不妊治療への家族の理解。姉はステップアップに否定的なのかもしれない。

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私には、姉と兄がいます。

姉には子どもが2人、兄にも1人います。

妊活を始める前から自分の兄弟に当たり前のように子どもがいたので、まさか自分が授かりにくいとは夢にも思っていませんでした。

主人の兄弟にはまだ子どもがおらず、当初は主人の男性不妊を疑ったこともありました。

結果として主人の成績は物凄く良かったわけですが。

 

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不妊治療に対する家族の理解

わたしの姉はマクロビや自然菜食、ヨガが好きで(私もその影響を受けています)「自然」に対する敬意の念が深い女性です。

薬を飲むことも出来る限りしたくない人で、子どもの予防接種までひとつひとつ「これはやる必要があるのか?」と調べるほど。

田んぼ、自然

なので薄々気付いてはいたんですが、赤ちゃんを授かるために病院へ行くことも彼女のポリシーからしたら有り得ないことなんですよね。

もともと姉は子どもはいなくてもいいと言っていたし、子どもがいる現在でも「いない人生」でも別に良かったと言っています。(もちろん我が子はかわいいようですが)

姉とは割となんでも話せる仲なので、彼女が不妊治療に理解があろうがなかろうがどちらでも良かったし、私がなかなか授からないことについては本当に心配してくれていて、どんな相談にも乗ってくれていたんですが・・

昨日、姉が母にこんなメールを送っていました。

(出典:Yahooニュース!)

(出典:Yahooニュース!)

 

このニュースのことを指し、「怖い世の中だね」と。

 

怖い世の中だねと。

 

怖い世の中だねと?

 

彼女の考え方からしたら、「自然」ではない授かり方は恐ろしいことなんだと思います。

不妊治療は「自然」に背き、人間の領域を超えている、と。

彼女がもし今、不妊の私の立場だとしたら、授からなければ授からない人生を歩むと胸を張って言えるんだと思います。

そういう考えの人がいてもおかしくない。

というか、人類の半分くらいはそういう考えなのかもしれない。

でも正直、

家族だし、

姉妹だし、

ムカついた。

悲しかった。

あんたには一生わからんでしょうね。

と思った。

姉は「自然」が好きですがいわゆるナチュラル系やフワフワ系ではありません。

現実的で超クール。

私は割とすぐホロっと泣いてしまうタイプなんですが、彼女が泣いているのをほとんど見たことがありません。

時と場合によってその冷静さがとても頼りになるんですが。

今現在の私は、もちろん怖さもあるし不安もあるけど、どこまでステップアップしても主人との子どもが欲しい。

 

子どもがいない人生を考えることが出来ない。

 

姉は決して私のことを否定しているわけではないんですが、彼女の中では「有り得ないこと」なんですよねきっと。

これからステップアップするであろう私は、これから姉にどんな風に相談・報告しようかな、と悩み始めてきました。

やっぱムカつくしね。

まぁ私の現在の家族は夫ですので、夫と気持ちが同じ方向を向けていればいいんですけどね。

こんちきしょー!!!!と思った出来事でした。

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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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