先週月曜早朝(未明)、妻と大げんかしたことは、すでに妻がゲロってますが、喧嘩の原因はというと、
はい、あたいです。
出張前の準備不足を妻にあたるという暴挙をしでかしてしまった。理由はくだらないこと。
東北出張だったんで「寒いだろうな」と思い、ヒートテックモモヒキを履いていこうと、入っているはずの引き出しを探すも無くて、仕方なく妻を起こしてしまったというわけ(眠れる獅子を起こしてしまった)。
結論から言うと、まだ冬物を出していなかったので、自分があるだろうと思っていた場所になかったというオチ。
そんな冬物をしまっているとか、あんまり良くシステムを理解していない自分は時間も迫っていることもあり、つい焦って妻を急き立てるように起こしてしまったんだよね。
はい、悪いのはあたいです。
家の中のシステムが良くわからん(笑)。完全に妻に任せているので、おそらく今一人になったらどこに何があるかわからんと思う。
そういう意味では、今回の喧嘩でそういったリスクが潜んでいると認識したから、今後は自分のためにも家のシステムの理解に努めようと思うに至ったわけだが。
前置きが長くなったけど、今回初めて新幹線のグランクラスに乗った(急ハンドル〜ぅ 笑)。
別に最初から乗ろうと思っていた訳では無く、席が空いてなかったから、泣く泣く乗ったんだけどね。
始発の「はやぶさ1号」に乗るつもりだったんだけど、ついついチケットを前もって買うのを忘れていて、あわてて前日(日曜)の夜に買いに行くもすでに指定席は完売(はやぶさに自由席は無い)。しかも、みどりの窓口も閉まっているという。
「青森まで行くのにさすがに立ちは辛い」
出張当日早朝、みどりの窓口で再トライするも、やはり指定席に空きは無く、グリーン車も満席。残るは最上クラスの「グランクラス」のみ。。。
これから1週間の出張だから、できるだけ体力は温存しておきたいとの思いもあって、これから約3時間半の立ちはさすがに辛いと思い、グランクラス代を自腹で泣く泣く購入。
料金は、通常の指定席料金(特急料金)の+1万円くらいだったと思う。
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グランクラスの値段(運賃)
東北新幹線のグランクラス料金はもちろん「距離」で決まっている。調べると以下のような感じ。
距離 | グランクラス料金 | 東京からの目安区間 |
〜100km | 6,170円 | 小山 |
〜200km | 7,200円 | 那須塩原 |
〜300km | 8,230円 | 福島 |
〜700km | 9,250円 | 盛岡 |
701km〜 | 10,280円 | 新青森 |
だいたいこんな感じかな。

こう見ると301kmから700kmって同じ特急料金なのに結構距離開いてるのね。
てゆーことは、東京からだと盛岡あたりに行くのがコスパ的には一番いいのかも。
しかもやまびことか速度の遅いやつに乗れば(急ぐ旅でなければ)、さらに長い時間グランクラスを堪能できるから、お得感は増しそう。
グランクラスの車内やシート(座席)
車内への入り口はこんな感じ。写真では分かりづらいが、入り口からして高級感が漂う作り。

シートはこんな感じ。

床には絨毯がひかれてて、カツカツという靴の音もしない。
リクライニング機能も細かく設定できる嬉しい仕様。

もちろん電源は各席ごとに標準装備。

読書も快適、ライト付き。

足元も広々。しかもスリッパ付き。
結構いい素材でできてて、ビジネスホテルの安スリッパみたいに「ペチャ」って潰れず、足も入れやすい丈夫な作り。記念に持って帰って来ちゃったよ(飛行機に乗る時とかに重宝するかなって思って)。

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グランクラスのサービス(食事)
まず着席すると、女性のトレインアテンダントから「おしぼり」が渡される。
これがまたしっかり厚手の良い生地のやつなんだわ。
そんなおしぼりで顔をふきふきしてると、
「洋食と和食はどちらになさいますか?」
と問いかけが。
なんと朝食が付いているという豪華さ。知らなかったよ。
さっき急いで、ニューデイズで「カロリーメイト(フルーツ味)」買って食べちゃったじゃないかよ!笑
知ってたら買わなかったのに。。。
お腹ふくれてるけど、
タダだし、もちろんいるよ
自分は和食をチョイス。
しかも飲み物は飲み放題(アルコール含む)とのこと。
あぁ、プライベートで乗りてぇ。。。
となりの老夫婦は仲よさそうに朝から優雅にビールで乾杯中(ほっこりとする光景)。
朝、妻と喧嘩した自分としては、なんとも言えない悲しい光景ではあるが。
「おじいちゃん、おばあちゃん、二人でしっぽり楽しんでね。
俺ら夫婦はただいまモモヒキ一つで離婚の危機なんだけどね。テヘッ」
なんて、自虐的な気持ちに浸りながら、コーヒーをチョイス。すると、
「一緒にお茶菓子はいかがですか?」
と、お茶菓子まで勧めてくれる気遣いよう。
なんていいやつなんだ、この姉ちゃん 涙
(いや別にこのおねちゃん個人が好意でやっている訳では無いけどね)
うん、とりあえずもらえるものは全部もらっとくわ。
ちなみメニューはこんな感じ。

で、いそいそと机を引き出してセッティング。

ガチャ

パカッ

朝食らを迎え撃つ準備は整った。
そして朝食&コーヒー&お茶菓子の到着。

左二つはお茶菓子。大きな白い箱が和食弁当。
では、ご開帳。

豪華。。。
弁当美味しい。
ただ、コーヒーを頼むタイミングを完全に誤った。ここはまずお茶だったな(コーヒーなら普通洋食頼むだろ)。
でもいいの、だって優雅だから。ちょっとお金持ちになった気分だから。味のミスマッチなんて気にしないの。でも、
あぁ、プライベートで乗りてぇ。。。
グランクラスに乗った感想
うん、すげーいい。
これは最高だ。くつろげるし、静かだし、サービスいいし、飲み放題だし。言うことないね。
プライベートで乗れたら最高だろうね。おかげで朝の妻との喧嘩(でも自分はそれほど怒ったつもりはなく、妻に一方的にブチ切れられたと認識)もすっかり忘れて、
「妻にも味あわせてあげたいな〜」
なんて気持ちになるくらい心地よかった。
で幸福感に包まれた自分は、
「やっぱ俺が悪いよな〜」
と思い、謝罪しようとラインを開くと、
罵詈雑言の雨あられ。
非難、糾弾の絨毯爆撃。

ガクブル、、、、
妻、ブチ切れ絶賛継続中。。。
そして、、
そっと閉じました(既読にしてしまったことを激しく後悔)。
「あ〜外の景色キレイ〜」
もう現実逃避。1週間会わないし、時が解決してくれるよ。うん、今はもう相手にしない。それが今できる最善の対応策だろう。
行くぜ東北!

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ケンカ中に思ったこと
なんだか、グランクラスのことを書きたいのか、ケンカのことを書きたいのかよくわかんなくなってきたな。
出張1日目(月曜)の晩御飯は、一人焼鳥屋で一杯。すっかりケンカのことも忘れ、いい気持ちで飲んでいて、またもラインを開くと怒涛の連絡が、、、
最善策だと思われた無視作戦を続けるも、無視すればするほど、妻の怒りの導火線に火をつける結果になり、口撃は激化していく。
当初、気にしていなかったが、酔いも回ってきたこともあり、売り言葉に買い言葉、ついつい自分も戦いのリングに上がってしまい、ライン上で激しい言い合いに。。。
でも口では勝てない。なんで女性ってあんなにも、
痛いとこ突いてくるんだろうね。。。
しかも的確に。
完全にこっちの反撃に対してしっかりと想定問答がなされていて、的確かつスピーディーに強力なパンチが返ってくる。
そして、戦うこと1時間近く。もう疲れたのと、これ以上怒りたくなかったから、再び完全無視作戦を敢行することに。
もう絶対既読になんかするかいやいやいやい。
既読スラーになったるわいわいわい。
と、酔っ払った勢いで心に誓い、その日はふて寝。
今回、かなり激しくケンカし、本当に頭にきたこともあったけど、なんだろう、やっぱり家族なんだね。文面では罵倒しながらも心の奥では心配してしまっている。
やっぱり気になる。
よくanger management(アンガーマネージメント)なんて言うけど、普段から実践しようと思っても、いざケンカになるとできないんだよね(有名なのは、怒った時はまず6秒我慢しようってアレ)。
結局は、帰宅する土曜までは完全冷戦状態。
でも1週間も会わないと、会った時はいろいろ言いたいことがあっても、不思議とお互い笑い合ってすぐに仲直りしちゃうもんだね。
もう、あのケンカなんだったんだって感じ。
今回のケンカで学んだこと
今回は自分の勝手な都合で妻を振り回したことが原因。
夫婦生活が長くなってくると、ついつい相手への敬意や感謝の気持ちが薄れがちになるもの。だから、妻も書いてたけど、やっぱり
親しき仲にも礼儀あり
この意識をしっかりと持とうと思ったし、日々の生活は二人の努力でしか作られないと再認識した。
だから、当たり前を当たり前だと思わずに過ごせるようにもっと意識しようと思う。
そうすれば、
グランクラスで出会った仲睦まじい老夫婦のようになれるだろう

と信じて。

夫

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