先週末、ほけんの窓口に行ってきた。
目的はズバリ、日本生命が今月10月2日より発売を開始した不妊治療&出産をサポートする保険「Chou Chou(シュシュ)」について詳しく聞くため。
不妊治療&出産に対しての保険を組み込んだ商品は日本初らしい。そんなシュシュの内容を聞き、メリットやデメリットを考えてみた。
我々はこの保険に入らないという判断をしました。その理由についても書いています。
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目次
シュシュとはどういう保険なのか?
この保険の正式名称は、
出産サポート給付金付3大疾病保障保険

※出産サポート給付金=「出産」「特定不妊治療」への給付金のこと。
「??? 3大疾病保障保険がメインなの?」
そう、この保険はそもそも「3大疾病保障保険」なのだ。不妊治療や出産に対しての保険(給付金)が付随するという商品。
てっきり、”不妊治療専用の保険” かと思っていたから、少し驚いた。
保険内容の詳細は以下記事を見てほしいが、
ざっくりいうと、
・保険期間は10・15・20年の3パターン
・加入は16〜40歳の女性が対象
・3大疾病になるか、死んだら300万円がもらえる(1回限り)
・上皮内がん(上皮内新生物)と診断されたら30万円がもらえる(1回限り)
・加入後2年目以降に出産したら給付金がもらえる(出産数制限なし)
・加入後3年目以降の特定不妊治療については給付金がもらえる(最大12回)
・保険期間満了時に最大200万円がもらえる(給付金をもらっていた場合はその分差し引かれる)
※3大疾病とは、がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中のことを指す。
というもの。
また不妊治療といっても「特定不妊治療」についての保障となる点は注意しなければならない。特定不妊治療=高度不妊治療であり、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療は対象には含まれない。
出産&特定不妊治療の給付金は?
3大疾病になるか死んだら300万円をもらえるのはわかったが、出産や特定不妊治療への給付金はどうなっているのだろう?
出産給付金
1人目10万円
2人目30万円
3人目50万円
4人目70万円
5人目以降100万円
(人数制限無し)
人数無制限ないんやね。
「双子の場合はどうなるんですか?」
と聞くと、双子をどちらも1人目とはせず、ちゃんと1人目と2人目とカウントするとのこと。つまり、双子の場合は、計40万円(10万円+30万円)をもらえることになる。
特定不妊治療給付金
1〜6回目→5万円/回
7〜12回目→10万円/回
(最大12回まで)
このカウントの仕方だが、「採卵」と「胚移植」それぞれ1回とカウントする。
自分はてっきり、特定不妊治療にあたる体外受精または顕微受精、つまり「胚移植」のみに対して1回とカウントされるものかと思っていたがそうではないみたい。
満期一時金って何?
選択した保険期間が終了=満期となった際に受け取れるお金のこと。
満期になって受け取れるということは、死なずに3大疾病にもかからなかったということ。つまり300万円を受け取らなかったということ(めちゃ良いことだけどね)。
保険期間10年で最大100万円、15年で最大150万円、20年最大200万円が返ってくるというもの。
ただ、保険期間中に(出産&特定不妊治療)給付金をもらったら、そのもらった分が満期一時金が差し引かれるから、最大◯◯万円となっている。
保険料はいくら?

月々の保険料は保険期間にかかわらず、大体1万円くらいとなっている。
給付金を全く受けなかった場合、それぞれの保険期間の実質負担額は、こんな感じ。
保険期間 | ①払込保険料 | ②満期一時金 | ③実質負担額(①−②) |
10年 | 120万円 | 100万円 | 20万円 |
15年 | 180万円 | 150万円 | 30万円 |
20年 | 240万円 | 200万円 | 40万円 |
③実質負担額はどれも年額2万円、月額に換算すると1,666円くらいとなる。
不妊治療保険「シュシュ」のメリットやデメリットは?
実際にこの保険どうなのよ?と思うよね。判断するためにも以下にメリットデメリットを書き出してみた。
メリット
・満期一時金が戻ってくるので完全な掛け捨てではない
・3大疾病にも対応している
・男性側の不妊が原因でも支払いの対象になる
・上皮内がん(上皮内新生物)の場合でも30万円が1度限りもらえる
ちなみに、子宮頸がんの41.7%は上皮がんとして発見されるという事実があるみたい。
カバー範囲が広いということと、満期でお金が返ってくるのはメリットだろう。満期一時金があることで実質の月々の保険料は先ほど述べたように、給付金の受け取りにもよるが、実質的には少なくなる計算。
しかも男性不妊が原因であっても対象となるのも嬉しい。
デメリット
・3大疾病保障&死亡保障が一生涯ではない
・出産給付金は加入2年目以降からしかもらえない
・特定不妊治療給付金は加入3年目以降からしかもらえない
デメリットは期間限定(10〜20年)であること。これが不妊治療や出産だけの保険なら別に問題ないが、3大疾病ならもっと長い期間を保障してほしい。ガンなどは550歳以降の方がかかる可能性は高いだろうし。
であれば、3大疾病保険はそれ単体で選んで入りたいと思ってしまう。
また、出産給付金と特定不妊治療給付金について加入後それぞれ2年、3年間と一定の不担保期間が設けられるているのも憎らしい。
「なんで、加入後即時適用じゃないんだよ」
と思ってしまう。
出産については、妊娠期間などを考えればそれほど非現実的な不担保期間設定ではないと思うが、特定不妊治療については、給付金支払適用までちょっと長すぎるんじゃない?
だって加入後3年目以降の治療について支払いって、今加入したら適用されるの丸2年後の2018年11月以降だよ?
ちょっと現実的じゃないよね。って思ってしまう。
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結局入るのか?入らないのか?

ほけんの窓口で、2時間近く根掘り葉掘り聞いた結果。自分夫妻はこのシュシュに
入らなくていいという結論に達した。
やはり、特定不妊治療給付金の支払いが加入3年目以降ということ(加入後2年間の治療には給付金は出ない)に魅力を感じない。
ここからは極論だが、
体外受精または顕微受精を行うにあたり「採卵」「胚移植」が1セットであるとする。
(必ずしもセットでないことはわかっているが、ここでは計算をしやすくする為にセットとする)
そうすると、特定不妊治療給付金の給付回数は最大12回なので、体外受精または顕微受精を行えるのは最大6回となる。
では6回行った場合のそれぞれのコストはどうなるだろうか?
体外受精1回の平均治療費は約30万円、顕微受精1回の平均治療費は約40万円とすると
※体外受精・顕微受精の1回あたりのコストは厚生労働省統計より
①最小値:約180万円
(体外受精×6回)②最大値:約240万円
(顕微受精×6回)
では、シュシュに加入し、特定不妊治療給付金を最大までもらった場合いくらになるだろうか?
1〜6回目→5万円/回
7〜12回目→10万円/回
(最大12回まで)なので、
最大給付額は、③90万円。
この90万円は①の約50%、②の約38%を占める。
こう見ると結構手厚い保障に見える。
しかし、忘れないでほしい。これが適用されるのは加入3年目以降だということを。
であれば、
「極論、この最大90万円を最短2年で貯めればいいじゃないか」
(別に2年でなくてもいいわけだけど)
と思ってしまう。
90万円を2年で貯めようとすると月額3.75万円と決して安くないが、保険料1万円を払わないとしたら2.75万円。日額にして916円。
お昼を弁当にする。夜の飲みを削る。といったことで捻出できない無理な額ではない。
結局は、家族計画と照らし合わせてどうなのかということ
正直保険なんて、さまざまなケースがあるわけで「絶対入った方がいい」「絶対入らない方がいい」なんてわからないし、どっちが良かったなんて結果論。
まず、不妊治療に関しては最大90万円という給付金額をみて、自分としては貯金をすることで対応できると判断したし、それは他の人ではそう判断しないかもしれない。
「90万円は大金だ」
と言われるかもしれない。
でもここで冷静に考えるべきことは、このメリットは「恩恵の最大値」であるということ。
恩恵の最大値と比較するから、なんだか入らないと損なような気になるのかなって思う。
だから自分が判断する時に一番大事にしたことは、
自分たちの家族計画と照らし合せてどうなのか(有効なのか)?
という点。
自分夫妻の家族計画は、
4年以内に2人子供を授かること
と設定している。
この二人の家族計画に対して、この保険は有効に働くのかどうなのか?って点を最終的に照らし合わせ、考えて、結論を導いた。
ただやみくもに損か得かだけを考えてもパターンが多すぎて正直判断つかないだろう。こういう場合は自分たちの ”在りたい姿” を軸に考える方が、判断しやすい。
だってどんなに色々なパターンを想定したところで、現実はどのパターンを歩むかわからない。だったら、「こうしよう!」と決めている計画に照らし合わせるということでしか、判断出来ないと思うんだよね。
では、シミュレーションしてみよう。
〜自分夫妻が保険に加入しなかった場合〜
4年以内に2人なんだから、遅くとも3年目に1人目、4年目に2人目を生まなければならない。
仮にどちらも一番コストの高い「顕微受精」で授かったと仮定すると、
1人目は今から2年以内に顕微受精を行うことになる。ただ回数が何回になるかはわからない。
しかし、この期間(〜2年目まで)については、特定不妊治療給付金の適用期間外だから、保険に入っていようが入っていまいが関係ない。
そして、子供が生まれたとしよう。出産給付金が受けられるのは加入後2年目からなので、加入すればだいたいの人がもらえるだろう。
※例えば、1月1日に加入して、年内(10〜12月)に出産となる確率よりも、2年目(翌年)以降に出産となる確率の方が多いだろう。つまり、加入後2ヶ月以内に妊娠する可能性と、3ヶ月以降に妊娠する可能性を比較した場合、後者の方が可能性が高いと思うのだ(妊娠から出産までの期間を10ヶ月とした前提で)。
しかし、保険に加入していない自分たちはどっちにしても出産給付金の恩恵は受けられない。
1人目だから10万円の出産給付金が受けられなかったことになる。つまり10万円の損だ(損という表現は適切ではないが、わかりやすくここでは損と表現する)。
次に2人目は、3年後以降に顕微受精を行うことになる。つまりここは保険に入っておけば適用される。
しかし、顕微受精の受精確率は70%と言われ、(女性の年齢にもよるが)、妊娠に至る確率は20%くらいだと言われている。
妊娠率20%と仮定し、最大5回目の顕微受精で妊娠できたとする。採卵+胚移植を1セットとした場合(現実そうではないがここではそうする)、10回分の給付を得られなかったことになる。
つまり、(5万円×6回+10万円×4回=)70万円の損というわけだ。
【特定不妊治療給付金詳細】
1〜6回目→5万円/回
7〜12回目→10万円/回
(最大12回まで)
そして、2人目の出産給付金ももらえない為、さらに30万円の損だ。
この想定で行くと、合計110万円の損だと言える。
ただ、そもそも保険料を払っていないので、この保険料分を計算すると(20年の保険期間で計算)、
保険期間 | ①払込保険料 | ②満期一時金 | ③実質負担額(②−①) |
10年 | |||
15年 | |||
20年 | 240万円 |
通算払込保険料は約240万円。満期一時金(最大で返ってくるお金)200万円は給付を受けた110万円を差し引いた90万円となる。
そうすると、実質負担する保険料は、240万円ー90万円の150万円となる↓
保険期間 | ①払込保険料 | ②受取った給付金 | ③満期(200万-②) | ④実質負担額(①−③) |
20年 | 240万円 | 110万円 | 90万円 | 150万円 |
この想定でいけば=4年以内に2人目が生まれ打ち止めとした場合、保険に入っていなかったことで110万円の損と言えるが、
保険に入っていても、最終損益は150万円の持ち出しだ。つまり、
未加入▲110万円 < 加入▲150万円
となるのだ(加入している方が負担が多い計算)。
あくまでこれは自分の家族計画が想定通りに進んだ場合。計画通りにいかなければ、こう言った図式にはならないだろう。
しかし、特定不妊治療給付金は12回の90万円が最大だし、13回以降は保険は助けてくれない。
複雑な設計で焦点がずれそうになるが、この保険のポイントは、
特定不妊治療給付金は3年目以降からで最大90万円まで
ということ。
この最大値をしっかりと把握し、自分の計画や現状と照らし合せて考えるべきだろう。
忘れてはならないのは、この保険の本質(主軸)はあくまで「死亡保障付き3大疾病保障保険」なのだ。
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なぜ不妊治療保険は充実しないのか?

では、どういう不妊治療保険があればいいのか?
その前に、
「なぜもっと不妊治療者に手厚い設定にできないのか?」
「なぜ日本生命以外の他社は不妊治療保険を発売しないのか?」
と疑問が湧かないだろうか?
この理由を調べると、
生保各社にとって壁になるのが商品設計の難しさだ。保険に加入するのは、不妊に悩んでいるなどして不妊治療を受ける意思がある人に限られるとみられ、通常の医療保険などに比べて保険金支払いの可能性が高くなる。
また、どんな治療を何回受けるかも加入者の意思に任されるため、保険金が高額に上ることが予想され、生保各社は「採算が見込めない」(大手)とみている。
※2016年8月18日 毎日新聞朝刊より引用
要は不妊治療専門保険だと、保険料の支払い頻度及び支払い額が多く、
儲からないから
(妙味が少ない)
当たり前だよね。企業活動は慈善事業じゃないからな。
そう考えると、日本生命が出しているこの「シュシュ」はなんとか不妊治療者を対象に入れる為に、考えに考え抜いた「苦肉の策」なんだろう。
不妊治療単体の保険と考えると設計が難しい上に、採算が見込めない。であれば、ちがう保険を主軸に据え、不妊治療保険を付随するという形をとれば、主軸となる保険で採算を確保でき、不妊治療にも対応できると考えたのだろう。
わからんでもない。
でも裏を返せば、主軸の保険(死亡保障付3大疾病保障保険)は割高であると推測できる。
コスパの悪い保険に、無理やり不妊治療保険(不担保期間付きという制限のある)をつけた感があるとも言えるのではないだろうか。
出来ることなら、こう改善してほしい
では、シュシュを最低でもどう改善すれば入りたくなるか?
それは、ズバリ、
特定不妊治療給付金の不担保期間をなくしてほしい。。
だって、不妊治療をする為に入りたい訳なんだし、ここに制限あったら魅力が薄れるんだよね。できることなら、支払い回数を半減させて、その代わり一回あたりの支払い額を倍増させてほしい(12回で90万円のところを6回で90万円とかさ)。
その代償に出産給付金の不担保期間を延長、もしくは撤廃してもらったっていい。
この保険自体、16歳から入れるけど、現実的に入ろうと思う人っておそらく30〜35歳位の年齢がほとんどじゃないかと思う。そうなると、何よりも時間が貴重で重要になるのは言うまでもない。
だから2年間の不担保期間とか悠長なこと言ってられないよね。だったら出産給付金とかいらないから、特定不妊治療給付金を即時適用としてもらった方がいいと思う。
そして、この保険に興味を示すのは、すでに不妊治療を始めている人・始めようとしている人だと思う。
「数年後にもしかしたら不妊治療するかもしれないから、とりあえず入っとこうかな?」
なんて人はいないに等しいだろう。
加入を検討しようとしている人は、すでに不妊治療に対してアクションを起こしている人たちばかりだと思う。
そんな人たちに対して不担保期間なんて、
は?

(出典:東洋経済)
「ホワイジャパニーズピーポー!!!」
状態だろう。
ちなみに、女性の為の健康生活ガイド「ジネコ」を運営する株式会社バズラボが実施したアンケート調査(2010年 3月〜2012年 4月の 2年間、総数926人を対象)によると、
不妊治療による妊娠までの平均治療費は 140.6 万円、平均治療期間は 25 ヶ月(約2年)
というデータがある。
つまり、あくまで平均ではあるが、2年くらいで授かる可能性が高いというデータがある中、果たして3年目以降からしか適用されないこの保険にメリットがあるとは思えないのだ。
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結論
再度言うが、自分夫妻はこの保険には入らないという結論に達した。
もちろん、人によっては魅力に感じることもあると思うし、これはあくまで我々の結論ね。
正直あんまりメリットを感じないし、不妊治療者の実情に即していないように感じるんだよね。
これってなんでなのかなぁと考えると、おそらく、
金融庁が今年4月に保険業法の施行規則を改め、不妊治療にかかる費用を保障する保険商品の取り扱いを解禁したが、採算の合わない不妊治療保険はどこの保険会社も積極的に取り扱いたくない。
しかし、解禁したがどこもやらないとなると政府のメンツは丸潰れ。そんな「お上の心中」をおもんばかった日本を代表する保険会社の日本生命が仕方なく設計した。
※自分推測説
みたいな事情があるのかもしれない。あくまで推測ね。
保険会社からすると「一応対応しましたよ」みたいな感じなのかも。忖度ってやつ?
実際、ほけんの窓口でも、
「問い合わせは多いですか?」
と聞くと、
「多いですよ!」
と。では、
「すでにこちらでは何人くらい契約(加入)されましたか?」
と聞くと、
「人気ですよ!まだ発売されたばかりなので皆さん結構検討していますよ!」
と質問の答えになっていない返事ばかり。検討はするものの、契約(加入)には繋がっていないというのが実態だろう。
みんな興味があって聞くけど、知れば知るほど実情にそぐわない設計だと気づくんだと思う。
妻もこの保険に入らなくてもいいと思ったのだが、そう思った理由はお金うんぬんではなく、(特定不妊治療給付金が適用になる)3年後まで不妊治療を続けているなんて考えたくない、という感情的なものだった。
妻のように考える人も結構いるんじゃないかな。
今回のこの「シュシュ」には入らないわけだけど、今後も色々な保険が出てきてくれればいいなと思う。
また新しく発売される保険があれば、詳しく聞きにいってみようと思うので、その時はまたシェアしたい。
おまけ:不担保期間が設定されるワケ
日経を読み返していたら、不妊治療保険における不担保期間は金融庁(政府)側からの条件らしいということが分かった。記事に不担保期間を設ける理由が以下のように記述されていた。
保険契約者がこれまでの不妊治療の有無を偽って申し込んだ場合、保険会社が告知義務違反を証明して支払いを拒むのが難しいという課題があった。
虚偽申告への対策として、給付する保険金額や回数に上限を設けたり、加入から一定期間は保障の対象外としたりする案を検討する。
※2013年4月4日の日経新聞記事
ということを防ぐためらしい。この日経新聞の記事はまだ不妊治療保険を解禁するかどうか検討している2013年4月時点の記事。
そして、今年4月に金融庁が不妊治療保険の販売を解禁し、日本生命がシュシュを発売するに至ったわけだが、そのシュシュの発売前(2016年9月)に同保険について書かれた記事にも
給付金の不正取得を防ぐため、加入から2年以内の不妊治療と1年以内の出産は対象外となる。
※2016年9月5日の日経新聞記事
と書かれていた。
さっきは会社側が採算を取るために設定したみたいに書いたけど、政府がそういう条件を設定しているのね。
ごめんね日本生命さん。
でもさ、たしかに悪いことする奴がいるんだろうけど、そこを別の知恵で防止または検挙するとかして、なんとか不担保期間撤廃してくんないかね、政府さんよ。
じゃなきゃ、
1億総活躍できないよ(笑)

夫

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この部分がよくわからなかったです。間違いかも↓
そして、子供が生まれたとしよう。そうすれば出産給付金は受けられる期間(2年目以降から給付)である可能性が極めて高いから、ポコキンたちは出産給付金の恩恵は受けられない(可能性が高い)。
アミタさん
コメント、またご指摘ありがとうございます。
確かに分かりづらいですね。。。ゴメンなさい。
特に最後の→(可能性が高い)って意味不明ですね 笑
記事の内容を訂正しましたのでご確認ください。
言いたかったことは、
加入後1年以内に生まれる確率よりも、2年目に生まれる確率の方が高いと思われ、だいたいの保険加入者は1人目から給付金を受けられるだろうと。
しかし、未加入のポコキン夫妻はいずれにしても給付は受けられないと。
コメントありがとうございました。
他にも不明な点などあれば遠慮なくご指摘ください。
がん保険に90日間の不担保期間があることは
ご存知でしょうか。
それと同じ考え方だと思いますよ。
何にも頼らず、自力で頑張ってくださいね
鋭いご指摘ありがとうございます。
そうなんです!同じ考えならせめて2年の不担保期間じゃなくて同じ90日くらいにならないかと(笑)
ただ、がん=なりたくないもの(受動的)と、妊娠=得ようとしているもの(能動的)とくくりが違うので、確率の観点から一緒くたに出来ないとは分かりますが。
保険ももちろんボランティアではなく営利目的であると理解しているので、今回この保険は自分たちには合わなかったと納得するしかないと思っています。
頼るものが保険しかないのかどうかは今は勉強不足でわかりませんが、自分たちの置かれている状況をしっかりと把握し、せめて判断くらいは頼るのではなく悔いのないよう自力で下していきたいと思います。
コメントありがとうございました。
くくりは同じだと思います
がんになりたくない
不妊症になりたくない
本当どちらもなりたくないですね。
頑張りましょうね!