【となかぞ最終回】陥りがちな本末転倒。互いに初心に立ち返ることが大事

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妻:ぽっ子

妻:ぽっ子

34歳ベビ待ち4年目・原因不明不妊。夫のポコキンと共に子供を授かるべく不妊治療専門病院にデビューしました。不妊治療の体験や得た知識、感じたことなどを主に綴っていきます。

 

【となかぞ第9話】流産という結果に直面した時の夫の気持ちを書いてみる

2018.03.29

 

去る3月22日、不妊治療やLGBTなど多種多様なカップル・家族を描いた革新的なドラマ「隣の家族は青く見える」の最終回がありましたね。

ラストは意外な結末で、特に不妊治療についてはリアルにこだわったドラマでした。

 

となかぞ終わったのもうだいぶ前だよ!

 

と、かなり今更感満載ですが途中で終わるのも気持ち悪いので、最後は夫に代わり私ぽっ子が締めます!

 

 

ネタバレありです。ご注意ください。

 

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隣の家族は青く見える第10話最終回のストーリー(あらすじ)

 

主要キャストと相関図

引用:フジテレビ「隣の家族は青く見える」より)

不妊治療中カップル
五十嵐奈々(深田恭子)
→スキューバダイビングインストラクター

五十嵐大器(松山ケンイチ)
→玩具メーカー勤務

 

子供を作らない事実婚カップル
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
→ネイリスト

川村亮司(平山浩行)
→バツイチのスタイリスト

 

幸せを装う夫婦
小宮山真一郎(野間口徹)
→元商社マン。現在失業中(失業していることは妻しか知らない)

小宮山深雪(真飛聖)
→真一郎の妻。2児の母

 

LGBTのゲイカップル
広瀬弥(眞島秀和)
→コーポラティブハウスの建築士

青木朔(北村匠海)
→バーテンダー

 

【第10話 最終回のあらすじ】

流産のショックから実家に帰った奈々を連れ戻すべく、伊豆まで来た大器。帰って来てほしいと伝えるも、大器の未来の幸せを考えて離婚の意思があることを切り出す奈々。大器は奈々がいない人生の方が不幸だと訴えるものの奈々の心の傷は深く、依然別居生活は続いたまま。奈々がいないせいで、やさぐれた日々を送る大器を見かねた母聡子は、こっそりと奈々のもとを訪れ「悲しく辛いことこそ大事な人としか共有できない。それが夫婦ってものよ」と諭す。聡子の言葉によって大事なことに気づかされた奈々は大器のもとへ戻り、子供のいない人生について二人で考え、共に歩んでいくことを決意するのであった。

 

亮太の姓も川村に変更し、事実婚契約書を結んだ亮司とちひろはめでたく結ばれた。契約を結ぶにあたり遺言公正証書も用意した亮司。これに驚くちひろであったが、万が一自分に何かあった時にちひろと亮太に遺産全てを相続できることこそが自分なりの家族の守り方であると説明。そう三人は本当の家族になったのだ。この状況を知った亮太は、こっそり深雪たちを巻き込んで今度のBBQでサプライズの結婚式を開くよう画策。当日のサプライズは大成功。住人みんなで楽しくお祝いをするのであった。

 

優香は父真一郎と妹萌香の応援のもと、めでたくダンス大会で優勝を勝ち取る。家族に内緒でこっそりと影から娘の晴れ舞台を見守る深雪は、生き生きと自分を表現する優香の姿を目の当たりにし、これまでの自分の教育方針が間違っていたと悟る。その日の夜深雪は「無理に受験はせずに好きな中学に進んで良い」と優香に伝え、本人の意思を尊重する。そんなやりとりから家族の気持ちが一つになっていることを肌で感じた真一郎は、離婚という申し出を撤回。もう一度やり直そうと夫婦愛、そして家族の愛を噛みしめるのであった。

 

朔の高卒認定試験合格を受け、広瀬は事実婚となるための「パートナーシップ宣誓書」への調印を朔に申し入れる。喜ぶ朔と共に役所にて無事調印を済ませ安堵していると、そこに広瀬の母が・・。なんと朔が呼んでいたのだった。以前とはうって変わって二人を祝福する母の様子に大混乱の広瀬は、ようやく自分の知らぬところで朔が粘り強く母を説得していたのだと知る。母も息子の幸せのあり方を深く考えた末の結論であった。偏見や固定概念を覆した三人は新たな家族の形として良い関係を築いていけそうである。

 

最終話のテーマは「本末転倒」

 

最終回は「本末転倒」がキーワードだったなと感じました。

 

大器と奈々の本末転倒

そもそもお互いが好きで結婚し、愛し合っているからこそ子供が欲しいと思ったはずの二人。

しかし奈々は体外受精で待望の妊娠に至るものの、流産という厳しい現実を突きつけられたことで、大器の幸せのためには離婚することが良いのではないかと考え始めてしまいます。

奈々は実家にもどり、別居状態が続く中で大器の生活は荒れていきます。

そんな危うい関係にある二人を見かねた大器の母・聡子は、

 

母 聡子
愛し合っているからこそ望んでいた子供なのに、そのことで別れるなんて本末転倒じゃないのよ!

 

と大器に訴えます。

 

 

広瀬と朔の本末転倒

無事高卒認定に合格した朔と広瀬は、区の「同性パートナーシップ宣誓」を結ぶことにしたのですが・・

唯一の気がかりは広瀬の母のこと。

朔は広瀬の母と会いゲイという事実を否定された時からずっと

 

家族を作るのに、大切な人の家族を壊すのは本末転倒だ・・

 

と悩み、理解を得ようと足繁く広瀬の実家に通っていたのでした。

そんな朔の努力はついに実り、二人は晴れて広瀬の母からも祝福を受けるカップルになることができたのです。

 

 

小宮山一家の本末転倒

小宮山家の長女・優香のダンス大会にこっそり応援にいっていた母・深雪。

娘が「本当に好きなこと」で輝く様子を目撃した深雪は、今後の娘の人生は本人の気持ちを尊重しようと考え方を改めます。

 

深雪
中学校受験、やめてもいいよ。中学受験を乗り越えればあとは苦労しないですむと思っていたけど、そんなわけないよね。

むしろ、苦労したり失敗したりすることも優香の人生にとっては大切なことかもしれないよね。

 

と、娘に優しく語りかける深雪を見て真一郎は深雪はただ家族の幸せを心から願い愛情をかけていただけなんだと気づきます。

 

そしてこれまでの愛情ある子育てを深雪に深く感謝し、

 

商社をやめたのは家族と過ごす時間を持ちたかったからなのに、好きな仕事につけても家族がバラバラになってしまったら本末転倒だよ

 

と、離婚を撤回しました。

 

亮司とちひろの本末転倒

二人はもともと、結婚という契約を結ぶ気はない事実婚カップル。

しかし、亮司はそんなちひろに「事実婚契約書」と司法書士と作った「遺言公正証書」へのサインを求めます。

これがあれば万が一自分に何かあった時に家族を守れるとの考えから、結んでほしいと。

 

事実婚を選んでおいて契約書を交わすなんて本末転倒だよな。ただ、これが俺なりの家族の守り方なんだ。

 

亮太の母(亮司の元妻)が事故で若くして亡くなったことで、亮司は人間いつ何が起こるか分からない、愛する人を守るためには例え当初のポリシーに反したとしても用意しておくべきものがあるという考え方に変わったようですね。

ちひろも同棲当初は頑なに「契約を結ばない事実婚」を希望していましたが、亮司の気持ちや亮太という守るべきものができたことにより、

 

ちひろ
亮司がいなくなるなんて考えたくないし財産分与もいらないけど、あの子がまた自分の居場所をなくしてしまうことは避けたいから。

 

と快諾しました。

 

亮司とちひろの「本末転倒」は、この4組の中で唯一ポジティブなものですね。

 

 

日常に潜む「本末転倒」。本当に大切なことを見失わないように

私たちも不妊治療が長引いてきた時、うまくいかない時、たくさんの夫婦喧嘩をしました。

何度もどん底まで落ち込みましたし、何度も夫を深く傷つけるような言葉を吐き、わめきました。

夫婦喧嘩にみる男女の考え方。不妊治療中のケンカは辛いけどメリットもある

2018.02.24

 

その時はもう頭の中が

 

なんで私の気持ちを分かってくれないの?辛いのは私でしょ?信じられない!!こんな夫、こらしめてやりたい!!!

 

という負のオーラに支配されるので落ち着いて考えることなんて出来ないのですが、時にふと気づくんですよね。

「不妊治療」をしているのは何のため?

愛する夫との子が欲しいからじゃなかったの?

その治療のことで夫婦仲が悪くなるなんて本末転倒じゃん・・

って。

そしてこんなに悲しい喧嘩はないよなって。

 

時に痛みに立ち向かうのは何のため?

人はどんな時もどんな環境でもより幸せになるために生きているはず。

大器や奈々だって、亮司やちひろだって、広瀬や朔だって、小宮山家だって、そして私と夫だってより幸せになろうと行動したからこそ、様々な問題にぶち当たるわけですよね。

どんな問題にぶち当たってもより幸せになりたいという本来の目的を見失わなければいいのですが、せわしない日々の中、次々に迫ってくる目の前の課題の処理に追われ本来の目的を見失ってしまうのもまた人間というもの。

このドラマを観て、時に初心にかえる時間心の余裕を持つ努力を互いにしなければ、本末転倒という道に迷い込んでしまうし、そしてその道は身近に潜んでいるんだなと感じました。

妊娠がゴールではない。不妊治療期間中で多くのことを学び人間として成長したい

2016.10.02

 

大器の母 聡子の言葉が深い!

奈々は流産後、

 

  • 夫は辛い思いをするべきではない
  • 夫は他の人とでも子供を持ち幸せになるべき

 

と考え、一人実家に帰り離婚を決意します。

そんな時、大器の母 聡子が奈々の元を訪れ、かけた言葉がとても印象的でした。

 

母 聡子
妻が辛い思いをしている時は夫も辛い思いをするべきでしょ。

嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いことや悲しいことは一番大事な相手としか共有できないんじゃないの

辛くても悲しくても悩んでも苦しんでも二人で一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの。

それが結婚というものなんじゃないの。

 

嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できる。

だけど、辛いことや悲しいことは大切な相手としか共有できない。

妻が辛い時は、夫も辛い思いをするべきでしょう。

 

 

もちろん逆も然り、夫が辛い時は妻も共有すべきなんですよね。

胸を打たれました。

 

不妊治療に対する奈々の結論は?

聡子にも諭され、本当に大切にすべき気持ちに気づいた奈々は大器の元へ帰りました。

そして二人は「子どもを持たない人生」を選択します。

ほんわかした雰囲気もあるドラマなだけに、最後は願いを成就させて終わると思っていたのでこの結末は意外でした。

(↑通常「治療辞めます」なんてことをゆっくり聞いてくれるクリニックなんてないよ!というツッコミは置いといて)

 

不妊治療経験者からすると、

 

  • まだ凍結受精卵あるじゃん!
  • せめてその受精卵移植してからにしなよ!
  • 1回目で諦めるなんて、早いかも

 

なんてまだまだ奈々の治療を応援したくなってしまうのですが、一方で奈々のような決心をする方もいるのだろうなと感じたのも事実。

 

物事の受け止めかたは千差万別。

私の当たり前は人の当たり前じゃない。

 

どこまで治療をするか、期間を設けるか、お金をかけるか。

そして、もしかしたらどこで気持ちが折れてしまうのか。

そんな繊細なことは他人にはわかるよしもないよな、と感じるのです。

 

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多種多様な価値観を受け入れる懐の深さを持とう

コーポラティブハウスの住民の生き方を通じて、紆余曲折はありながらも様々な価値観を認め合ってきたこのドラマ。

最後も予想通りの結末にするのではなく、また徹底的に「多種多様な価値観のリアル」を追求していて良いドラマだったなと思います(いろいろ盛り込みすぎてボヤけているとの声もありますが)。

 

自分とは違う考え方と出会っても否定するのではなく、相手の気持ちを、言葉の裏側を考える、立場が逆だったら?と想像する。

自分とは違う価値観を100%理解することは難しいけれど、想像してその価値観を受け入れる、許容することはできるはず。

理解することと受け入れることって必ずしもイコールじゃなくてもいいんじゃないかな、そしてそういった柔軟な考え方が多様な価値感を認め合う社会を実現していくんじゃないかな?と、青臭いかもしれませんがこのドラマを見て私はそう感じました。

もちろん、私も自分の状況によっては心が狭くなってしまうことも多々あります。

だけど、こういったドラマで自分と異なる価値観を知り、少しでも想像する機会が増えることによって人間としての懐が広くなっていくのかなと感じました。

 

「隣の家族は青く見える」またいつかゆっくり見返したいな☺︎

 

 

 

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