親から2週間に1回ほどのペースで電話があるのですが、昨晩もありました。
近況を話しあい、和やかなムードが流れて良い時間を過ごした。
今日はそんな和気あいあいな会話の中で子作りに関しての親父の一言が気に障ったので思うことを書いてみようと思います。
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男は不妊治療への理解が乏しいという現実
母はなかなか子供に恵まれない我々に対して、特に何か言ってくることもありません。
「◯◯したほうがいい」
「◯◯しなさい」
なんて、安易にお節介なことを言うこともなく、妻とも良好な関係を築いてくれていてざっくばらんにいろんな悩みをただ聞いて吐き出させてくれているありがたい存在です。
こういう母の対応は、我が母ながら感心するとともに、ありがたいなぁっていつも思っています。
そんな母とは対照的なのが親父。
なかなか子宝に恵まれない我々に対して、辛い一言をぐいぐい超内角高めに投げ込みえぐってきます。
親父からのイラつく一言集
親父が電話してくるのはだいたいがほろ酔いの時。
親父との会話は、基本は一方的に自分が聞くというスタイル。「仕事はどうだ?」なんて話しが中心。
そんな話しが一段落すると毎度聞かれるのが
「子供はまだか?」
わかってるわかってる、OKOK。
このワードはまぁ親ならそう聞きたくなる気持ちも分かるので、スルーできます。
ここまででその話題が終わればいいのですが、この後に続くのがちょっと面倒なんですよね。子供ができないことに対してその原因は、
「気合が足りないんじゃないか」
「回数が足りないんじゃないか」
「東京はせわしいからできないんじゃないか」
「(地元にいる自分の友人)周りは何人も産んでるぞ」
「俺もそう先は長くないから早めに頼むぞ」
なんて根拠不明の思いを一方的にぶっこんでくる。。まぁライトな感じだけど。
まぁ、孫が欲しい親父の気持ちもわからなくもないですが、正直、
もうそれわかったよ。
なかなか軽く流せるステージじゃなくなってんだよね。
ちょっときついなぁ。って思ってしまうんですよね。
そんなことは百も承知。もっと相手の立場にたってモノ言ってくんないかな。
というか、思ったことをそのまま口にだすな。一旦考えてから喋れ。
あんたは、森 元首相か!

親も(不妊治療の)状況に合わせ成長すべき
言っている当人は全く悪気がないのはわかっています。
昔の人だし、子を思う気持ちからポロっと口から出てしまうのも理解できます(酒も入ってるしね)。
でも、本格的な不妊治療を開始すれば、お金もかかり、気持ちもナーバスになりますし、一喜一憂することも多々。不妊治療への意識が、自分の心の割合の大部分を占めていくものです。
だからこそこのギャップが、じょじょに許容できなくなってくるんですよね。
もし、この記事を不妊治療に悩むご夫婦の親御さんが見ているなら、ぜひそのあたりを配慮してあげてほしいと思います。
不妊治療をする夫婦の段階に合わせて、親も一緒に成長して欲しいと思う。
もっと察して欲しいと思う。
自分の希望や都合はぐっとこらえて欲しいと思う。
変なストレスをかけないで欲しいと思う。
と、不妊治療をしているこちらも、親の一言に悪意や悪気がないことは重々わかってはいますが、そろそろそんなステージ(関係)から一歩上に言って、新たな関係を構築しましょうよ。
それが結果的にお互いの利益につながるのだから。

夫

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奥様のこと、気づかってらっしゃるご様子に他人事ながら嬉しく思います。
お父さんが、ポッこちゃんに言うなって言っているのに、共同で書いてらっしゃるっぽいこのブログに書いてしまって良いのですか? ご夫婦でそこまでオープンにお話されているのかな。
たくさん話せるご夫婦って良いなと思います。うちは深いこと話そうとすると逃げられちゃう
カーラさん
コメントありがとうございます。初めて自分宛にコメントをもらい嬉しいです。この記事を書いている時に妻から「これって他の人が見ても理解できないかもよ(笑)」と一応突っ込まれています。
妻とは結婚するまで10年近く付き合っており、正直隠し事が全くありません。共に相手の親ともかなり仲良く、ポコキンはぽっ子の母(東京在住)ともサシでたまに飲みにいくほどです(こっちから誘うことも多い)。
なので、夫婦関係及び実家&義理実家との関係は、仲良しすぎて(ライン部屋もあるほど)世間一般的な関係と比べると変わっています。そんな家族環境なので、逆に言うと、このブログ(共同執筆)ができるとも言えます。
深い話は確かに男は面倒くさがる傾向があります。ポコキンもそうです。でもやっぱり自分も子供が欲しいというのと、一度流産を経験したということで、最近は少しづつではありますが深い話も進んでできるようになってきました。
今後も、男目線の思いとか傾向・性質など書いていきたいと思いますので、カーラさんご夫妻のお役に立てれば幸いです。コメントありがとうございました。