NAC日本橋卒業後、早速ですが産院の初診に行ってきました。
初診の予約はNAC日本橋BT44診察終了後に取っていました。
私が希望する産院は分娩数に制限を設けない大きい産院なので、割と直前でも予約が取れました。
分娩数に限りがある病院を予約する際はもっと早めに予約するのが安全かと思います。
そして結論からいうと、赤ちゃんはNAC卒業診察の日から元気に成長してくれていました・・(><)
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私が選んだ産院は「葛飾赤十字産院」
産院のほうも読者のみなさんの何かのお役に立てればと思い実名公開していきます。
私が選んだ産院は、葛飾区立石にある葛飾赤十字産院というところです。
はい、実は私は 東 東京住民なんです🙂電車を使ってドアtoドアで45分ほど。
以前の記事にも書きましたが、私は
「ここで産みたい!」
と以前妊娠した際に決めていました。
その理由については、また後日ゆっくり書きたいと思います。
10W 妊婦健診1回目の詳細
母子手帳と妊婦健康診査受診票を持って初診へ。
こちらは前回妊娠した際、母と二人でこの産院に赴き初診を受けたのですが、その初診でまさかの稽留流産が判明するという苦い記憶がある場所でもあります(><)
そんな恐怖もあったので今回は夫に無理をいって同行してもらいました。
葛飾赤十字産院の最寄駅は「のんべえの聖地」としても有名な、京成立石駅です。
改札を出てまっすぐ進むと左右に出口があるので、左側の「北1」出口からでます。
階段を降りると左手に商店街が出てきますのでまっすぐ進みます。
写真では伝わりづらいですが、下町感溢れる渋い商店街です。
商店街を抜け、道路を渡ると右に緩やかにカーブする道に入ります。
「日赤」とかかれた看板にそって進みます。
さらに進むと、なんとも気持ちのいい並木道が。
新緑美しいのどかな場所です☺
途中の八百屋さん。
午前中にもかかわらずけっこうお客さんが多い。
人情の町感を勝手に感じてしまいます。
主婦として一応野菜のお値段をチェック。
えっ、安い!
いちご210円!
安さにつられて、つい店の中に入って物色しようとする私を呆れ顔で制止する夫。
あぶないあぶない、診察という本来の目的を忘れてしまいそうになっていました。
そして驚いたのが、なんと八百屋の向かいに「タカラトミー」の本社があること!
無事出産することができたら、必ずタカラトミーでおもちゃを買おう、そう心に誓いました(笑)
そんな穏やかな並木道を抜けると、葛飾区議会と書かれた白い建物が出てきます。
その左側にちょこっと見えるのが今回向かう葛飾赤十字産院です。
立石駅から7〜8分ほど歩いて無事到着。
年季の入った建物です。
ちなみにこの産院は数年後に移転してしまうみたい。
移転してしまうと少々通いづらくなるので、今ここにあるうちに第一子を産みたいというのは密かな夢でした。
中に入るとペッパー君がお迎えしてくれます。
これは子供が喜びそうですね。
受付では、NACからの紹介状と保険証を提出し、早速問診票などを数枚記入します。
問診票の中に、今回の妊娠について不安に思うことという欄があったので、
高度不妊治療での妊娠なので、全てが不安です。
と正直な気持ちを書き込みました。
その後、採尿し血圧と体重を測定した紙を提出します。
血圧と体重も大公開!
🌀血圧低っ
🌀移植前ホルモン補充で1kg、移植後体重2kg増えました(やばい)
🌀爪のお手入れしてない!恥ずかしい!
ちなみに私の身長は158センチほどで、太る前は標準ど真ん中の体型という感じでした。
運動が大好きなので割と筋肉質だったのですが、今は全く運動できず食べてばかりなのでぶよぶよしてきています。orz…
美人女医先生の診察
NACの移植後診察も毎回毎回生きた心地がしないほどソワソワと緊張していましたが、今回はそれを上回る緊張感だったかもしれせん。
やはり、以前の「初診で流産」という辛い診断がかなりトラウマになっているみたいです。。
いざ、初めての診察へ。
初診は女性の先生が担当してくれました。
まず最初に、NACからの紹介状を見ながら、
- 顕微授精での妊娠ということ
- 薬のアレルギーについて
- 過去受けた子宮筋腫の手術について
- 前回の流産について
などパーソナルデータの確認をされました。
机に広げられたNAC紹介状の中身をチラッと見ると、手紙の最後に直筆で3行くらい寺元先生のメッセージが添えられていて、
あぁ本当にいい先生だな
と感動しました(しかも超達筆!)
そして早速内診へ。
緊張の瞬間です(><)
夫も同席させた経膣エコーの結果はというと
しつこいですが、
「前回は流産が発覚したんだよな・・NACでの心拍も遅めだったし、大丈夫かな(><)」
と自分で選んだ産院ながら、内診台に上がるまで心臓がばくばく。
気が気じゃありませんでした・・
内診台が上がると、まずは子宮頚がん検診が始まりました。
そして次に胎児を見るための経膣エコーへ。(ちゃんと成長していますように・・・)
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先生「成長してますよ〜!」
ぽっ子「・・・・良かった・・・・・」
その後、夫を内診室に入れました
初めて見るエコーに、そして(カーテンがあるにせよ)初めて見る私のパッカーン姿に夫はどう思うかな?と心配だったのですが・・
そんな私の心配をよそに
夫「えっ!動いてる?すげー!」
と、完全にエコー画面に見入っていました。
子供のようにはしゃいですごく感動してくれている姿を見て、私のほうが驚きました!
先生は、
「動いてますよ〜!これが頭でこっちがお尻。心臓がこれですね。4.2cm位ですね。特にむくみとかもないですよ」
と、ひとつひとつゆっくり優しく丁寧に教えてくれました。
その間も夫はしきりに感動しっぱなし。
これまでもエコー写真は何度も見せてはいたのですが、静止画だとあまり実感が湧かなかったみたいです。動画の力恐るべし。
そんなすごく感動する夫をみて、私も本当に嬉しかったです。泣きそうでした。
抵抗がなければ、早いうちから夫を同席させるのって父性を育てるためにもすごくいいことじゃないかな?って今回感じました。
男の人って、静止画より動画のほうが実感が湧きやすいのかもしれません(ポコキン調べ)。
ちなみに葛飾赤十字では、エコー画面をビデオカメラで撮影することはOKとのこと。ただスマホや携帯での撮影は禁止だそうです。
目視で問題がなければ心拍数は測らないらしい
そして診察室に戻り、現在の経過としては何の問題もないと伝えられました。
心拍数の不安のことも伝えたのですが、ここでは目視での心拍に問題がなければ心拍数は測らないそうです。目視で全く問題ありませんよ、とのことでした。
そういうものなのか・・
たくさんの胎児を見ている豊富な経験値がなせる技なのかな・・
少し安心してもいい・・の・・かな・・
とはいえ、NAC式で厳しく育てられた私は、「順調ですよ」と言われてもなかなか安心することが出来ません😅
また私は現在小さな子宮筋腫がひとつあるのですが、
- 妊娠の経過とともに大きくなることがある
- 2割くらいの人は筋腫に痛みが生じる
ことがあるらしく、筋腫については経過観察ということになりました。
なお、子宮筋腫の手術をしている場合には、手術した病院の一筆が必要らしく、後日取りにいくことになりました。
なんでも筋腫が内膜の近く、または内膜にかかっていた場合、内膜を痛めている可能性があるそう。そうなるとその部分が裂けたりする恐れもあることから帝王切開となる場合もあるようです。
つまり、自然分娩ができるか判断するため手術先のデータが必要ということと理解しました。
胎児の大きさは4.2cmほどで、この週数としては4~5日分大きく育ってくれていました。
ただこの時期の胎児は伸びたり丸まったりすることからサイズは前後しますよ〜、とのこと。
次回の妊婦検診は4週間後。
不安があれば自費ですが診察してもらうことも可能です。
それにしても、先生、優しい。。。。。
血液検査で調べる項目について
続いて、初期の血液検査へ。
診察室で先生に、追加1,000円程でトキソプラズマ抗体が調べられるけどどうするか聞かれたので、迷わずお願いしました。
明細書を見ると、
- ABO血液型
- Rho(D)血液型
- 梅毒トレポネーマ抗体定性
- HBs抗原定性・半定量
- トキソプラズマ抗体
- HIV-1、2抗体定性
- RPR法(定性)
- HBs抗体定性
その他、不規則抗体検査、血液化学検査(グルコース・Fe)、肺炎ウィルス、風疹ウィルス抗体定性などを調べる検査のようです。
最初だからか、やはり項目が多いですね。
保健士さんとの面談
最後に、保険相談室にて保健師さんとの面談がありました。
こちらは夫の同席不可。
保健師さんからは、
- 夫との関係(DVはないか、夫はタバコを吸うか等)
- 今回の妊娠について(嬉しかったか、不安はないか等)
- 住んでるところ(環境について)
- 近くに夫以外に頼れる人がいるか
などを聞かれ、保健師さんがカウンセリング的に対話をしてくれます。
「何かあったらなんでも話してくださいね」
と優しい言葉をかけられ、時間にして7〜8分くらいで終了。
患者の状態、家庭環境などを積極的に把握しようとしてくれるこういった姿勢やシステムはありがたいな〜、安心できるなぁ、と思いました。
もしも私が近所の総合病院の産婦人科を選んでいても、こういうフォローってあったのかな?
最後にナチュラルバースブックという産院の説明や妊娠中、産後の過ごし方について書かれた冊子をもらって無事終了。
そうそう、先生も保健師さんも「高度不妊治療から来られる方は非常に多い」とおっしゃっていました。
仲間がいるって安心しますね。
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妊婦健診1回目のお会計
今回は母子手帳をもらった際に受け取る受診票(助成を受けられる書類)の中から
- (1回目の)妊婦検診受診票
- 子宮頸がん検診受診票
を提出。
その2つの助成される分をのぞいたお会計は
合計 9,870円
でした。
本来の合計金額は24,120円ですが、そのうち14,250円が区から助成されるようです。
意外と妊婦検診もお金がかかるのですね。
この後出産までどのくらいの費用がかかるのか、今のところまったくわかっておりません。
改めてまだまだ知らないことだらけだな💦
それにしても、初めての産院の雰囲気に少々圧倒されました。
長いこと不妊治療に通っていたので、その雰囲気のギャップに良い意味で戸惑いました。
NAC卒業診察の日からもずっと不安で、出血する夢を見たりどうしても悪いことを考えてしまったりしていたので、今回の診察も心からホッとしました。
もう心配や不安は出産まで続くと思って、うまくこの気持ちと付き合っていったほうがよさそうですよね。
心配は尽きませんが、無事産院の初診を受けることができたので、この後NACについてかかった総金額や感想をまとめていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☺
妻
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ぽっ子さーん♡よかったですねー!
「心からホッとしました」の一文を見ることができて、私までホッしてしまいました。
赤ちゃんもぽっ子さんと一緒に元気にがんばっているのですね。
私はというと、ホルモン不足で移植は次周期へ持ち越しとなり、
初のHR周期がはじまるので、こちらの過去記事を読み返したりして、参考にさせていただいてます。
わかりやすく情報発信してくださってるぽっ子さんには本当に感謝です。
昨年の5月から妊活のためにクリニックに通いだし、NACを訪れたのは10月末。
42歳という年齢を考えたら私の今の状況はまだまだ序の口むしろ順調と思っているのに、
義母から、特に調べもせず、代案のお医者様がいるわけでもないのに、
クリニックを変えること考えては?という提案をされてモヤモヤしていたところ、
ぽっ子さんの吉報で気持ちが明るくなりました。
こんなことでモヤモヤしてる場合じゃないですよね。
これからも応援させてください。
私もがんばります!
yuさん
あたたかいコメントありがとうございます(;;)
移植持ち越しとなってしまったんですね(><)yuさん遠くから通われていますし、悔しいですよね(><)
でもでも!ホルモン補充周期はコントロールしてくれるから、移植キャンセルはほとんどないはず・・!次周期こそ絶対!!ですね。
ホルモン補充周期って、黄体は補充しているのに血液中のP4は上がらなかったりと不思議です。
1日にこなす薬が多くなって大変かと思います。私はスマホの予定表に全部入れていました^^ そうしないと忘れてしまいそうで。
不妊治療、とりわけ高度不妊治療は、当事者にしかわからない気持ちが絶対に多いと思います。
私は夫以外に話していなかったこともあり、そういった経験はないのですが私がyuさんでも絶対モヤモヤすると思います(><)
でも絶対yuさんと旦那さんのお気持ちが間違いなく一番ですよね。
私もyuさんの移植周期が順調に経過しますよう、全力で祈っています!!
ぽっ子さーん♡
優しいお言葉に感動です
・゜・(ノД`)・゜・。
元気でました!
アドバイスもありがとうございます!
ホント、夫婦二人の気持ちが1番!
お互いダンナ様と仲良くがんばりましょうね。
yuさん
そうですよそうですよ!二人の未来ですもの!
夫婦が同じ方向を向いていることが何より一番ですよね(*^^*)
ほんとにほんとに応援してます!念送ります!!
ぽっ子さん、こんにちは!
いつもブログ拝見しています!m(__)m
私も今月ホルモン補充周期で
顕微授精・凍結した卵を移植予定です。
(絶賛エストラーナテープを貼るGWを過ごしています。)
治療については色々調べたりしてきたものの、
その先のことは壁が高すぎて
本当に知識が乏しいです…(;つД`)
なので、ブログで投稿してくださる内容が
とても参考になっています、ありがとうございます!
お身体しんどい時期かもしれませんが、
どうかご無理されませんように!
私も後に続けるように頑張ります!!
はるさん
はるさん初めましてヽ(*^^*)ノ つたないブログを読んでいただき、本当にありがとうございます!
ホルモン補充で移植なんですね。エストラーナテープは、NACで言うところのエストロジェル(E2補充)ですよね^^
いやはや、わかります。私も移植のことまではおおよそ分かっているつもりでしたが、移植後のことはほんとさっぱりで。
診察のたびに焦って調べたり検索魔になってしまったりしていました。
はるさんの内膜がフッカフカになりますように(^○^)
そして順調な経過となりますように。応援しています!!
ぽっ子さん、お久しぶりです、ご懐妊おめでとうございます!以前何度かコメントしていたエスプレッソです。私の方は、去年の6月に無事に元気な女の子を出産しました。
コメントは控えていましたが、陰ながら応援してました。本当に良かったですね。自然妊娠でも治療による妊娠でも、着床した後は同じだと思います。不安は尽きないかと思いますが、マタニティライフ楽しんで下さいね。
エスプレッソさん
わぁエスプレッソさんお久しぶりです!エスプレッソさんお元気かな、子育てに忙しいかなと思っていたんですよ!
なので、本当に嬉しいです。
大分前になりますが、私がまだ高度不妊治療を少しも考えていなかったころ、エスプレッソさんに顕微受精のお話のコメントを頂いたことが印象深く残っています。また自分が顕微受精挑戦となった時も、エスプレッソさんのことを思い出していました✨
ほんとにエスプレッソさんのおっしゃる通り、着床し育ってくるとどんな妊娠方法だったかなんてどんどん気にならなくなりますね。
去年の6月ということは、もうすぐ1歳になるのですね^^ 可愛いだろうなぁヽ(*^^*)ノ
私も無事出産目指して一歩ずつ頑張ります!
エスプレッソさんも素敵な日々をお過ごしくださいね(*^^*)✨