を取り除く技術のこと。透明帯という殻を、孵化(ハッチング)しやすいように人為的に取り除き助けます(アシストする)。

アシステッドハッチングの有無についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 有り    / 271人(66%)
  2. 無し          / 103人(25%)
  3. 不明・未回答/ 39人(9%)

約66%の方がアシステッドハッチングを行なっているようです。

 

不明/未回答の39人を除いてその割合をみると、

有り 271人(72.5%
無し 103人(27.5%

7:3でアシステッドハッチングが多く行われているようです。

 

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15.疾患の有無

治療中の疾患についてお聞きしました。

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

回答者413人のうち、「無し/未回答」の144人を除く、269人(65%)に上記疾患(1つ以上)がありました。

その中で一番多かったのがPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)。

PCOS 100 回答
子宮筋腫 59 回答
チョコレート嚢胞 49 回答
卵管閉塞 45 回答
OHSS 43 回答
子宮内膜ポリープ 31 回答
卵管周囲癒着 18 回答
子宮腺筋症 11 回答
抗精子抗体 回答
その他 35 回答
397 回答/413人

「無し」「未回答」を除くと、疾患があると答えた方の実に3割近くがこのPCOSでした。

 

「その他」の詳細は以下の通り(記述された回答をそのまま記載)。

子宮内膜症 回答
不育症 5 回答
高プロラクチン 4 回答
原因不明 3 回答
卵管水腫 2 回答
子宮体癌 1 回答
子宮頸がん 1 回答
子宮頸部円錐切除 1 回答
視床下部性無月経 1 回答
早期卵巣機能不全 1 回答
早期閉経 1 回答
卵管切除 1 回答
甲状腺機能低下症 1 回答
受精障害 1 回答
子宮奇形 1 回答
子宮後屈 1 回答
着床障害 1 回答
子宮頸部高度病変 1 回答
子宮内膜炎 1 回答
腹膜炎 1 回答
35 回答

漿膜下子宮筋腫は妊娠に悪影響?不妊治療の一環で摘出手術の経験を書いてみる

2016年10月5日

 

16.男性不妊の有無

男性不妊の有無をお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 無し    / 259人(63%)
  2. 有り          / 132人(32%)
  3. 不明・未回答/ 22人(5%)

不明・未回答の22人を除いての割合をみると

 

  • 無し/ 66%
  • 有り/ 34%

 

「無し」が多いものの、約3割は明確な男性不妊があるという結果は見逃せない事実ではないでしょうか。

NACの精子検査結果で男性不妊発覚?正常形態率とFSH等のホルモン値が低すぎる件

2017年9月29日

 

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17.流産の回数

流産(化学流産含む)回数についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. 無し   / 138人(33%)
  2. 未回答/ 165人(40%)
  3. 1回    / 78人(19%)
  4. 2回    / 26人(6.3%)
  5. 3回    / 4人(1%)

約3割(110人)が流産経験ありとのことで、3人に1人の割合です。

 

その110人の詳細をみると

1回 78人71% 104人
94%

2回 26人(23%)
3回 4人(4%)
4回 1人(1%)
10回以上 1人(1%)
110人

1回が7割を占め、その9割が2回までとなっています。

 

18.治療中のBMIの値

治療中のBMI値についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

人数
18.5未満
(低体重)
61人(15%) 384人
93%
18.5以上25未満
(普通体重)
277人(67%)
25以上30未満
(肥満度1)
46人(11%)
30以上35未満
(肥満度2)
15人(4%)
35以上40未満
(肥満度3)
2人(0.5%)
40以上
(肥満度4)
2人(0.5%)
未回答 10人(2%)
413人

93%の方がBMI値30未満という結果でした。

 

BMIの算出方法


BMI= 体重kg ÷ (身長m)2

ちなみに適正体重の算出方法は、
体重= (身長m)2 ×22 です。

 

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19.高度不妊治療以前の習慣

高度不妊治療以前の習慣について

 

  • 喫煙
  • 飲酒
  • コーヒー類常飲(カフェイン含有飲料)

 

の3点についてお聞きました。

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

「未回答」=上記3習慣が当てはまらないとすれば、その77人を除いた336人(=413人-77人)、つまり約8割の方が上記習慣が1つ以上ある言えます。

ちなみに「その他」の中には、

 

  • 甘いものをたくさん食べていた
  • 睡眠薬の使用
  • 抗うつ剤の服用

 

といったものがありました。

 

20.高度不妊治療開始を機にやめたこと(習慣)

前問の習慣が一つ以上ある方に対して、高度不妊治療を開始した際、その習慣(以下3点)をやめたかどうかをお聞きしました。

 

  • 喫煙
  • 飲酒
  • コーヒー類常飲(カフェイン含有飲料)

 

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

上記グラフの左棒が「治療前」で右棒が「治療開始後」です。

治療開始に伴い、その習慣は全体で4割程減るという結果になりました(左棒546→右棒318)

結果 治療前 治療開始後 減少数
喫煙 55 10 ▲45人(▲81%)
飲酒 185 92 ▲93人(▲50%)
コーヒー類飲用 306 216 ▲90人(▲30%)
546回答 318回答 ▲228回答(▲42%)

特に減少率が高かったのは「喫煙」。

お酒も約半数の方がやめて(控えて)います。

カフェインを含むコーヒー類の減少率は3割程度にとどまっています。減ってはいるものの喫煙や飲酒に比べればその減少幅は小さいと言えます。

 

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21.治療中に意識したこと

治療中に以下3点について意識したかどうかお聞きしました。

 

  • 食事
  • 睡眠
  • 運動
  • 特になし
  • その他

 

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

食事 184人(33%)
睡眠 98人(18%)
運動 126人(23%)
特にない 103人(19%)
その他 41人(7%)

結果は「食事」への意識が多数となりました。

 

「その他」の内訳は、

温活 16人
ストレスを溜めない 9人
サプリ摂取 7人
仕事を無理しない 6人
整体 1人
ルイボスティ飲用 1人
マッサージ 1人

と、「温活」に関連する回答が多い結果となりました。この温活の詳細は、

 

  • 足首を冷やさない
  • 湯船に浸かる
  • よもぎ蒸し
  • インディバ

 

といったものが多かったですね。

 

22.不妊治療クリニック以外にも行ったこと

複数回答可で以下3点についてお聞きしました。

 

  • 漢方治療
  • 鍼灸治療
  • サプリ摂取

 

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

漢方治療 70人(12%)
鍼灸治療 121人(21%)
サプリ等の摂取 282人(49%)
特に無し 3人(1%)
未回答 78人(13%)
その他 24人(4%)

 

「その他」の詳細は、

整体 6人
よもぎ蒸し 5人
ホットヨガ 3人
不育症治療 2人
骨盤矯正 1人
甲状腺検査 1人
岩盤浴 1人
断食 1人
低容量抗凝固剤服用 1人
冷え対策 1人
LLLTレーザー 1人
酵素風呂 1人

でした。

 

23.サプリの種類

摂取していたサプリ等についてお聞きしました。

413名の回答結果(複数回答有)は以下の通り。

 

結果は、圧倒的に「葉酸」を選んでいる方が多いですね。続いて「ビタミン」「鉄分」が多い結果となっています。

鉄分は「ヘム鉄」、ビタミンは「ビタミンD」が多い印象でした。一応回答の全詳細を以下に載せておきます。

葉酸 353人
ビタミン 148人
鉄分 109人
亜鉛 65人
DHEA 42人
マカ 10人
コエンザイム 7人
L-カルニチン 5人
イノシトール 4人
ミトコンドリア 2人
EPA 2人
プロテイン 2人
ウムリン 1人
コーキューテン 1人
ミオイノシトール 1人
ミネラルforWomen 1人
アスタリール 1人
エンゼルストーク 1人
ウンケイトウ 1人
ルイボスティ 1人
亜麻仁オイル 1人
青汁 1人
オメガ3 1人
モリンガ 1人
シャタバリ 1人
アルギニン 1人
プラセンタ 1人
舞茸エキス 1人
ビオチン 1人
プレミン 1人

 

24.高度不妊治療開始前の働き方

高度不妊治療を始める前の働き方(労働形態)についてお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

  1. フルタイム   / 217人(53%)
  2. パートタイム/ 106人(26%)
  3. 専業主婦      / 62人(15%)
  4. フリーランス/ 18人(4%)
  5. その他         / 2人(0.5%)

半数の方がフルタイムとなっています。

 

25.高度不妊治療開始のために働き方を変えたかどうか

高度不妊治療を開始して働き方をどう変えたか、前問の結果をさらに詳しく見てみましょう。

不妊治療中の働き方(勤務労働形態)

「変らず(変えられない)」がやはり大きなウエイトを占めています。

 

さらにフルタイム、パートタイム、フリーランスに絞り、「退職」「休職」も「変えた」に大別してみるとその比率は、「変わらず」が59%、「変えた」は40%となります。

変わらず(変えられず) 201人59%
変えた(変えられた) 138人40%
未回答 2人(1%)

それではそれぞれに絞ってもう少し詳しくみてみましょう。

 

まずは「フルタイム」から(退職/休職は「変えた」に分類しています)

「変わらず」は67%、「変えた」は32%となっています。

変わらず(変えられず) 147人67%
変えた(変えられた) 69人32%
未回答 1人(1%)

 

次に「パートタイム」(退職/休職は「変えた」に分類しています)

フルタイムとは逆で「変わらず」は41%、「変えた」は58%と逆転しています。

変わらず(変えられず) 43人41%
変えた(変えられた) 62人58%
未回答 2人(1%)

 

次に「フリーランス」(退職/休職は「変えた」に分類しています)

「変わらず」は61%、「変えた」は39%とフルタイムと似たような比率になっていますね。

変わらず(変えられず) 11人61%
変えた(変えられた) 7人39%

 

まとめると、

結果 変わらず 変えた
フルタイム 67%
(147人)
32%
(69人)
パートタイム 41%
(43人)
58%
(62人)
フリーランス 61%
(11人)
39%
(7人)

パートタイムの方は比較的働き方を調整しやすい傾向がみてとれる一方、フルタイムやフリーランスはなかなか調整がしづらいことが改めてわかります。

しかし、フルタイムの結果はもっと「変わらず(変えられない)」が90%近くあるのかなぁなんて予想していましたが、「変えた」と答えた3割の方は治療の為に

 

  • 適宜休みを取る
  • 時短勤務を認めてもらう
  • 残業をしない
  • リモートワークへ転換
  • フレックスを活用

 

などを行ったと、多くのコメントが添えられていました。

 

26.通院したクリニック数

治療期間の中で何院に通院されたかをお聞きました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

結果は「1院」が多く、2院までで93%を占め、3院以上からは一気に減少する結果となりました。

通院クリニック数 人数(割合)
1院 294人(71%)
2院 92人(22%)
3院 15人(4%)
4院 3人(1%)
5院以上 2人(0.5%)
未回答 7人(2%)
413人

このことから転院については「1回(=2院)」までとする人が多いと言えそうです。

 

27.転院を決めた最大の理由は何ですか?

前問の流れから転院を決めた理由を聞いてみました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

理由 回答数
結果が出ないから 55人(47%)
医師やスタッフの態度が合わない 14人(12%)
刺激周期に変える為 12人(10%)
遠い 9人(8%)
開院時間帯が合わない 4人(3%)
自然周期に変える為 2人(2%)
料金 0人
その他 22人(19%)
118人

「結果が出ないから」は多いと予想していましたが、「医師やスタッフの態度が合わない」が2位につけるとは。

センシティブな不妊治療においては、やはりクリニックの対応や人的に合う合わないは重要になりますよね。

高度不妊治療へステップアップ。体外受精に向け今月NACに転院します

2017年9月17日

 

28.前問で「結果が出ないから」を選択された方は何回目の採卵・移植で判断しましたか

結果が出ないとは、どういう基準でそう判断するのか、採卵回数と移植回数でお聞きしました。

採卵なら何回、移植なら何回目で結果が出なければ転院を決断するか伺い知る為にそれぞれの回数を聞いたところ、

まず採卵の場合だと

 

採卵回数 回答数
1回 21人(49%)
2回 11人(25%)
3回 6人(14%)
4回 2人(5%)
5〜9回 2人(5%)
10回以上 1人(2%)
43人

という結果になりました。

 

次に移植回数では

 

移植回数 回答数
1回 9人(21%)
2回 15人(35%)
3回 9人(21%)
4回 1人(2%)
5〜9回 8人(19%)
10回以上 1人(2%)
43人

という結果になりました。

 

1回答者が採卵は○回、移植は○回という風にチェックする方式でしたので、今度はどういう組み合わせが多いのかをフロー図にしてみました。

少しわかりづらいかもしれませんが、ご参考までに。

 

これを見ると、

採卵1回 + 移植1〜4回・10回以上が6と同数でトップとなっています。

ただ各々の分母の大きさを考慮すれば、

採卵1回 + 移植2回

で結果に結びつかなければ「結果が出ない」と判断する傾向が高いと言えそうです。

 

29.現在の妊娠〜出産に至ったクリニックを選んだ理由は何ですか

転院理由とも重複する部分もあると思いますが、結果の出たクリニックを選んだ理由をお聞きしました。

413名の回答結果は以下の通り。

 

理由 回答数
実績 158人(38%)
距離 131人(32%)
方針(自然/刺激) 25人(6%)
選択肢が多いから 15人(4%)
開院時間帯 14人(3%)
知名度 11人(3%)
料金 7人(2%)
その他 43人(10%)
未回答 9人(2%)
413人

「実績」が多数となりました。その「実績」を知るのは

 

  • クリニックのホームページ
  • 口コミサイト
  • 体験者ブログ
  • 親族/友人/知人の勧め

 

というもので判断するとのこと。中でも一番多かったのはクリニックのHP上に掲載されている「実績」でした。

 

また2番目に多い決め手が「距離」。

これは仕事との両立を考えれば重要視するポイントなんだと改めて感じました。

 

30.回答者の通院クリニック都道府県ごとまとめ

アンケートにお答え頂いた413人が通院されていた(妊娠に至った)医療機関の一覧を記載しています。

今回、回答にあった医療機関は192院でした。都道府県ごとに医療機関名と通院者数をまとめました。

 

北海道

医療機関名 通院者数
神谷レディースクリニック 3人(37.5%)
さっぽろARTクリニック 3人(37.5%)
恵愛病院 1人(12.5%)
札幌東豊病院 1人(12.5%)
8人

 

青森

医療機関名 通院者数
弘前大学 3人(75%)
エフ.クリニック 1人(25%)
4人

 

岩手

医療機関名 通院者数
岩手医科大学 1人(100%)

 

宮城

医療機関名 通院者数
京野アートクリニック 2人(66.6%)
仙台ARTクリニック 1人(33.3%)
3人

 

秋田

医療機関名 通院者数
秋田大学 1人(100%)

 

福島

医療機関名 通院者数
乾マタニティクリニック 1人(100%)

 

茨城

医療機関名 通院者数
小塙医院 2人(66.6%)
石渡産婦人科病院 1人(33.3%)
3人

 

栃木

医療機関名 通院者数
三秀会中央クリニック 2人(66.6%)
自治医科大学 1人(33.3%)
3人

 

群馬

医療機関名 通院者数
セキールレディースクリニック 6人(60%)
高崎ARTクリニック 2人(20%)
神岡産婦人科医院 1人(10%)
上条女性クリニック 1人(10%)
10人

 

埼玉

医療機関名 通院者数
大宮レディスクリニック 2人(14.3%)
恵愛生殖医療病院 2人(14.3%)
埼玉メディカルセンター 2人(14.3%)
セントウィメンズクリニック 2人(14.3%)
ウィメンズクリニックふじみ野 1人(7.1%)
産婦人科菅原病院 1人(7.1%)
獨協医科大学越谷病院 1人(7.1%)
永井マザーズホスピタル 1人(7.1%)
ゆうレディースクリニック 1人(7.1%)
吉田産婦人科医院 1人(7.1%)
14人

 

千葉

医療機関名 通院者数
高橋ウイメンズクリニック 3人(33.3%)
さくらウィメンズクリニック 2人(22.2%)
亀田IVFクリニック幕張 1人(11.1%)
順天堂大学浦安病院 1人(11.1%)
みやけウィメンズクリニック 1人(11.1%)
本八幡レディースクリニック 1人(11.1%)
9人

 

東京

医療機関名 通院者数
加藤レディスクリニック 22人(15.7%)
Natural ART Clinic日本橋 15人(10.7%)
新橋夢クリニック 9人(6.4%)
リプロダクションクリニック東京 8人(5.7%)
杉山産婦人科丸の内 7人(5%)
はなおかIVFクリニック品川 6人(4.3%)
杉山産婦人科新宿 4人(2.9%)
杉山産婦人科世田谷 4人(2.9%)
Shinjuku ART Clinic 3(2.1%)
立川ARTレディースクリニック 3(2.1%)
田園都市レディースクリニック二子玉川 3(2.1%)
東京HARTクリニック 3(2.1%)
日暮里レディースクリニック 3(2.1%)
あいウイメンズクリニック 2人(1.4%)
池下レディースクリニック吉祥寺 2人(1.4%)
ウイメンズ・クリニック大泉学園 2人(1.4%)
うすだレディースクリニック 2人(1.4%)
木場公園クリニック 2人(1.4%)
慶愛クリニック 2人(1.4%)
五の橋レディスクリニック 2人(1.4%)
山王病院 2人(1.4%)
芝公園かみやまクリニック 2人(1.4%)
東邦大学医療センター大森病院 2人(1.4%)
両角レディースクリニック 2人(1.4%)
ローズレディースクリニック 2人(1.4%)
あいだ希望クリニック 1人(0.7%)
秋葉原ARTクリニック 1人(0.7%)
池袋えざきレディースクリニック 1人(0.7%)
井上レディースクリニック 1人(0.7%)
梅が丘産婦人科 1人(0.7%)
荻窪病院虹クリニック 1人(0.7%)
京野アートクリニック高輪 1人(0.7%)
杏林大学 1人(0.7%)
銀座こうのとりレディースクリニック 1人(0.7%)
銀座レディースクリニック 1人(0.7%)
クリニックドゥランジュ 1人(0.7%)
慶應義塾大学 1人(0.7%)
小泉産婦人科医院 1人(0.7%)
こまちレディースクリニック 1人(0.7%)
ジュンレディースクリニック小平 1人(0.7%)
城南レディスクリニック品川 1人(0.7%)
陣内ウィメンズクリニック 1人(0.7%)
東京衛生病院付属めぐみクリニック 1人(0.7%)
東京慈恵会医科大学 1人(0.7%)
東京大学 1人(0.7%)
ときわ台レディースクリニック 1人(0.7%)
とくおかレディースクリニック 1人(0.7%)
フェティリティクリニック東京 1人(0.7%)
松本レディースクリニック 1人(0.7%)
武蔵境いわもと婦人科クリニック 1人(0.7%)
その他 1人(0.7%)
140人
高層ビル

東京都内不妊治療クリニック通院者数ランキング。永遠幸グループの存在感はやはり大きい

2018年8月8日

 

神奈川

医療機関名 通院者数
神奈川レディースクリニック 5人(15.2%)
みなとみらい夢クリニック 5人(15.2%)
山下湘南夢クリニック 4人(12.1%)
CMポートクリニック 3人(9.1%)
田園都市レディースクリニック 3人(9.1%)
海老名レディースクリニック 2(6.1%)
矢内原ウィメンズクリニック 2(6.1%)
神奈川ARTクリニック 1人(3%)
産婦人科クリニックさくら 1人(3%)
湘南レディースクリニック 1人(3%)
新百合ヶ丘総合病院 1人(3%)
ソフィアレディスクリニック 1人(3%)
なかむらアートクリニック 1人(3%)
ノア・ウィメンズクリニック 1人(3%)
馬車道レディスクリニック 1人(3%)
横浜HARTクリニック 1人(3%)
33人

 

山梨

医療機関名 通院者数
薬袋レディースクリニック 1人(100%)

 

長野

医療機関名 通院者数
諏訪マタニティークリニック 4人(66.7%)
佐久平エンゼルクリニック 1人(16.7%)
吉澤産婦人科医院 1人(16.7%)
6人

 

静岡

医療機関名 通院者数
俵IVFクリニック 3人(42.9%)
アートタワークリニック 2人(28.6%)
西村ウイメンズクリニック 1人(14.3%)
焼津市立総合病院 1人(14.3%)
7人

 

新潟

医療機関名 通院者数
長岡レディースクリニック 3人(37.5%)
荒川・大桃エンゼルマザークリニック 2人(25%)
大島クリニック 1人(12.5%)
済生会新潟第二病院 1人(12.5%)
新潟大学 1人(12.5%)
8人

 

富山

医療機関名 通院者数
富山ウィメンズクリニック 1人(50%)
女性クリニックWe富山 1人(50%)
2人

 

石川

医療機関名 通院者数
金沢たまごクリニック 2人(50%)
永遠幸レディスクリニック 2人(50%)
4人

 

福井

医療機関名 通院者数
西ウイミンズクリニック 1人(100%)

 

岐阜

医療機関名 通院者数
おおのレディースクリニック 1人(50%)
操レディスホスピタル 1人(50%)
2人

 

愛知

医療機関名 通院者数
成田病院 7人(28%)
浅田レディース勝川クリニック 5人(20%)
ARTクリニックみらい 3人(12%)
浅田レディース名古屋駅前クリニック 3人(12%)
可世木レディスクリニック 2(8%)
おかだウィメンズクリニック 1人(4%)
おち夢クリニック名古屋 1人(4%)
グリーンベルARTクリニック 1人(4%)
ダイヤビルレディースクリニック 1人(4%)
フラワーベルARTクリニック 1人(4%)
25人

 

三重

医療機関名 通院者数
みのうらレディースクリニック 4人(80%)
西山産婦人科 1人(20%)
5人

 

滋賀

医療機関名 通院者数
竹林ウィメンズクリニック 4人(66.7%)
木下レディースクリニック 1人(16.7%)
草津レディースクリニック 1人(16.7%)
8人

 

京都

医療機関名 通院者数
足立病院 6人(75%)
醍醐渡辺クリニック 1人(12.5%)
田村秀子婦人科医院 1人(12.5%)
8人

 

大阪

医療機関名 通院者数
リプロダクションクリニック大阪 6人(18.2%)
IVF大阪クリニック 5人(15.2%)
オーク住吉産婦人科 4人(12.1%)
IVFなんばクリニック 3人(9.1%)
春木レディースクリニック 3人(9.1%)
天の川レディースクリニック 2人(6.1%)
うめだファティリティークリニック 2人(6.1%)
岡本クリニック 2人(6.1%)
後藤レディースクリニック 2人(6.1%)
扇町ARTレディースクリニック 1人(3%)
府中のぞみクリニック 1人(3%)
HORACグランフロント大阪クリニック 1人(3%)
レディースクリニック北浜 1人(3%)
33人

 

兵庫

医療機関名 通院者数
英ウィメンズクリニック 7人(36.8%)
徐クリニック 3人(15.8%)
神戸ARTレディスクリニック・大谷レディスクリニック 2人(10.5%)
オガタファミリークリニック 1人(5.3%)
久保みずきレディース菅原記念診療所 1人(5.3%)
神戸アベンチスト病院 1人(5.3%)
親愛レディースクリニック 1人(5.3%)
スギモトレディースクリニック 1人(5.3%)
西川産婦人科 1人(5.3%)
山下レディースクリニック 1人(5.3%)
19人

 

奈良

医療機関名 通院者数
ASKAレディース・クリニック 1人(50%)
久永婦人科クリニック 1人(50%)
2人

 

和歌山

医療機関名 通院者数
うつのみやレディースクリニック 2人(100%)

 

鳥取

医療機関名 通院者数
ミオ・ファティリティ・クリニック 1人(100%)

 

島根

医療機関名 通院者数
八重垣レディースクリニック 2人(100%)

 

岡山

医療機関名 通院者数
岡山二人クリニック 3人(75%)
倉敷成人病センター 1人(25%)
4人

 

広島

医療機関名 通院者数
笠岡レディースクリニック 1人(33.3%)
絹谷産婦人科 1人(33.3%)
広島HARTクリニック 1人(33.3%)
3人

 

徳島

医療機関名 通院者数
徳島大学 2人(66.6%)
恵愛レディースクリニック 1人(33.3%)
3人

 

香川

医療機関名 通院者数
厚仁病院 2人(100%)

 

愛媛

医療機関名 通院者数
つばきウイメンズクリニック 1人(100%)

 

福岡

医療機関名 通院者数
セントマザー産婦人科医院 8人(40%)
アイブイエフ詠田クリニック 2人(10%)
いでウイメンズクリニック 2人(10%)
蔵本ウイメンズクリニック 2人(10%)
井上善レディースクリニック 1人(5%)
古賀文敏ウイメンズクリニック 1人(5%)
高木病院 1人(5%)
中央レディスクリニック 1人(5%)
ほりたレディースクリニック 1人(5%)
その他 1人(5%)
20人

 

長崎

医療機関名 通院者数
ART岡本ウーマンズクリニック 2人(100%)

 

熊本

医療機関名 通院者数
ART女性クリニック 1人(100%)

 

大分

医療機関名 通院者数
大川産婦人科・高砂 3人(100%)

 

鹿児島

医療機関名 通院者数
松田ウイメンズクリニック 1人(100%)

 

治療中の方やこれから治療を検討されている方へのコメント

今回、回答頂いた皆さまから174件ものコメントを頂きました。

その全てをここで紹介するにはあまりに膨大ですので、以下記事にまとめています。

手紙

全国の不妊治療経験者の体験談やコメント一覧【閲覧制限記事】

2018年11月16日

 

そのコメントの中にはご自身の治療体験の「振り返り」「気づき」、そして現在治療中の方へのエールも込められています。

もちろんこういったコメントで(傷つける意思はなくとも)、いらぬストレスをかけてしまう可能性も人によってはあるとも思います。よって、ふと開けてしまわれぬよう以下記事には(開封ハードルを高める為)パスワードを設定いたしました。

読まれる際には以下パスワードを入力してお開きください。

 

パスワードmessage

 

コメント数174件17,000文字に上ります。ですので以下記事にてそのコメント群が示唆するメッセージをテキストマイニングによって簡潔に抽出していますので、参考とされてください。

不妊治療テキストマインング

不妊治療経験者が示唆するメッセージとは。体外受精へのステップアップは急いだ方が良いと言えそう

2018年11月25日

 

まとめ

今回このアンケートを実施した目的は、現在治療中またはこれから治療を考えている方の一つの参考になればと考えて行なったものです。

今見返すと質問の「質」をもっと改善できたなぁと少し歯がゆい点もありますが(例えば妊娠に至った際の年齢などを聞き漏れた等)、情報が多く散らばっている不妊治療において、特に実体験者からのこのような声がまとまったデータは大変貴重だと感じています。

各項目における他要因との関連や相関についても、今後追記または別記事としてアップしていきますので適宜読み返して頂ければと思います。

回答頂いた皆様ありがとうございました。

全国不妊治療クリニック通院者数ランキング!道府県ごとの結果まとめ

2018年8月26日
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約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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