「妊娠しやすい食事」「子宝レシピ」などなど・・・巷にはたくさんの妊活レシピ本が出回っていますよね。
私もたびたび買ったり立ち読みしたりするのですが、中を見てみると、いろいろな情報が溢れていて本や料理家によって言っていることは様々。
妊娠するために何かしたいけれど、全部実践しようとしたら大変なことになっちゃいそう。。
でもその中で、「妊活の主食は出来れば玄米で」というのをよく見かけませんか?
私は2016年の5月から玄米食を始めたのですが、初めての玄米がとても美味しくて、且つ調べてみると玄米の栄養素はものすごいことが分かり、玄米が大好きになってしまいました。
あいにくまだ妊娠には至っていませんが(涙)、身体は確実にいい方向に向かっている予感があり、今回はそんな玄米の魅力を同じ妊活仲間の方にシェア出来たらと思います!
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そもそも玄米って?
そもそも玄米ってなんだっけ?っていう方にちょっと説明。
お米は通常、籾殻(もみがら)をとって玄米にし、糠(ぬか)や胚(はい)を取り除くことで白米になります。
この取り除かれた糠や胚に、豊富な食物繊維、ビタミン、カリウム、たんぱく質が多く含まれており、白米に精米してしまうことで、これらの栄養価がほとんど無くなってしまいます。
つまり、白米は「お米」が本来持っていた栄養価が抜けた状態。
玄米はそれらを取り除く前の、言わば本来のお米の姿。
玄米には、この糠や胚がそのまま残っているので栄養価が抜群なんです。
玄米の栄養素
玄米は、人間の身体を健やかに保つために必要な栄養素がほとんど摂取出来るため「完全栄養食」と言われています。
初めて玄米について調べた時、「玄米は完全栄養食」ということに本当に驚きました。
玄米食にするだけで、人間の身体に必要なビタミン、鉄、マグネシウム、食物繊維などたくさんの栄養素がかなりの割合で摂取できてしまうんです。
よく「一日30品目以上」と言われるのは、主食が白米の場合のお話。
玄米を主食にした場合は、玄米に大事な栄養素がたくさん含まれているため、その必要がないそうなんです。
玄米の栄養素がどれだけすごいのか白米と比べてみました↓
※100gあたりの栄養値比較
ほぼ全ての栄養素において、白米を大きく上回っています。
妊活中の女性に玄米がいい理由
また玄米には、妊活中からの摂取を薦められる葉酸やビタミン類も多く含まれており、赤ちゃん待ちの私としてはとても嬉しいこと。
ビタミンの中でも、特にビタミンEは「妊娠ビタミン」や「子宝ビタミン」、「着床ビタミン」と呼ばれるほど、妊活中に必須なビタミン。
アーモンドやほうれん草にも多く含まれますが、同時に主食であるお米から摂取出来たら嬉しいですよね。
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ところで、味は?
玄米は白米よりも甘く、味に深みがあると思います。
噛めば噛むほど旨味が口の中に広がる感じ。
そして、
どんなおかずも、優しく豊かに抱擁してくれる感じ!(我ながら上手い表現だと思う!)
玄米のマイナスポイント
とはいっても、玄米ではなく白米がここまで食卓に浸透したには理由があるのではないか?と思った性格の悪い私(笑)
玄米のマイナスポイントも探してみましたよ!
①独特の香りや食感
玄米には独特の香りがあり、この香り自体が苦手な方や、白米が大好きで無理やり玄米に変えようとする方には、抵抗があるかもしれません。
また、玄米と白米の大きな違いは表皮。(白米は玄米の表皮を削って糠を取り除いたもの)
玄米は、表皮があることからプチプチとした食感が特徴です。このプチプチとした食感が苦手という方も抵抗があるかもしれません。
②消化が悪いので胃腸の悪い人には向かない
玄米食は消化が良くないので、腹持ちはいい反面、よく噛まなければ消化不良を起こすこともあるそうです。あまり咀嚼をしないまま玄米を食べ続けると肝臓などに負担がかかる恐れもあります。また、胃腸が弱っている時も控えた方がいいとされています。
③少々高い
玄米はなるべく無農薬や減農薬がいいと言われています。
なぜなら、玄米は籾殻(もみがら)を取っただけの状態なので、農薬が溜まりやすいため、白米よりもそのまま口に運ぶことになる危険性が高いのです。
無農薬や減農薬の玄米は、白米よりも少々お値段が張ります。
④炊き方がめんどくさそう
玄米は、十分に浸水させてから炊く必要があります。また、炊飯器に玄米モードがないと、思ったような食感に炊けないことも。土鍋や圧力鍋で炊く方法もありますが、手間暇は白米の数倍かかります。
⑤玄米でも足りない栄養素がある
玄米は「完全栄養食」と前述しましたが、実は玄米だけでは足りない栄養素もあります。
それは、ミネラルやカルシウム。これらの栄養素を補うために、青菜や海藻、根菜や黒ごまなどの副菜が必要です。
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玄米食を始めてからの変化
上記のように、面倒なこともけっこうある玄米。
でも、玄米を半年間食べ続けた最近の身体の変化には驚いちゃうんですよ。
①便通がよくなった
玄米には白米のおよそ6倍の食物繊維が含まれているからか、玄米食を始めてから便通が本当に良くなりました。また、便の質も良くなったと感じています。
玄米の整腸作用ってすごいんだな、と感じる毎日。
腸は第二の脳と呼ばれるほど、健康体のためには大切な臓器。
健康な身体のほうが、赤ちゃんは授かりやすいに決まってるっ!
②肌ツヤが良くなった
玄米の「ぬか」「胚芽」には、食物繊維・タンパク質・ビタミンB群・フィチンといったアンチエイジングには欠かせない嬉しい成分が豊富に含まれているそう。
便秘解消、抗酸化作用、ホルモンバランスを整える、デトックス効果などなどこれらの成分によって得られる効果も様々。
そのおかげか、肌のツヤが前より良くなってきた実感があるんです。友人にも言われました。
食べるサプリメントとはこのことか!
③よく噛むようになった
玄米は一口につき最低30回の咀嚼が勧められています。
噛まないと胃腸に負担をかけてしまい、逆効果にもなってしまうこともあるので、毎食時咀嚼を意識しています。
同時に玄米以外のおかずも、咀嚼にかける時間が長くなったので消化がよくなり、胃腸の調子が良くなった気がします。
④太らなくなった
③の噛むことが大きく影響していると思います。
咀嚼を多くすると、咀嚼中枢が刺激され、食べ過ぎを防止してくれるのは有名な話。
あと、これも咀嚼が影響しているのか、白米よりも食後の「でっぷり感」が少ないですよね。食べて疲れないというか。
また、玄米には脂っこい肉料理やコッテリしたものってあまり合わないんですよ。煮物とか、大根おろしとか漬物とか、昔ながらの和食が一番相性がよくて、しかも超美味しく感じる。
そんな理由もあって太らないのかな?って思います。
私はお茶碗にしっかり一膳分、一日2回食べますが、この半年でむしろ痩せました。
理想の体重なう♪です。まじで。
美味しい玄米に出会うべき!
どうでしょうか?普段白米派のかたも、まずは分づき米からでも是非試してみて欲しいと心から思います。
(分づき米とは、白米を10割の精米率としたら何割精米しているかのことで、3分づき米・5分づき米・7分づき米という。数字が小さいほど玄米に、大きいほど白米に近くなる。)
私は自然食やマクロビに詳しい姉の影響で、ほんだ農場さんというところから買っていますが、購入する場所(玄米の質)は超重要だと思います。
というのも、何年も前スーパーで売ってるファンケルか何かの玄米を試したんですが、全然美味しくなかったんですよね・・
その時のイメージは、
「いくら栄養が多くたって美味しくなければ続けられん!」
って感じ。
でも姉の勧めで買った玄米は、その記憶を一瞬ですっ飛ばすほど美味しくて本当に驚き、質は本当に大切だなって身をもって感じました。
玄米は、最初のイメージが大切だと思うので、購入場所(質)は安易に決めないことをまじオススメします!
5月に購入した10キロが半年くらいでなくなったので、最近2袋目を購入♪
↓私は楽天で定期的に買っています。パッケージはその都度変わるみたい。
(ほんだ農場の仲間の辻本さんのお米)
化学肥料ゼロ、農薬98%減栽培( ̄▽ ̄)
私はコスパの面から一気に10キロ買っちゃう派だけど、お試し版(2kg)もあるみたい。
今や白米よりも好きになってしまった玄米。美味しいご飯があると、本当に幸せ・・
お米は大地から頂く素晴らしい穀物。
せっかく頂くならそのパワーを丸ごと頂きたい!
妊活のために何かしたい、でも何がいいかわからないって方は、まず毎日必ず食べる「ご飯」から変えてみることをお勧めします!
妻
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