【中編】オーク銀座での卵子凍結初診から採卵。誘発方法ごとの概算費用を前納し採卵周期スタート!

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前回の【前編】記事で、オーク銀座レディースクリニックでの卵子凍結を決めた友人。

今回は、

 

  • 診察や血液検査結果
  • 前納金などの費用
  • 採卵の流れと感想

 

についてまとめています。

注意

本情報は2018年11月〜2019年2月の間に友人が行なった採卵周期の体験談です。主観に基づくものですので、あくまで一参考としてください。具体的なアクションを起こされる際には必ずご自身でクリニックにご確認ください。

 

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初診(診察・内診・血液検査)は月経開始前

PC、診察、カルテ、医師

月経開始前の初診では、

 

  1. 診察
  2. 内診
  3. 血液検査

 

を実施。

 

①診察

診察は大阪院の船曳美也子医師とテレビ電話で行った。

船曳美也子医師について

医療法人オーク会の常勤医師で、健康な女性の凍結卵子による妊娠・出産に日本で初めて成功した医師だと言われている。自らも体外受精を行い、43歳で初めての妊娠、出産という経験を持つ。

著書に

「女性の人生ゲームで勝つ方法: 恋もキャリアも出産も!」
あなたも知らない女のカラダ 希望を叶える性の話」

がある。また卵子凍結に関するインタビュー記事も多数。

診察内容は(彼女は説明会にも出席しているためか)特別な内容はなく、改めて、OHSSなどリスクの確認くらいだったそうだ。

「あとは内診で(問題がないか)見てみましょうね」

とのこと。

 

②内診

続いて内診。男性医師による超音波検査で、子宮や卵巣に異常がないことを確認

「特別異常はないですね〜」

と、ひとまず問題なし。

 

③血液検査

血液検査の目的の一つに卵子の数を推定する卵巣予備能(AMH)の確認があり、この数値結果をみて卵胞を育てる誘発方法を決めていく流れ。

血液検査ではAMH以外のその他ホルモンも見ているのかもしれないが、AMH以外の説明は特になかった(と記憶しているそう)。

血液検査の結果は次回診察時に判明。この日は診察・検査代として、10,270支払う。

 

月経開始3日後のD3診察を予約

本来は生理前にもう一度診察が必要だったそうだが、友人は思いがけず予定よりも早く生理がきてしまったため、その診察は省略となった。

そして月経初日、クリニックから事前に渡された妊娠検査薬を用いて陰性を確認の上、次の受診D3を予約。

生理が来ているのに妊娠検査薬?と不思議に思うかもしれないが、「妊娠による出血でないことを確認する為」必要な過程なのだそうだ。

D3とは、生理開始後3日後=Day3の略

データ

オーク銀座レディースクリニックの卵子凍結説明会レポート。費用や実績、スケジュール等まとめ

2019年1月15日

 

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D3診察。概算費用を前納し、卵子凍結周期開始!

D3診察では、前回検査したAMHの結果をもとに排卵誘発方法を医師と共に確認。友人のAMH値は7.43ng/mlだった。

年齢の平均値よりも適度に高いAMH値を示す彼女の誘発方法は、いわゆる刺激法になった。その後、排卵誘発剤である自己注射や服薬の説明も受ける。

友人は誘発方法が決定したこのD3が、卵子凍結周期の開始にあたり、

 

  • 同意書
  • 麻酔問診票
  • 前納金

 

の3つを納め、正式な申し込みが完了した。

尚、前納金の金額は卵子凍結1回分の概算費用となっていて、

誘発方法 料金
刺激周期 35万円
低刺激周期 25万円
自然周期 19万円

刺激法となった彼女は35万円を前納金として納めた。

納金後は、受診ごとの支払いはなく採卵周期終了後に過不足金を精算をするという仕組み。

卵子凍結前納金

 

以前に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたことのある、友人のパーソナルデータ

改めてAMH結果と共に友人のパーソナルデータを紹介すると、

年齢 35歳
身長 158cm
体重 51kg前後
AMH 7.43ng/ml
現在の生理周期 約35日

彼女は20代の頃に婦人科で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたことがある。近年は安定しているそうだが、以前はこのPCOSによって排卵がうまくされず、生理不順だった。時には4〜5ヶ月近く生理が来なかった時もあったそうだ。

今回、PCOSとの診断とはならなかったが、やはりAMHは平均値よりも高めで、卵巣年齢は実年齢よる5歳若い30歳と推定されていた。

AMH、卵子凍結、オーク銀座

※AMHは卵巣の予備能(残存する卵子の数)を推定するものであり、その質を反映するものではない。

 

大まかな卵子凍結の流れ。誘発方法など

詳しくは説明会の記事にも記載があるが、ざっくり卵子凍結の流れはこんな感じ。

排卵誘発(卵を育てる)

採卵(卵を採る)

凍結保存

自然排卵は月に1つだが、卵子凍結や体外受精においては、排卵誘発という投薬によって複数の卵胞を人為的に発育させ、より多くの卵子の採取を試みることが一般的。

その方法には大まかに分けて3種類ある。

 

  • 刺激法(ショート法・アンダゴニスト法・HMG-MPA法等)
  • 低刺激法(クロミッド・レトロゾール・HRT-OPU法)
  • 自然法

 

下に行くほど投薬量は少なくなり、採卵数も同じく少なくなる。突出してAMHが高い、または平均値より低い方は、様々なリスクを考えて低刺激や自然周期を取るという風に誘発方法を変えるのが一般的とのこと。

 

自然周期採卵とホルモン刺激の違い。どっちが良いかより夫婦で考える過程が大事

2017年10月8日

 

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排卵誘発方法はHMG-MPA法に決定

卵子凍結刺激周期スケジュール

友人の刺激方法は、いわゆる高刺激でその中でもHMG-MPA法という方法に決定。

この方法の採卵までの大まかな流れは、

  • D3〜採卵2日前まで自己注射で卵を育て
  • と同時に排卵しないよう内服薬で抑制
  • D8前後から数度来院し卵胞をチェック
  • 採卵2日前にhCG注射と点鼻薬で排卵を促進
  • D10〜17に採卵を実施

するというもの。

 

この方法は高刺激の中でも比較的来院回数が少なく、内服薬によって費用が抑えられる点も利点として挙げられ、同院の刺激法の中では一番ポピュラーな方法とのこと。

 

自己注射は怖かった?

D3から数日間打つ自己注射について、友人に怖くなかったか聞いてみると

 

「超怖かった」

 

とのこと。もともと看護師処置の採血すらも極度に苦手な彼女にとってはかなりの恐怖体験だったそう。

そんな恐怖心から当初自己注射を避けるため、近所の内科に自己注射キットを持ち込んで代理で注射してもらえるかとも考えたが結局は頑張って自分で行なった(こういった持ち込みでの遠隔対応も受け入れ側がOKなら可能)。

 

風邪をひき別周期に改めるか迷うも、影響無しとのことで強行

実は友人はこの卵子凍結周期中、風邪をひいて熱が出てしまっていた。この状態のまま採卵周期を継続できるか迷いクリニックに確認したところ、

採卵には影響がない

とのことで、翌月以降予定が詰まっている彼女は、医師の判断に従いそのままGOすることに決めた。

そんな体調だったので、風邪の症状なのか誘発の副作用なのか、はたまた両方の兼ね合いなのかは定かではないが、排卵誘発の自己注射後その副作用と思われる激しい嘔吐があったとのこと。

特に初注射のD3の日は複数回吐いたそうだ。

 

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OHSSリスクを慎重に見ながら、採卵当日を迎える

自己注射で卵胞を育て、D8とD10に通院。卵胞の育ち具合をチェック。

D10の内診で

 

  • 卵が十分に育っていること
  • これ以上待つと卵巣過剰刺激症候群の危険性が増すこと

 

が指摘され、友人の採卵は月経開始から12日目で決定した。卵胞はかなりたくさん育っているようだったが、採卵日までお腹の張り等、吐き気以外の違和感は特段なかったそうだ(とは言っても吐き気がかなり辛そうだったが)。

卵巣過剰刺激症候群とは?

女性の卵巣は親指大ほど(3~4 cm)の臓器ですが、その中の 卵(卵胞)が不妊治療における排卵誘発剤に過剰に刺激される ことによって、卵巣がふくれ上がり、お腹や胸に水がたまるな どの症状が起こることを卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼びます。 重症例では、腎不全や血栓症など様々な合併症を引き起こすこ とがあります。

厚生労働省「重篤副作用疾患別対応マニュアル」より引用

AMH値が高い彼女は刺激によってこの症状を引き起こす可能性が高く、経過観察も入念に行われた。

 

ここで採卵当日までに通院した回数を一度まとめると、

  1. 月経前
  2. D3
  3. D8
  4. D10
  5. D12

 

計5回となった。

 

そしてD12、採卵日当日。

ベッドの上で点滴が始まり、採卵は全身麻酔(静脈麻酔)で進行。採卵自体は約30分とわずかな時間だった。

全身麻酔なので当たり前だが、その間の痛みはなかった。

その後再度ベッドに運ばれ回復を待つのだが、友人はこの全身麻酔後の副作用が非常に辛かったらしい。

腹痛、吐き気、倦怠感・・

実際複数回吐き、また帰宅後も気持ち悪さは続きたびたび吐いたとのこと。静脈麻酔が体質に合わなかったようだ。

 

採卵当日の大まかなスケジュールは以下のような感じ。

朝一の予約だったはずがこの日は採卵が多かったらしく、集合時間が変わったとのこと。

10:00  通院・点滴等

11:30  採卵

12:00  リカバリールームにて休憩

17:00  帰宅

通常1〜2時間休憩し帰宅するのだが、友人は体調が優れず結局4〜5時間休憩し、歩くのもきつくタクシーで帰宅するほどだったそう。

 

初めて採卵した感想

友人に採卵の感想を聞いてみると、

 

「ほんと緊張した…」

「全身麻酔中、プロジェクションマッピングを見ているような感覚に陥った」

「採卵後の体調が最悪だった・・」

 

と、採卵はもうやりたくないというのが本音の様子。とはいえ苦労の甲斐もあって元々AMH値も高い彼女はなんと18個も採取することができた

卵子凍結採卵結果
続き→オーク銀座での採卵凍結結果や総費用は【後編】に続きます↓

草原

【後編】卵子凍結を終えた友人の率直な感想。未来は分からないけど 後悔だけはしたくない

2019年5月9日
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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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