AMH値を若いうちに知る機会を作るべき。少子化対策・総活躍社会はそこからだと思う

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妻:ぽっ子

妻:ぽっ子

34歳ベビ待ち4年目・原因不明不妊。夫のポコキンと共に子供を授かるべく不妊治療専門病院にデビューしました。不妊治療の体験や得た知識、感じたことなどを主に綴っていきます。

 

不妊治療を受けるようになってしばらくすると、多くの人がAMHという言葉を知ると思う。

AMHとは簡単に言うと卵巣予備能のことで、血液検査により自分の卵巣に残る卵子のおおよその目安がつくもの。

 

今日は、このAMHについて自分なりの考えを書いてみたいと思う。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは?検査方法や値、費用などについて

2016.11.19

 

気付いた時にはAMHが0.5以下だった

先日、久しぶりに会った同い年の友人に不妊治療に通っていることを告白された。

2016年に結婚後、すぐに子作りを始めるもなかなか出来る様子がないので地元の婦人科に行ってみたところ

 

35歳で1年子どもが出来ないのなら、今すぐ専門病院に行きなさい!

 

と急き立てられ、当初は予定していなかった不妊治療専門クリニックへ行くことになったと言う。

(その地元の病院、間違いない教えだと思う。補足だが、私も2018年2月で35歳になる)

そんなに焦ることなのか・・と、なかば半信半疑で不妊治療クリニックの戸を叩いた彼女。

そして、そこで初めて測ったAMH値が0.5以下だったと言うのだ。

最初はAMHという値の存在すら知らなかった彼女だが、その数値を調べてみると

30代半ばの平均値は3.5前後

AMHが1を切ると早期閉経の場合もある

など、何やら穏やかではない情報ばかり。

また、クリニックの医師からも35歳でこの値なら、とにかくステップアップを急いだ方がいいと助言されたそうだ。

彼女は、

 

もう私びっくりしちゃって。帰り道一人で泣いたよ。。

 

と私に話してくれた。

 

そして彼女はクリニックから帰宅後、夫と話し合いをし

 

  • 夫にも積極的かつ早急に不妊治療に参加してもらうこと
  • タイミング法や人工授精は多くても3〜4周期にしてどんどんステップアップする

 

といったことを決めたそうだ。

 

 

なぜこれらの知識をもっと早く知ることができないのだろう?

AMHの値と妊娠率はイコールではない。

AMHの値が平均だからといって安心するべきではないし、ゼロに近いからと言って絶対妊娠出来ないわけでもない。

また、不妊の原因だってAMHだけではない。

 

ただ、AMHの値を知ることで

 

  • 妊娠を目指す時期を早めに設定した方がいいか?
  • ステップアップは急いだ方がいいか?
  • 不妊治療がいつまでできるか?

 

といった目安にはなるはずだ。

つまり、いざ子供が欲しいと思った時に自分の卵子はどのくらい残っているか、おおよその時間軸イメージを掴むことが出来ると思うのだ。

持っている卵子の数だけは、どんな医療技術を用いても変えることが出来ない。

 

だから、私は思う。

 

この値ってもっと早くから知っていてもいいのではないか?

 

友人だけではない。

私も実年齢よりも低いAMH値なので、その事実を知った時には素直に怖かった。ネット上にも

 

初めて測ったら低くて驚いた

 

と、同じような思いの人が多い。

そしてみんな感じるのだ。

 

もっと早く知っていれば・・・」

 

と。

卵子の数は決まってるとか老化するとか知らなかった。男も最低限妊活の勉強すべき

2016.10.11

 

不妊治療の医療機関でもAMHの値が注目され始めたのは近年なので、

なぜ10年前に教えてくれないんだ!

と憤ることは出来ないかもしれないが、これからはもっともっとこの値を知ることが出来る機会の普及を急いでもいいのではないかと思う。

 

子供が出来ない
__
不妊治療に通う
__
AMH値を知る

 

という流れではなく、

 

若いうちからAMHの値を知る
__
結婚や妊娠など人生設計がよりクリアにできる

 

というのがこれからの時代の理想だと思うのだ。

そうすれば今よりも不妊に悩む女性が少なくなるのではないだろうか。

 

そのために、

 

  • 希望すれば健康診断でAMH測定も可能
  • AMH測定を保険適用に
  • 簡易的な測定方法の開発

 

などを真剣に考え始める時期ではないだろうか?

 

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AMHを先に測ることで考えられる問題点(デメリット)

早いうちに知っておくことでメリットは多いと思うAMH値。

ただ仮に「自分のAMHを若いうちから知る」ことが出来る時代になったことを想像した時、デメリットも出てくると考えられる。

例えば、

 

結婚の際AMH値証明の提出を求める

 

という輩が出てきたり。

卵子数を推定する検査が、結婚する女性を選別するような過剰反応的な「AMHハラスメント」社会を生み出さないとも言えないのではないか。

また早く知れることでAMH値が低ければ、

 

早めに卵子をたくさん凍結しておこう

 

という人が増えるかもしれない。

あらかじめ凍結することは個々人の考え方であって問題点とも言えないと思うが、凍結したから必ず妊娠できるということでもない。

 

卵子凍結保存が増えているらしい。金額は高くリスクもあるけど出産年齢の幅を広げる有効な選択肢だと思う

2016.10.27

 

変に安心してしまうことで、婚期を逃したり、仕事を優先して結果的に高齢妊娠に至ることで、身体的負担やリスクを増やすことに繋がってしまう可能性もあるのかもしれない。

AMH値を知ることのメリットは大きいと思うが、一方でそのことで起きうるデメリットについてもしっかりと考えておく必要はありそうだ。

 

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日本は妊娠への知識や理解が低い?

それにしても、私を含め私たちは妊娠の知識や理解が先進国の中では低いのではないかと思う。

現代の性教育には不妊治療のことも多少教えられるらしいが、私たちの時代は性教育といえば「避妊」であり「子どもを授かること」とは真逆だったように思う。

これからの時代は今よりももっと多種多様な考え方・生き方が認められていくことで、さらに晩婚晩産化が進むだろう。

そうした社会の中、分かりやすく言ったらピンクリボン運動くらいに、妊娠や不妊治療の知識を広めてもいいのではないか?とこの頃心底思う。

もちろん、知っておくべきことはAMH値だけではない。

妊娠適齢期についてはもちろん、子宮筋腫や内膜症など子宮の疾患について、また乳がん検診など「自分の身体を正しく知り予防する」ことや、その前提として「定期的に婦人科に通うことが当たり前」にすること、そして「妊娠〜出産は奇跡的な出来事」なんだという知識など、もっともっと認識されるべきことはたくさんある。

 

そして、こういった事実の認識機会の普及や施策こそが、この国の本当の意味での女性の総活躍を支え、ひいては少子化を食い止めることに繋がるのではないかと思う。

 

来年には「妊活」にフォーカスしたドラマも始まるという。

まずはこういった所からも、AMHを始め知られざる妊活(不妊治療含む)の内側を広く周知されることを願うばかりだ。

 

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