Fine祭り2019に参加します。NPO法人Fineとの出会いを振り返ってみた

fine祭り
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あれは2015年頃だったかな。

婦人科でのタイミング法で運良く妊娠したが繋留流産となり治療をおやすみ中の時のこと。

落ち込んでいる私を見かねた姉が気分転換に誘ってくれたのだが、その外出先で高度不妊治療中である姉の友人に偶然会った。

話の流れで3人でお茶をすることになり、私の状況を聞いた彼女は不妊治療のことをいろいろと教えてくれた。

男性不妊も疑ったほうがいいよ、とか体外受精をして初めて分かる不妊原因もあるよ、とか今思うと本当にありがたい経験者の声だったのだが…

この時まだ高度不妊治療は別世界だと思っていた私はどこか心ここに在らずで、上の空で聞いていたのだと思う。

 

彼女は途中で話をやめ、最後にこう教えてくれたのだ。

 

「Fineっていう不妊治療経験者の団体があるから見てみるといいと思うよ」

 

これが今でもはっきりと覚えている、私とFineとの最初の出会いだ。

 

NPO法人Fineとは

不妊治療患者が正しい情報に基づき自分で納得して選択した治療を安心して受けられる環境

不妊体験者が社会から孤立することなく健全な精神を持ち続けられる環境

を目指し活動している、現在過去未来の不妊体験者を支援するセルフ・サポートグループ。

<主な活動>

  • 不妊当事者同士のコミュニケーションの場の提供
    (SNS・おしゃべり会・イベント等)
  • 医療機関と当事者の橋渡し
    (患者代表としてJISARTの施設認定審査に参加等)
  • 社会への発信・啓蒙
    (SNSをはじめとするオンライン、またラジオ、年報や新聞等への発信・取材対応等)
  • 公的機関への働きかけ
    (10を超える要望書を厚労省へ提出、国会への署名提出等)
  • 妊娠・不妊に関する啓発事業
    (文科省に中高生の学習指導要領に妊娠〜出産に関する正しい知識に関する要望書提出)
  • カウンセリング事業
  • 講演会・シンポジウム等の開催
  • 不妊ピア・カウンセラー養成講座の開講
  • 「不妊白書」の作成・発行 など

 

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不妊はあなただけじゃない

その日の帰宅後、早速「Fine 不妊」と検索した。

その頃の私はインターネットで不妊治療の情報を探すことはあっても、同じ悩みを持った人を探すことは一度もなかった。

というか、そんな世界があるとは全く知らなかった。

 

Fineを検索した結果、ディスプレイに現れたのは

 

 

現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会

〜不妊はあなただけじゃない〜

 

 

確か、このような言葉だった。

 

 

得体の知れない不安が日に日に積もり始めていたこの時期。

Fineのページに映されたその言葉は、妊活を始めてからの私を初めてほっとさせてくれた。

こういう不安、私だけじゃないんだ・・

その団体の、そのページの存在だけで心が少し強くなった気がした。

 

それからも治療中、何度かFineのWebページを訪れた。

代表の松本さん執筆の多くの記事にも目を通したし、Fineが全国で主催する「おしゃべり会」や「Fine祭り」などの当事者の会に参加してみたいと思った。

結局参加することは叶わなかったが、誰かとこの悩みを共有したり情報交換してみたくて「あぁこういった会が毎月あればいいのに!」と心から感じていた。

 

2度目の出会い

Fineとの2度目の出会いはそれから数年後。

不妊治療当事者の現状を少しでも良くしたいと考えた私たちは、あるアイデアのご意見を伺うために、昨年7月私たち夫婦からFineに連絡をした。

 

そのアイデアとは、治療当事者の方がオフラインで気軽に交流できる場を作りたい、といったもの。

実は当初、民泊事業に力を入れているある事業家の方にアドバイスを請いにいったのだが、その方がFineの松本理事長を紹介してくれたのだ。

その方の仲介により松本さんへコンタクトすることができ、何回かのやりとりを経て上述のラフスケッチ(構想)の送付に至ったというのが2度目の出会いだった。

(思い返すとまだまだヒアリングも十分ではなく、ジャストアイデアに近い生煮えのラフスケッチではあったが)

結論から言うと実際にお会いして話ができる機会は得られなかったものの、どこの馬の骨とも分からぬ輩の構想案をFine内で精査してくれ、後日率直な感想や厳しくも示唆に富むアドバイスをフィードバックしてもらえたことはありがたかった。

(その後物件の確保にまで至ったのだが、最終的にいろいろと問題が生じて実現には至っていない。が、しかし諦めてもいない)

 

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3度目の出会い

そしてまた1年ちょっとが過ぎ、先日松本さんはじめFineの皆さんにお会いすることに。

ありがたいことに私たちのこれまでの発信を見て、「話が聞きたい」と連絡をくださったのだ。

江東区にあるFineの事務所に夫と共に出向き、お話すること数時間。

 

ミーティング

 

分かっていたことではあるが、代表の松本さんをはじめとするFineの皆さんの温かく熱いお気持ちや発信、活動に改めて感銘を受けた。

こちらからは自分たちが「何者」で「今後何をしていきたいのか」ということをまとめた簡単な資料を交えて話し、意見交換など有意義で濃密な時間を過ごすことができた。

(なお、話しをしている中で昨年資料を送ってきた送付主と我々が同一人物とわかるとすごく驚かれていた。以前の資料の送付に関係なく純粋に日頃の発信に興味を持って声をかけて頂いたことが嬉しかった)

 

そしてその中で、Fine祭りへの参加の打診をいただき、体験談発表という形で参加させてもらうことになったのだ。

Fine祭りは、毎年行われている妊活に関する一大イベントで、今年は10月6日(日)神田で開催される。

内容は

 

  • ミニ妊活ヨガ
  • 体験談発表
  • おしゃべり会
  • スペシャリスト相談

 

と多岐にわたる。

参加を打診された時、自分達の参加が本祭の趣旨に沿うのか戸惑い多少の逡巡もしたが、松本さんやFineの皆さんの想いや行動を目の当たりにして「自分たちができることをやろう」と参加を決めた。

人前で不妊治療経験に関する話をするのは初めてなのでとても緊張するが、私たちのありのままの経験を話せたらと思う。

夫婦での体験談発表は初ということもあり、私たちは治療中の夫婦関係について振り返ろうと考えている。

 

また、体験談発表にはmary(メアリー)さんも参加されるとのこと。

不妊治療の保険適用を掲げ、ヘルスケア分野に従事されているからこその知見にもとづいた深い洞察力とロジカルな思考を通して綴られる切れ味鋭い記事に、夫婦ともども勉強させていただいている。

お会いできるのがとても楽しみだ。

 

さらにスペシャルゲストとして、スプツニ子!さんも参加されるとのこと。

不妊治療当事者支援の先駆者

Fineの設立は2004年である。

2004年の私といえばまだ学生で、自分専用のPCすら持っていなかった。今となっては考えられないが、ネットにアクセスしたい時は大学の情報処理室で順番待ちをしていたと記憶している。

当然スマホも、SNSもない時代。

現在のように手軽に情報にアクセスしたり仲間を探すことが困難なこの頃から、Fineは不妊治療に悩む方々を支援してきた。

(治療での使用薬剤から不妊治療助成金の拡充への働きかけ、仕事と不妊治療の両立支援等々・・現在の当事者サイドを取り巻く環境の多くを整えてきてくれたといっても決して過言ではない)

それから15年、どれほどの夫婦が心を救われてきたのだろうか。

想いを形に、また持続的に続けることがどれだけ大変なことかは想像に難くない。

 

そんな皆さんに出会い、お声がけいただいたこと、イベントに参加できることに感謝致します。

飾ることなく、率直に話したいと思います。

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妻

83年早生まれの35歳。約4年半の妊活・不妊治療を経て第一子を妊娠しました。不妊治療で得た経験や知識、顕微受精からの妊娠〜出産・育児について綴っていきます。
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