今回も、というかもう今後自分がお送りします。
※ネタバレありです。ご注意ください。
スポンサードサーチ
目次
隣の家族は青く見える第5話ストーリー(あらすじ)
主要キャストと相関図

引用:フジテレビ「隣の家族は青く見える」より)
【不妊治療中カップル】
五十嵐奈々(深田恭子)
→スキューバダイビングインストラクター
五十嵐大器(松山ケンイチ)
→玩具メーカー勤務
【子供を作らない事実婚カップル】
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
→ネイリスト
川村亮司(平山浩行)
→バツイチのスタイリスト
【幸せを装う夫婦】
小宮山真一郎(野間口徹)
→元商社マン。現在失業中(失業していることは妻しか知らない)
小宮山深雪(真飛聖)
→真一郎の妻。2児の母
【LGBTのカップル】
広瀬弥(眞島秀和)
→コーポラティブハウスの建築士
青木朔(北村匠海)
→バーテンダー
【第5話あらすじ】
初めての人工授精に挑戦し結果を期待するも、結果は無情にも陰性。落胆する最中、大器の妹の琴音から電話が。なんと破水し今にも生まれそうだと言うのだ。急いで病院へ駆けつけると常位胎盤早期剥離により緊急の帝王切開が行われるとのこと。琴音の希望で奈々も出産という感動的なシーンに立ち会うことに。祭りで連絡が取れなかった琴音の両親と旦那もようやく駆けつけ赤ちゃんが生まれたことを喜び合う。そんな中、五十嵐夫妻は喜びながらも複雑な表情で家族を見守る。病室で、早産しては母親失格だと自分を責める琴音と、赤ちゃんの誕生は奇跡だよと諭す奈々。そんな二人の会話を盗み聞きし、大器夫妻が子作りで悩んでいるのではと察した母聡子は大器にそれとなく聞く。不妊治療をしていると大器に告げられた聡子は、これまでの自分の配慮のない行動を恥じるのであった。
いまだギクシャクしている亮司とちひろ。引き止めてほしいちひろと、罪悪感といらぬ優しさからか、ちひろの思いとはうらはらな行動をとってしまう亮司。いよいよ前妻の息子が越してくる日が近づき、出て行く覚悟を決めたちひろは、中庭で奈々と朔に「(亮司に)引き止めて欲しい」との本心を吐露。「男はプライドが高く小心者。ヨリを戻すなら女性から言うべき」との朔のアドバイスに「めんどくさい」とブーたれるちひろ。さらに朔は「めんどくさいことや些細なことを乗り越えてそれでもこの人と!と思えた人たちだけが恋愛山を登頂することができる」と諭す。家を出て行く日、亮司とちひろは湧き上がる思いを抑えきれずベッドで熱く燃え上がる。すると、そんな現場に息子が突然やってきてしまって・・・。
リア充代行サービスを使って、豪華なランチ会の様子などをアップし、インスタ映えにいそしむ見栄っ張りな深雪。一方、長女の優香は塾のテスト当日、怪我でダンスオーディションに出られなくなった友人を助けるため、塾をさぼり代役としてオーディションに急遽参加する。しかし塾をサボったことが深雪にバレ、何をしていたのかと追及される。そんな時、一生懸命にダンスに打ち込む娘の一面を知る真一郎が機転を利かせ「自分が無理やり誘って塾をサボらせた」と嘘の弁明をする。自身の教育方針へ異を唱える無職の夫に我慢ならない部分と、過去に娘が誘拐まがいのトラブルに巻き込まれたことがフラッシュバックし、さらに激怒する深雪であった。
自宅前や会社にばらまかれた「広瀬はゲイだ」との怪文書により、職場にいづらくなった広瀬は独立を決意。そんな広瀬の独立をまのあたりにした広瀬に行為を寄せる同僚の長谷部(橋本マナミ)は、寂しさとはまた違った複雑な表情を見せる。その夜、長谷部は朔の働くバーを訪れ、施設育ちといった朔の過去について、探偵による調査報告書を突きつける。朔は突然のことに困惑しながらも、そんなことをする長谷部こそが広瀬と自分の仲を引き裂くために怪文書をばらまいた犯人だと確信する。さらに長谷部は朔が広瀬宅に転がり込んだ ”ある理由” を知っていることをちらつかせ店を出て行くのであった。
人工授精への挑戦。過剰に怖がることはない
今回、とうとう人工授精に挑戦しましたね。
自分たちもはなおかIVFクリニックで人工授精に3度挑戦しましたが、全て陰性でした。
人工授精の関連関連記事は
→こちら
自分たちがタイミング法から人工授精にステップアップする時の心境を思い出せば
- なんか「人工」って言葉が怖い
- でもだからこそ妊娠できそう
って気持ちが強かったですね。
あとは、結構お金かかるのかなぁといった不安もありました。
人工授精は1回あたりだいたい2〜3万円くらいなので、顕微受精を行なっている今では安いと思いますが、当時は「高いなぁ」って感じていました。実際に高いですけど、いまはもっと金かかってて完全に麻痺してます。
人工って言葉から、なんかとてつもない凄いことをするような印象を受けますが、この方法を端的に表せば、
- 運動率・直進性の高い精子を選抜し
- 子宮まで人工的に精子を確実に届ける
というもの。
精子や卵子それ自体に、なにかしら人工的に処置をほどこすといったことではありません。
特別な器具を用いて子宮まで選抜された精子をショートカットで届けるというもので、超乱暴に言えばめっちゃ長い人工的チン○で一気に卵子の近くまで精子たちを送り届けるみたいな。
人工授精を例えるならこんな感じかな↓
ある日「プリンセス卵子」が敵にさらわれ、海の向こうの卵管膨大部という絶海の孤島の要塞に閉じ込められてしまう。
プリンセスを救い出すべく、精子という海軍に出動を命じるが、タイミング法作戦では敵船がばっこし、かつ嵐もおきる危険な海を渡らなければならない。
なんとか海を渡りきり島へたどり着いたとしても兵力は激減。なんとか生き残った兵もこの苛酷な長旅で弱り切っている状態の中、要塞内の敵の波状攻撃をかいくぐり、プリンセス卵子を救出できる体力のあるものは非常に少なく、救出はもはや奇跡に近い。
それに対し、人工授精は、はなおか鬼軍曹が全海軍の中から優秀な兵(精子)だけを選抜し、最強の精鋭部隊「ネイビーシールズ」を組成。そして、プリンセス卵子が幽閉されている敵の要塞に船では無く、CH-47(輸送ヘリコプター)で直接乗りつけ、精鋭部隊をダイレクトに送り込むことが可能な高度な救出作戦。
不妊治療はスケジュール調整が大変
あと人工授精以上の治療は、事前に確定できない変動激しい排卵のタイミングに合わせ採精が必要です。
これが男側からするとスケジュール調整が大変なんですよね(といっても妻の方はもっと大変だけど)。
会議でどうしても当日クリニックに行けない大器は自宅で採精し、カップを奈々が持参して人工授精をしました。おそらく多くの夫はこんな感じで、いきなり朝会社を休むことって難しいのが現実。
そんな現実を経験した大器が言ってましたが、
「今日は精子とってから出勤しまーす。今日は人工授精してから出勤しまーす。ってそんなふうに許容される社会にならないかな」
と、不妊治療をしやすい環境が社会全体に浸透すれば良いのにと、良いこと言ってましたね。
(多分自分はそういう社会になっても、会社には言わないかも 笑)
やっぱり不妊治療って精神的・身体的・金銭的な負担以外にも、この時間調整の負担も結構あるんですよねー。
人工授精は不妊治療を通して夫婦の思いを確認する分岐点でもある
人工授精という本格的な不妊治療に入ると、夫の協力は不可欠。
男って基本めんどくさがりなんで、クリニックに急に行ったり、精子やお金を出すことってめんどくさいって思いがちなんですよね。
実際に自分も面倒だなって思ってましたし、今もその気持ちは少なからずあります・・・。
人工授精って不妊治療の分岐点だと思います。本気で子を持つことに対して夫婦で考えなきゃいけない時だと。ここら辺で男女の温度差って出てくると思うんですよねー。
でもやると決めたら高いお金を払うんだし、協力したほうがお互いに精神的にも金銭的にも悪いことはないんですよね。だからどうせやるなら協力した方が得だと思って取り組んだ方がいい。
そういう意味ではたとえ人工授精で結果が出なくても、二人で挑戦したということは連帯感というか結束力というか、絆は深まると思います。逆にいうと、ここを境にいろいろと決裂するということもあるわけですが・・・。
精子にいいこと7か条
人工授精に挑戦することで、不妊治療の勉強をし始めた大器。
少しでも良い精子を出そうと「精子に良いこと7か条」を奈々に披露します。

- 規則正しい生活
- 禁煙
- 酒は控えめに
- ブリーフよりもトランクス
- 長風呂・サウナは控える
- 自転車・バイクに乗り過ぎない
- 膝上でノートパソコンを使わない
自分も不妊治療を始めてから、ピチッとタイトなボクサーパンツから、ゆるゆるの風通しの良い綿のトランクスにして、常時金タマの温度には細心の注意を払っています。
トランクスに慣れるともうタイトなオパンティーには戻れませんね。ふんどしなんかだったらなおのこと(ふんどしにちょっと興味あり)。
ちなみに、昔リプロダクションクリニック東京の説明会で聞いた「精子にいいこと18か条」を一部重複しますが、参考までに以下記載しておきます。
- 禁煙
- ブリーフよりトランクス
- 飲酒は適量に
- 長風呂、長サウナは避ける
- 自転車やバイクに乗り過ぎない
- 放射線に要注意
- 育毛剤を飲まない
- 規則正しい生活
- 膝上でノートPCを使わない
- 禁欲しすぎない
- 運転しすぎない
- 携帯電話は精巣から離す
- 昔ながらの食生活
- 太りすぎない
- アンチエイジングを考慮
- 有機化合物に注意
- 環境ホルモンに注意
- 心理的ストレスの軽減を
スポンサードサーチ
第5話のポイントは「当たり前は奇跡の上に成り立っているということ」

今回、大器の妹の出産に、陰性で意気消沈の奈々が立ち会うのですが、まぁせつない。
みんなで喜びを分かち合う中、複雑な気持ちが交錯しているとこなんかもうなんだかね。妻を見守る大器の気持ちがよーわかるわー。
ああいう時ってどんな顔するか戸惑いますし、それ以上に妻の気持ちが心配なんですよね。
今回「常位胎盤早期剥離」という、なんらかの原因により胎盤が剥離し胎児に酸素が十分に行き渡らない危険な状況に陥った琴音は、緊急帝王切開をし無事出産します。
「あとで(保育器の中にいる)赤ちゃんに会いに行こうね」と声をかける奈々に対して、琴音は妊娠を甘く見ていたこれまでの自分の軽率な行動が早産を引き起こしてしまったのではないかと、自分を責めます。
そんな琴音に対して奈々がかけた言葉が今回の名言ですね。



ほんとうにこれは悩んだものにしかわかんないですね。
自分も昔は大人になれば誰でも子供ができるもんだって、疑うこと自体すら頭に浮かびませんでした。
まとめ
こりゃ間違いなく体外受精(ふりかけ式や、顕微受精)までいくな。
こりゃ体外まで行くな…#隣の家族は青く見える#となかぞ
— ぽころぐ@HR周期で春よ来い (@pocolog) 2018年2月15日
- ふりかけ式で授かるか
- 顕微受精までいくか
- それとも授からないのか
- 自然妊娠という大ドンデン返し
と、どういった結末を迎えるのか気になるところです(転院とかしたらさらにリアルw)。
今回で、双方の親に不妊治療をしていることが明らかになったわけですが、個人的には治療内容や結果もそうですけど、周りの家族が不妊治療をしている人に対してどんなふうに接するのか?といった部分に興味がありますね。
最後に出産に立ち会った奈々を心配する大器に、奈々が前向きなことを言っていました。

この前向きな考え方ってほんとうに大事。
というかそう思わないと不妊治療ってやっていけないと思いますねー。
さぁ、ようやく折り返し地点。
今後どうなっていくか目が離せない!

夫

最新記事 by 夫 (全て見る)
- 「体外受精にのぞむ女性のこころの動きに関する追跡研究」にご協力をお願いします。 - 2019年10月8日
- 卵巣年齢チェックキット「エフチェック」を購入。採血してみた - 2019年8月21日
- 【寄稿記事】妊娠ファーストでパートナー選びを焦りたくない私のオーク銀座での卵子凍結レポ。仕事に趣味に全力で打ち込みたい! - 2019年7月3日