不妊治療助成金申請のタイミングやステージで悩む。採卵や顕微授精費用でシミュレーションしてみた

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そろそろ2度目の採卵後リセットが来そうです。

リセットしたら、ポリープ解明や移植に向けてまたNAC通院生活が始まります☺

 

さて、今日は特定不妊治療(高度生殖医療)の助成金について考えてみました。

特定不妊治療は何しろ高額・・・

 

私たちは、NACの成功報酬制度適用の範囲内でひとまず治療を続けるつもりですが、それでも授かれなかったらその後も治療を続けられるかわからないというのが今の本音です。

 

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国の特定不妊治療費助成

こちら↓でさらに詳しく書いていますが、

東京都の不妊治療助成金まとめ!適用条件や金額、年齢による回数など調べてみた

2018年10月3日

 

現在日本には「不妊に悩む方への特定治療支援事業」という制度があります。

ざっくりいうと、

 

特定不妊治療費用の一部を最大6回まで助成するよ

 

というもの
(特定不妊治療=体外受精や顕微授精)

治療のステージにより、助成額が定められています。

 

ただし、この助成の対象条件はというと、

  • 治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦であること
  • 夫婦合算の年間所得が730万円以下であること

と設定されています。

前者の年齢制限については、妊娠率母体の安全上の理由などから設定されているそうです。

 

そして後者の所得制限についてですが、私たちは所得が上記以下なので助成の対象になりますが・・・

夫婦フルタイム共働きで頑張っていたら、この所得を超えてしまう方もおそらくたくさんいらっしゃいますよね。

なぜ730万という所得制限が設けられているのか?

疑問です。

 

所得とは?

この730万円は年収ではなく夫婦それぞれの所得の合算額です。

所得とは収入から必要経費を引いたものです(給与所得者であるサラリーマンなら給与所得控除を引いたもの)。

源泉徴収票では、前年の給与所得控除後の金額を見ます。

 

助成金額のマックスはいくらになるの?

私の住む東京都では、治療1回につき以下の助成額上限まで助成されます。

(ただし自費の治療費が助成額を越えていない場合は自費診療の実費のみが対象)

※東京都は、A・Bステージに独自の上乗せ助成があるそうです。

 

上表内の治療ステージ(A〜E)ごとに助成金額が異なります。それぞれの助成金額は、

A :20万円(30万円)
B :25万円(30万円)
C/F:7.5万円
D/E:15万円(30万円)
※()内の額は、初受給時の受給上限額。

となっています。

 

では自分にとっての助成金マックス額っていくらなのか計算してみると・・

胚移植の方法はBの凍結胚移植の可能性が一番高いと思うので、仮に

 

治療ステージB × 6回

 

で計算してみました。

初回 30万円
2回目 25万円
3回目 25万円
4回目 25万円
5回目 25万円
6回目 25万円
合計 155万円

 

155万円が、助成してもらえる仮のマックス金額となりそうですね。

 

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先が読めない不妊治療で後悔しない申請をするには?

なぜ仮に全てを治療ステージBで計算したかというと、

 

  • どの治療を初回とするか
  • どの治療を申請するか

 

は個人の自由なんだそうで。

つまり、私はすでに1回目の治療は

 

凍結ならず=治療ステージE

 

で終了していますが、この治療を1回目とせずにこれから始まる2周期目の

 

採卵〜凍結胚移植=治療ステージB

 

を初回の治療として申請し、助成金初回の上限である30万円を受け取ることも可能だということです。(採卵〜移植はNACの場合絶対に30万円超えてきます)

 

※12月22日訂正:初回の自由診療費の合計額が誤っていたため、訂正しました。

ただ私の初回周期は「凍結ならず」といっても、自由診療合計184,928円なので、差し引き計算しても、この周期から助成金申請をしようと思っていますが・・・(夫の自由診療費用は助成金申請出来ないので実際の助成金申請は159,387円)

もし初回周期の金額がけっこう安いっていう方は、そこは申請せずそれ以降の周期を初回として申請しても場合によってはいいんじゃないかなー?と思います。

私も、もし初回周期でかかった自由診療費が10万円以下だったら先々のことも考え申請していなかったと思います。

不妊治療 = 先が読めない治療

 

ですからねヽ(;▽;)

 

6回の助成をうまく使って自分の未来につなげたい。

 

助成金を使わず授かれることにこしたことは無いんですけどね。。

 

申請にあたっての注意事項など

どの治療を申請するかは自由だ、と書きましたが、すでに助成金の申請を開始しているにも関わらず、過去の治療を遡って「1回目」とすることは出来ません。

また年度ごとに助成申請期限もあるのでそのあたりは細かく注意が必要です。

【申請期限】

1回の特定不妊治療が終了した日の属する年度末(3月31日消印有効)までに申請が必要。

ただし、1月から3月までに特定不妊治療が終了したもので、3月31日まで(当該年度内まで)に申請書等が提出できない場合は、4月1日から6月30日(消印有効)までの期間に限って申請が可能。

※引用:東京都福祉健康局HP

 

みなさんは助成金について何か考えがありますか〜?

良かったらお気軽にコメントくださいね😊

 

さらに詳しい説明はこちらで↓

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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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