心拍確認後の繋留流産の経験から診察の流れを書いてみる。掻爬手術か自然排出か

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AIHへのステップアップを前に、昨年私が経験した繋留流産のことを書いておきたいと思います。

 

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心拍確認後の繋留流産

私は2014年1月から妊活を始め、同年12月に大きくなった漿膜下の子宮筋腫を取る手術をしました。

漿膜下子宮筋腫は妊娠に悪影響?不妊治療の一環で摘出手術の経験を書いてみる

2016年10月5日

 

その後2〜3ヶ月おいてまた妊活を再開し、半年後に病院タイミングで自然妊娠することができました。

そのため、妊娠が分かった時先生が「子宮筋腫で妊娠しづらかったのかもしれない」と言っていました。

妊娠9週目で2度心拍を確認し、母子手帳を貰い、紹介状を持って産院に行った初診のエコーで、赤ちゃんが動いていませんでした。

子宮の中で赤ちゃんが亡くなっている「繋留流産」と診断されました。

当時少し元気のなかった母に新しい命を見て少しでも元気になってもらいたいと思い、なんと母まで同行して受けた初診でした。

動いている赤ちゃんを母に見せたくて診察室まで連れて行ったのに、結果は一番悲しいものでした。

産院の先生が、「心拍停止してから少し経っていて、赤ちゃんの浮腫みが始まっている」と言っていた気がします。

9w0dでは心拍2回目を確認し、赤ちゃんの大きさも2㎝ほどに成長していたのですが・・

流産、エコー、胎児

当時は心拍確認までしたら当然「妊娠が継続するもの」だと思い、母を同行させたり義実家や仲の良い友人に報告していたり・・今思うと軽率だったんだなと思います。

流産確定後、いろんな人に報告するのが辛かった。

ちなみに私は、悪阻をほとんど感じませんでした。

(悪阻がないことと、流産に関係性はないと思われますが)

その産院では流産の処置は行っていなかったので、また元の病院に戻ることになりました。

 

掻爬(そうは)手術か自然排出か

繋留流産確定した日がちょうどシルバーウィークが始まる前日だったので、流産確定後は5日程何もせず家でゆっくりすることができました。

繋留流産から6日目の午後に前病院で再受診の予約をしていたのですが、午前は仕事に出させてもらいました。

上司や先輩には妊娠のことを話していて流産も報告、「会社は気にせずゆっくりしてほしい」とのことだったんですが、休みすぎると次出社する時辛いな・・と思い、勇気を出して出社しました。

まだ子宮に赤ちゃんがいて、もしかしたらいつ自然排出が始まるか分からない状態ではありますが、なんとなくまだ出てこない予感がありました。

のちのちの自分の精神状態ことも考え、私は早めに会社に出ておいて良かったです。

空、雲

病院でもう一度胎児を見るもやはり心拍は見られず、「おそらく9w0dの診察後すぐに心拍停止してしまったのでしょう」とのことでした。

 

初期流産は染色体の異常がほとんどで、誰しも可能性がある

 

との言葉とともに。

再受診までネットで情報を漁りいろいろと分かっているつもりでしたが、それでもやっぱり心拍確認後だし本当にショックでした。

 

でも心拍確認後の流産は流産全体の中でも数%ですよね・・

 

と先生に聞くと、確かに少ないけど普通にあること、といったような回答でした。

ネットで調べていたし、分かってはいるんですけどね。それでも聞きたくなっちゃう。

でも、もしまた同じことが起こったらもう妊活自体が怖くなる、と思い胎児の染色体異常検査について先生に聞いてみました。

 

染色体異常の検査は保険が効かないので5〜6万かかる。調べても分からないことも多い。お金のこともあるし、通常は流産が3回以上続いてしまった人に勧める

 

高いけどわたしは検査をお願いしようかな、と思い始めていました。

流産の処置として先生は、

 

・すぐに出てくるなら自然排出を待ってもいいが1ヶ月以上出ない人もいる

・子宮に長く留まるのも感染症などが起こる可能性があり母体に良くない

・自然排出でも何かしらの組織は残って手術になる場合もある

 

このような理由から手術を選択するほうがいいだろうとなり、手術の予約をすることになりました。

・流産が分かった日(2015年)


 9月18日(金)

・再受診
 9月24日(木)

・手術予約日
 9月29日(火)

流産がわかった日から11日後に手術という流れになったのですが、再受診から3日目の夜、大量の出血と共に自然排出(進行流産)が始まりました。

続きます。

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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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