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全国不妊治療クリニック通院者数ランキング!道府県ごとの結果まとめ

2018年8月26日

 

先日妻がツイッターにて実施した

 

「どこのクリニックに通っていますか?」
「どこのクリニックに通っていましたか?」

 

というアンケートの結果をまとめました。

図解で見やすくまとめたものと、本記事の最後にはクリニックごとの全データも載せていますので、検索やソートをして確認してみてください。

これから治療にのぞむ方、また転院を考えている方の参考に少しでもなれれば幸いです。一部クリニック名を略称で載せていますが、記事最後の「データ」には正式名称を載せていますので参考にしてください。

情報の有効性

本アンケートはツイッターを介しGoogleフォームで集計したもので、回答する際にメアド登録などの承認プロセスは設けず、誰でも気軽に回答できるものにしていました。従い有効性は必ずしも担保していないことをご了承願います(集計期間8月2〜5日)。

と言いつつ、肌感覚としては「生の声」が大いに反映されていて実態に即した結果であると確信しております。

 

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今回のアンケートの質問

今回設定した質問は以下の3点。

質問内容
  1. お住いは?(都道府県)
  2. 「治療中」 または「卒業」?
  3. 通っている(いた)クリニックは?

この設定した質問から知りたいことは以下の3点です。

知りたいこと
  1. 都内CLの通院者数はどこが多い?
  2. 遠方からの通院者の有無
  3. 永遠幸グループの存在感

 

3つ目は永遠幸グループの割合を知りたいというのもありますが、そこを知ればなんとなく業界構図がわかりやすいのかなと。

補足

永遠幸グループとは、加藤レディスクリニックを始めとした自然周期採卵を得意とする国内ARTの先駆的存在です。

同グループは全国11院のネットワークを有しています。ちなみに海外にも提携含め展開している模様。

永遠幸グループ

では結果を見ていきましょう。

 

東京の不妊治療クリニックで通院者数(患者数)が多いのはどこ?

まずは、治療を終えられた方含め、どこが一番通院者が多いのか?

東京都内CL通院者(患者)ランキング

1位は加藤レディスクリニック(以後 KLC)でした。

2位は杉山産婦人科グループ。世田谷(7票)・新宿(8票)・丸の内院(13票)の合算です。

3位はKLCの元副院長であった寺元氏が開いたクリニックであるナチュラルアートクリニック日本橋(以後 NAC)。私たちが通っていたクリニックです。

従って、フォロー属性として同院通院者が結果として多くなったかもしれませんが、結果は結果として。

NAC日本橋通院の体験から口コミとして良い点やデメリット等まとめてみました

2018年5月9日

 

4位は大阪から東京へ展開してきたリプロダクションクリニック東京(以後 RCT)。院長である松林秀彦先生が毎日発信しているブログは本当に勉強になるのでよく熟読させて頂いています。完全に肌感覚ですが、RCTは近年もっとも伸びているクリニック(以後 CL)なんじゃないかと思っています。

リプロダクションクリニック東京説明会の内容。体外受精の刺激周期採卵〜移植サイクル等

2017年9月30日

 

5位は、私たちがNACの前に通っていた、はなおかIVFクリニック。ご夫婦で運営されていて開院まもないにも関わらずその混雑具合はとても凄かったと強く印象に残っています。

はなおかIVFクリニックの感想。口コミや評判と私がどう感じたか書いてみる

2017年3月3日

 

最後に「その他」とありますが、こちらは回答の中の「その他」を選択されたものです。体外受精以上を行っていないクリニックや病院が該当するはずです(日本産科婦人科学会登録施設)。

次は、治療中と治療を終えられた方に分けたランキング。

東京都内CL通院者(患者)ランキング

それぞれの通院者数トップはどちらもKLC。

やはりKLC強いですね。

 

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遠方から通院される方はどれくらいいるのだろうか?

実はこの点は以前から気になっていました。

クリニック数は増加していますが、その変化は都市部に集中している印象です。だとすれば「遠方からも来られてる方も多いのでは?」と感じていました。

では結果を見てみましょう。

東京都内CL通院者(患者)ランキング

都内からの通院者は69%でした。

さらに隣接県の神奈川、千葉、埼玉を含めると93%。

のこり7%はさらに遠方から来ているんですね。北は北海道から、南は熊本まで。

遠方からの通院ってもっと多いのかな?って思っていたんですけど、よく考えれば、近隣県や北関東からの都内への通院だって十分に遠方と言えますよね。

 

KLC強し。永遠幸グループだとどれ位の割合を占めるのだろう?

国内の不妊治療における凍結技術のパイオニアとしてその地位を確固たるものにしているKLCをはじめとする永遠幸グループ

永遠幸の特徴といえば「自然周期採卵」ですよね。

完全自然のみではないですが、極力投薬を行わないことで有名です。

ただ、世界的な潮流としては、投薬によってコントロールする「刺激周期採卵」が主。

ここでは両者の優位性などについては言及しませんが、日本の体外受精の成功率が低いのはこの「自然主義」に原因があると時に批判されたりします。

自然周期採卵とホルモン刺激の違い。どっちが良いかより夫婦で考える過程が大事

2017年10月8日

 

そんな永遠幸グループですが、今回のアンケートでどれくらいの割合を占めるのでしょうか?

今回得られた回答の中で永遠幸グループは、

  • 加藤レディスクリニック(KLC)
  • ナチュラルアートクリニック日本橋(NAC)
  • 新橋夢クリニック
  • Shinjuku ART Clinic(SAC)

の4院。

それではみてみましょう。

東京都内CL通院者(患者)ランキング

永遠幸グループが占める割合は、25%強

4人に1人が通院している計算ですね。

KLC 68 64.8%
NAC 22 21%
新橋夢 9 8.6%
SAC 6 5.6%
永遠幸G合計 105 100%

 

さらに都内における永遠幸グループの存在感を見てみましょう。

まず都内における体外受精以上を行う日産婦に登録されている施設は100院なので、都内に4院を展開する永遠幸グループは4%を占めることになります。

今回のアンケート結果をこの100院に絞って見ると、100院全体の通院者数は368人でした。永遠幸グループは変わらず105人。

よって、永遠幸グループは都内通院者数の29%(105÷368)を占めることになります。

つまり、東京都内においては4%の永遠幸グループが29%のシェアを獲得していると言えるのではないでしょうか?

永遠幸グループシェア

これらの結果で何かを決めつけることは危険ですが、一つの参考としては興味深い結果かと思います。

また、治療中・卒業両ランキングに入っている池袋の「慶愛クリニック」。こちらの院長も10年近くKLCに勤めていたようです。

 

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アンケート結果の全ランキングとデータ

全ランキングはこちら。最後にはデータも載せてますので、自由に検索やソートをして見てください。

東京都内CL通院者(患者)ランキング 東京都内CL通院者(患者)ランキング 東京都内CL通院者(患者)ランキング

こちらはクリニックごとにまとめたデータです。検索窓に知りたいCL名を入力すると表示されます。

もしくは、スクロールで10件ではなく100件まで開くを選択すれば全て表示されます。

50音順医療機関治療中卒業未回答
1あいウイメンズクリニック235
2あいだ希望クリニック145
3秋葉原ART Clinic112
4池下レディースクリニック吉祥寺112
5池袋エザキレディースクリニック224
6井上レディースクリニック55
7ウイメンズ・クリニック大泉学園314
8ウィメンズクリニック神野11
9臼井医院11
10うすだレディースクリニック527
11うつみやす子レディースクリック134
12梅ヶ丘産婦人科9312
13オーク銀座レディースクリニック44
14荻窪病院虹クリニック1113
15貝原レディースクリニック11
16加藤レディスクリニック2938168
17キネマアートクリニック246
18木場公園クリニック33
19京野アートクリニック品川112
20京野アートクリニック高輪11
21杏林大学11
22銀座こうのとりレディースクリニック314
23銀座レディースクリニック44
24楠原ウィメンズクリニック123
25クリニック飯塚11
26クリニックドゥアンジュ112
27慶愛クリニック4711
28慶應義塾大学11
29小泉産婦人科医院11
30五の橋レディスクリニック235
31幸町IVFクリニック112
32桜の芽クリニック213
33三軒茶屋ウィメンズクリニック11
34山王病院123
35芝公園かみやまクリニック134
36ジュンレディースクリニック小平134
37城南レディスクリニック品川22
38Shinjuku ART Clinic156
39陣内ウィメンズクリニック112
40新橋夢クリニック459
41杉山産婦人科新宿628
42杉山産婦人科世田谷77
43杉山産婦人科丸の内31013
44その他2024145
45立川ARTレディースクリニック2810
46田園都市レディースクリニック二子玉川213
47東京大学11
48東京HARTクリニック11
49東邦大学医療センター大森病院246
50ときわ台レディースクリニック224
51とくおかレディースクリニック112
52虎ノ門病院11
53Natural ART Clinic日本橋129122
54日暮里レディースクリニック325
55日本橋ウィメンズクリニック213
56はなおかIVFクリニック品川71118
58はらメディカルクリニック325
59ひろいウィメンズクリニック11
60ファティリティクリニック東京257
61間島クリニック213
62松本レディースクリニック415
63峯レディースクリニック11
64みむろウィメンズクリニック134
65武蔵境いわもと産婦人科クリニック11
66両角レディースクリニック11
67リプロダクションクリニック東京91120
68ローズレディースクリニック22
69六本木レディースクリニック325
70合計1782314413

全国不妊治療クリニック通院者数ランキング!道府県ごとの結果まとめ

2018年8月26日
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約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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