【NAC日本橋BT51診察】心拍･サイズは不安を残す結果ですが一応卒業となりました

BT44心拍確認は基準をクリア。エストロジェルやデュファストンは終了となりました

2018年4月17日

昨日から、胃がいたい・・

これはつわり？

それとも、緊張？

胃痛を我慢しながら行って来ました。

そう、NAC日本橋卒業診察へ・・！

結論から言うと卒業は出来たのですが、まだまだ手放しで喜べる感じではありませんでした💦

デュファストンをやめても胸は張っている

BT44で全ての薬が中止となりました。

私は移植２日後くらいからずっと胸が張っていて、これが一番の変化だったのですが、この変化って

デュファストンで黄体補充しているから？

とも思っていたんですよね。

以前はなおかIVFでの人工授精後にデュファストンを服用していた際、身体がパンパンになる感覚があったもので。

よって胸の張りはデュファストンのせいもあるのかもと思っていたのですが、BT44以降全ての薬を飲まなくなっても胸は張ったままでした。

NAC日本橋BT51卒業診察

卒業診察は採血がない方もいるようですが、私はいつも通りありました。

尿検査・採血が終わり、運命の内診までひたすら待つ！

（出典：NAC日本橋HP）

卒業診察ということで夫にも来てもらいましたが、夫はやはりいつも通りポジティブ＆リラックス。。

ほんとにあーた、うらやましーよ👊

卒業診察の場合、いろいろ調整があるためなのかスキップされて後ろの方になる傾向があると色々なブログで見かけていましたが、その通りで内診まで約1時間半くらい待ちました。

例によって数回のトイレ。

緊張により何にも集中できず。

「スマホいじる」「たまに寝る」夫を横目に、かなり挙動不審な私でした。

そうそう、移植の日からずっとお見かけする方もいらっしゃいました。

彼女も今日卒業診察なんだろうな。

・・・・・・

そして、ついに内診に。

私が呼ばれた回は全部で3人で、私が一番最後の部屋でした。

他の2名の方は卒業診察ではなかったようで、割とスピーディに内診が終わりこちらに向かってきている・・！

今回も子宝のお守りを握りしめながら、何度も深呼吸をしてその時を待ちました・・。

看護師さん「紹介予定の方です」

ついに、運命の時。

NAC卒業の基準は、

• 心拍＜160–190＞
• サイズ＜30mm–34mm＞

です。

寺元先生の丁寧な卒業内診

診察ですよぉ。

はい。

（イメージ画像）

エコーを入れるとさっそく前回より大きくなったと思われる胎嚢が見え、ホッとしました。

でもそれもつかの間・・

ん？遅いぞ？

画面右半分が心拍を測るバーコードのような地層のような画面に切り替わると、心拍156の表記が・・！

（前回のBT44は167・・・）

一瞬にして鼓動が早くなりました。。

遅いな。息止めて！

息を止め、再度心拍を測るもやはり150台後半・・

意識が遠のく〜・・

が、先生が3度目の心拍を測ってくれた時、やっと160という表記に。

先生は「160か、よしっ」という様子でしたが、160って基準の最下限だけど大丈夫なのかな（＞＜）

続いて胎児のサイズを測ったのですが、なんと胎児サイズも小さめ💦

最初の数回は頑張っても28mmとか、29mmの表記でした。。

何度測っても30mmにあと少し届かないので先生はお腹を押したり、経腹エコーに切り替えて再度確認してくれたりと何度も何度も測り直してくれました。

後で診察で聞いた話によると、胎児の位置が遠くボヤけていて測りづらいということもあったようなのですが。

30mmギリギリあるか。ありそうやな。

心拍・サイズともに超ギリギリ・・😱

そして最後にライトをピカーっと照らして膣の入り口あたりを目視？で何か確かめ内診が終了しました。

7〜8分はあったかと思われる、丁寧な卒業内診でした。

それにしても・・微妙な内診結果に少々呆然としながら着替え、夫の元にもどりました。

待合にて、旦那と不安がこみ上げる・・

夫に内診の経緯を話すと、いつも超ポジティブな夫も若干不安げな様子・・

え、それ卒業しちゃって大丈夫なの？

もう1回見てもらえないの？

心配だよね。。

でもその場合は先生から言ってくるでしょ。。

夫は、私の精神面ももちろんですが、もし今日卒業出来て成功報酬324,000円を支払った直後に何かあったらという心配を持っているようでした。

まぁ、そりゃそうだよね。

額が額だもんな。

夫と一通り話した後は、スマホで検索魔に。

でもBT51で心拍がギリギリの人なんて一人も見当たらない〜！！

寺元先生の卒業診察　胎児心拍数やサイズ、移植胚についても

「ウケツケバンゴウ○バンのカンジャサマ、シンサツシツ、1バンヘドーゾ⤵」

いよいよ、最後になるであろう診察です。

モニターを見ながら、詳しく説明をしてくれました。

ぽっ子さんですねぇ。

ちょっと小さいですねぇ。1週間の成長幅が小さい。ただ小さいには理由がある。

非常にボヤけとる。超音波から位置が遠い。

近くにあると分かりやすいが、遠いとボヤけて分かりにくい。

前回はもっと近くにあったんやけどね。その時によって位置は違う。

うう。

今日に限って遠くにいたのか、君は（泣）

まぁでも、一応3cmはありますね。

先生、本当ですか！？

なんなら追試があってもいいですよぉ！！😭

心拍は・・安定せんみたいですねぇ。

今日は156、156、何回か測って一番早いのが160。160は一応基準は超えとる。

3cmも基準は超えとるんですけども、なんかちょっと安定しませんねぇ。

・・これはまだ流産の可能性も高いということでしょうか？

高くはないんですけどもねぇ。

でもまだそこまではちょっとわからない。

紹介の基準にはなるんですか・・？

紹介の基準にはなるんですけどもね。160以上、3cm以上なんでね。

紹介先は◯◯産院でよろしかったですねぇ。

あそこならばこの後向こうで見てもらう方がよろしいかもしれませんねぇ。

今日でNAC卒業にはなるようです・・。

なんとなく、若干強引に押し込まれた感もなくはない・・。

えいやぁ！と。

超不安😱

移植代保留の理由と思われる「融解受精卵の形質がいびつさ」について質問

また、最後に勇気を出してずっと気になっていたことを先生に聞いてみました。

それは、今回の移植の時に移植代金保留になった理由や卵の状態について。

移植当日は培養士さんからの話でしか説明を聞くことが出来ないので、本来ならBT4診察で先生の見解をお聞きするべきだったのですが色々あり質問する機会を失っていました。

最後に1点質問です。今回の移植は融解した時の卵の状態から移植代金保留にしていただいたと思うのですが、その理由というか見解をお聞きしてもいいですか？

そやね。一部分ダメージ出てね。

（モニター見ながら）ここが一部はがれちゃったんですけどね。残った部分が復活してきたんでね。そのせいで最初の着床の値がちょっと低かったんですけどね。

ただこれは胎児そのものではない。胎児の周りの袋を形成する細胞なんでね。

胎児そのものとは関係ない。胎児を作る細胞はこんだけしかない。そのダメージではない。袋は袋で少々ダメージがあってもかまわない。

↑「ICM」の箇所が先生が指した胎児を作る細胞で、ここに異常やダメージがないから問題ないということでした。

ICM以外の部分の形がいびつでしたが、それはあくまで袋であって胎児へ影響を及ぼすことはないとのこと。

ということは、胎児となる部分には問題がないけれど、胎児の袋に問題が出てくる可能性があったので経過観察をするために移植代金保留になっていたのかな？と理解しました。

胎児になる部分がダメージを受けたわけではないと聞けて、今まで持っていた漠然とした不安もなくなっていきました。

最後に先生の見解を聞けて本当に良かった。

位置によってサイズの見え方も変わるし、心拍数も多少は変動するらしい

（話は診察結果報告にもどって）

ホルモン値は悪くないんやけどね。

ま、でもそれほど問題ないかもしれませんね。位置が遠いだけかもしれません。

あっ、心拍も位置によって変わるんですか！？

一瞬光が差した！と思ったのですが・・

いや、心拍は位置で変わらない。

がっくしトホホ・・・

心拍が前回の167から下がっていることは問題ないんですか？

心拍はちょっとくらいは変動するもんよ。

動いたりすると早くなるし、寝とる時は遅いし。

まぁ心拍は正常範囲内ですわ。

おおっ最後は先生正常範囲内だと言ってくれた〜っ！

（私たちがしつこいから？）

本当に？

正常範囲と思っていいのですか先生〜！！

そして最後に紹介状のための

• 生年月日や名前の確認
• 内科的手術歴
• 薬のアレルギー

などを確認され診察は終了となりました。

先生は一応紹介の基準だと言ってくれてるし、もちろん先生の言葉を信じるのですが、いかんせん想像していた卒業診察とはだいぶ違った内容で・・😭

端的に言ったら、もっといい結果で終われると思ってしまっていました。

そして、最後感極まってしまうだろうな我慢しなきゃな、なんて想像までも。

でも実際は課題を多く残す診察内容に、頭の中は超冷静でした。

でも。

これで寺元先生に会うのは一旦最後かもしれない。

そして、そうだと願いたい。

お礼はお礼で心から伝えたいと思い、ブロ友さんを見習って最後に先生と握手をしてもらいました。

本当にありがとうございました。

本当にありがとうございました。

先生は最後も「はいは〜い」とクールな感じ。

でもこれがいつもの寺元先生。

生殖医療のために365日休まず働く、寺元先生。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

↓ここまでの全経緯↓

移植後の尿検査で調べる項目について。ウロビリノーゲンやケトン体､潜血って何？

2018年4月3日

結局最初から最後まで潜血がプラスでしたが、これについては何も言われませんでした。

所要時間とお会計

8:55
→受付

10:35
→内診

11:10
→診察

12:00
→会計

所要時間計
→約3時間05分

合計　11,470円

合計　324,000円（成功報酬）

NAC日本橋通院合計
・成功報酬1回目
（採卵凍結ならず）:191,508円
・成功報酬2回目
（採卵・ポリープ手術・移植①陰性まで）:499,883円
・成功報酬2回目
（HR補充移植周期移植②）：552,765円

卒業ということで、成功報酬制度の324,000円の請求もありました。

現金か振込か選べたので、私たちは振込を選択。

また、紹介状とピンクレターを受け取りました。

ピンクレターとは、出産報告書といって今回の妊娠の経過がどうだったか最終的にNACへ送付するアンケート用紙のこと。

無事出産に至り、このアンケートにたくさん書き込んでNACに返送出来る日がどうか来ますように。

NAC日本橋での治療について思いを書きたかったのですが・・

本来ならここで少しNAC通院を振り返りNACへの感謝の気持ちを述べたかったのですが・・、自分的にまだ

「卒業したー！！」

と手放しで思うことが出来ずヽ(；▽；)ノ

夫と話した結果、数日後に予約した産院での診察に問題がなければ私たちの中で「NACを卒業出来た！」ということにしたいなと思っています。（もちろんその後も不安や心配は尽きないと思いますが）

ですので、産院診察後にNAC通院を総括したいと思います。

卒業診察だというのに、本当に最後まで全く気が抜けません・・。

笑話になることを願うばかりですが。。

それでももちろん、NACへの感謝の気持ちは大きいので帰宅の際エレベーターホールから夫と共に深くお辞儀をして帰路につきました。

葛飾赤十字産院での初妊婦健診の結果や費用。不妊治療からの方も多く心強い

2018年4月29日

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妻

1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。

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