時に不条理で不相当に過大な筋の通らぬ要求を受けることってありませんか?
- 値段下げろよ
- 今すぐもってこい
- よそ行ったら業界で生きられなくしてやる
- リセット祭りだ、この野郎!(by妻)
- 葉酸満載の野菜料理ですが何か?(by妻)
- (月一)なんかイラつくんだよ!(by妻)
など、生きていると大なり小なり理不尽なことってありませんか?
こんなことを言われると、いかに摩擦を避けようかと考えるのが人の性。
摩擦を避けるのは生存本能という観点から見ても賢い選択ですし、それをチョイスすることを誰も非難することはできないと思います。
が、
もしそんな面倒を避けることで、自分の根底にある信念を捻じ曲げているのなら、それは客観的にみて賢い選択ではあるかもしれませんが、果たして正しい選択かと問われればそうではないとも思えます。
自分も極力、摩擦や衝突を避け、調和を志向するタイプです。
しかし、時に自分の信念から大きく外れるものを不当に突きつけられた時には徹底的に戦う性分も持ち合わせているつもりです。
大人になって、つい物分かりのよい人を演じていませんか?
その物分かりは本当に自分の中の正義にしたがっていますか?
その物分かりは自分のみならず、結果的に周りを不幸にしていませんか?
小さい時に憧れた、まっすぐで弱気を助け強きをくじく正義のヒーロー。
今の時代、そんなヒーローを目指そうなんていうと格好悪いのかもしれません。
でも、周りの目など気にせず原理原則を貫くそんなヒーローの姿勢を斜め上から見れるほど、はたして自分はできた人間なのかなと自問する時があります。
今日はそんな強大な権力や既得権益、業界慣習などの見えざる力に支配されそうになった時、
奥底に眠る正義を奮い立たせてくれる
やる気を起こさせてくれる
自分的おすすめ映画5選を紹介したいと思います。
おそらく女子には理解不能なものばかりかもしれません(事実妻には理解されません)。
ドッカーンバッカーン系です。
ストーリーの良し悪しや、作品の出来がどうのこうと批評するものではありません。
何も考えずに観れて、単純に気持ちを奮い立たせてくれる作品たちです。
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目次
300(スリーハンドレッド)
内容は、
大国ペルシアが強大な軍事力にものをいわせ、小国スパルタに自国の軍門に下るよう迫るという、大きいものが小さいものをいじめるストーリーです。
平穏に暮らしていたスパルタに突然大国が力任せに侵略してきたので、しかたなく剣を取ったといったというもの。
この映画の見どころはアクション映像が凄いのはもちろんですが、強大な暴力に屈さず、自分たちの生き様(よう)を貫くところ。
もし、ペルシアの軍門に下れば、生きることはできたでしょう。
しかしそうなれば、生命を維持するという意味で「生かされた」でしょうが、ほんとうの意味で「生きる」ことはできなかったと思います。だからこそ無謀な戦いに挑んだんだと。
賢い選択ではなかったかもしれませんが、100万の兵にたった300の兵で立ち向かうこの構図は、率直にカッコイイなぁって思います。
正直そんな勝ち目のない戦いを受けるのはバカだと思いますが、バカなことを中途半端にやるのは本当のバカで、本気でバカを貫き通せば、それはバカなんかじゃなく尊敬を集める存在になりうると信じています。
そもそも小国がゆえに自らを厳しく律し、鍛えておかなければいつか滅んでしまうという危機意識を常に持っていたんだと思います。日頃から心身共に厳しい鍛錬を積んでいたから出来た決断だと。
そんな彼らの姿勢は「スパルタ教育」という、厳しい教育方法の代名詞として現代でも使われていますよね。納得です。
これをみて、大きな敵に立ち向かうこともそうですが、日頃から鍛錬を怠らないその姿勢にこそ学ぶべきことは大いにあると思います。
スナッチ(Snatch)
内容は、
裏の組織から賭博ボクシングで「八百長をしろ=わざと負けろ」と言われても、そんなことはお構いなしに相手をぶっ飛ばすといった痛快アクション映画。
こちらは自分の正義に従い八百長試合をぶっ壊した上に、さらに利を得るという非常にスカッとする作品です。
この映画から学ぶべきは、ただ自分の気持ちを押し通すのではなく、効果的に相手の急所をつき、利益を最大化するという緻密な戦略を巧妙に準備しているところかと。
感情に任せて突っ走らずに、しっかりと考えることが大事だよってことを示唆しているように思いますね。
頭に来てもまず深呼吸。
気持ちを落ち着け、正義をつき通した上で自分が目指すべき一番最高のゴールは何かを考えるという思考を学べる良い見本だと思います。
コメディ要素もたっぷりでテンポもよく、観やすい映画だと思います。
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ファイトクラブ(Fight Club)
これは有名な映画ですね。
惰性に任せた人生に疑問を持つ主人公が、ファイトクラブというものを通して「生きていること」をリアルに感じるといった、闘争本能をかき立ててくれる映画。
この映画は一見派手なアクションやブラピの肉体美に目が行きがちですが、自分はこの作品は
- 常に物事に疑問を持っているか?
- 賢い選択が正しいのか?
- 本気で今を生きているか?
- 人間の本当の価値って何?
- まず自らが変わるべき
を問うているように感じますね。
他人からの評価や批判などにただ不平不満をまき散らすのではなく、自らが内側から変わり適応していく様は、近年ゲームのルールが著しいスピードで変わる現代において生き残る為のヒントが隠されているようにも感じます。
どうみられるかと外部からの評価を気にする前に自分の中にある他力本願な心を叩き直し、スキルの向上や痛みを伴う自己変革を率先して行うべきだと。
暴力がいいということではなく、しっかりと物事に向き合い本気で考え行動しているか?
この映画を見るたびに、そんなことを感じています。
これ観たあとは無性に運動したくなります。
ローンサバイバー(Lone Survivor)
内容は、
山岳地帯に潜むタリバンの重要人物を偵察するため、精鋭ネイビーシールズ4人を密かに現地に送り込むというレッドウィング作戦を実行するも、図らずも戦いに巻き込まれてしまうという実話。
この銃撃戦の描写は本当にリアルです。観てて痛い。
この映画から感じるのは、
- 諦めない気持ち
- 仲間との絆
といったところ。
絶体絶命の状況の中でも、その時々に最善と思われる選択を命を賭けて決断していきます。
また、あんまり「仲間との絆」とかちょっとくさくて好きじゃないんですけど、これみるとマジで一人の力って小さいなって思います。
周りと助け合ってこそなんだと。
同じゴールを目指している同じ熱量の仲間が周りにいれば最高だなと思います。
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完全なる報復(Law Abiding Citizen)
内容は、
妻子を目の前で惨殺された夫が、司法取引で釈放された犯人と、その司法取引に関わった法曹関係者や政治家(=司法制度)に、壮絶な復讐を仕掛ける物語。
報復がやりすぎですが、自ら設定した目標に対して綿密に計画し実行に移すその行動力、胆力は驚嘆の一言。
はたから見ると
「飛躍しすぎでしょ?」
と思う部分が多々ありますが、そこまでやっちゃう主人公の気持ちもまぁわからんでもない。
ここで真似たいのは目には目をといった原理主義的報復行為ではなく、自ら設定した目標をどうやったら達成できるかと考え抜く姿勢とその行動力、完遂する忍耐力だと思います。
自分の思いや信念、確固たるビジョンがあるのなら、人に笑われようがけなされようが自分を信じてやるべきことを着実に実行するということが大事だなと、この映画から学べそうです。
まとめ
今回紹介した映画に共通する点はというと、
- 信念や正義を信じそれを突き通す力
- 設定した目標を完遂する行動力
そんなことをこれらを観るたび感じています。
とまぁ、なんか高尚な冒頭の前置きとともに作品を紹介してきましたが、なんのことはない自分的にアガる映画を書いただけです。
深い意味はござーせん(笑)
もちろんこの5つ以外にも気持ちを奮い立たせてくれたり、やる気を出させてくれる作品はありますが、とりあえずこの記事のタイトルを考えた時、思いついた順に書いてみただけです。
ちなみに今回のこの5つの映画を観ると無性に筋トレがしたくなるんですよね。
「あー運動しなきゃな〜」
「ダイエット続かないな〜」
とか、モチベーションを上げたい時に観るとアドレナリンがドバドバ出て、
「テストステロン(男性ホルモン)上げてぇ!」
ってなりますよ。多分。
映画ってその時々の気持ちを高めてくれたり、癒してくれたり、和ませてくれたりと、良い気分転換になるものですよね。
この他にも好きな作品はいろいろあるので、ちょっと今回はハードなやつばっかりでしたが(でも大体ハードなやつが多い)、また機会をみて他の作品を紹介したいと思います。

夫

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