2019年度東京23区独自の特定不妊治療助成金制度一覧。額や条件をまとめてみた

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東京都23区の各区それぞれの独自助成制度をまとめてみました。

2019年4月23日時点の情報ですので、申請にあたっては必ずご自身で対象となる区にご確認ください。

今回、23区外については記載していませんが、今後調べて追記したいと思います。

 

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区独自の助成制度を設けている区は23区中14区

対象となる治療は特定不妊治療(高度不妊治療)です。

不妊治療の概要

 

2019年4月現在、都の助成制度とは別に23区の中で助成制度を設けているのは14区でした。残り9区は区独自の助成は行っていません。

 

都の助成金受給要件

受給要件は、港区をのぞいて基本的には都の特定不妊治療助成金の受給要件に準じます

以下は以前に作成した都の助成制度の概要図です。ただし、2019年4月1日以降に開始した治療については夫婦合算所得制限が905万まで引き上げられていますのでご注意ください。

東京都特定不妊治療助成制度

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独自助成制度がある区の助成内容

独自の助成制度を設ける14区の受給要件は以下の通りです(確認していますが、誤りがあればそっと教えて頂けるとありがたいです)

 

港区の助成制度が手厚い!

港区の助成の手厚さが群を抜いていますね。

港区は助成対象者に、

 

  • 所得制限なし
  • 回数制限なし
  • 年齢制限なし

 

と、なんとも太っ腹(所得制限を設けないのは、そもそも港区民は平均所得が高いはずなので都の助成金では該当しづらいという事情もあるからでしょうね)。

例え都の助成対象に上記の点で引っかかったとしても港区民でしたら助成を受けることができます。(注:2021年度からは「43才未満まで」と年齢制限が設けられる予定)

ちなみに以下記事にて「都内はどこに一番不妊治療クリニックが集中しているか?」を調べたところ港区で18クリニックでした。

助成がこれほど手厚いこととクリニックが集中するのには何か関連があるんですかね(CLが多いから手厚いのかもしれませんが)

 

23区の独自助成金の有無とその受給要件をまとめてみました。申請にあたっては必ず確認ください。

今後市町村も調べ次第追記したいと思います。

 

東京都の助成制度についてはこちらで詳しく解説しています↓

東京都の不妊治療助成金まとめ!適用条件や金額、年齢による回数など調べてみた

2018年10月3日
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約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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