妊活でタバコやめられないは絶対NG!不妊治療中に禁煙できた効果的な5つの方法

 

突然ですが、私ぽっ子は元ニコチン中毒者です。2014年の6月(当時31歳)までたばこを吸っていました。

そう。批判を恐れず正直に申し上げると、

妊活開始から半年程はたばこを止められませんでした。

 

妊活に喫煙は絶対NGなのに。

 

分かってはいるけど、止められなかった。

当時は今よりも考えが超超甘く、「妊娠したら止めよう」なんて軽く思っていたんですよね。

たばこ、女性

その後「これではいけない」と心から思ったきっかけがあり、私は人生で初めて禁煙に成功しました。

今では元喫煙者という意識もほとんどなくなってきています。

今回は、

 

妊活を始めたのにどうしてもタバコが辞められない・・・

辞めなきゃだめだよね・・・

 

と悩んでいる超少数派のアナタのために、元ニコチン中毒者の私が成功した禁煙のコツをシェアしたいと思います。

 

超ニコチン依存症だった過去

私が初めてタバコを吸ったのは中学生の時(あかんやつだけど、時効ということで)

最初はかっこつけ半分でゴホゴホ言いながら吸っていたのに、だんだんと吸うことが当たり前になっていき、16〜17歳から毎日吸うようになりました。

20代の10年間はまさにタバコと共に歩んだようなもの。

20代のころの私の写真には、ほとんどタバコを右手に持っています。

たばこ、女性、喫煙

私が過去持っていた子宮筋腫も、現在赤ちゃんが授かりにくいのも、この喫煙人生が原因かもしれません。

後悔先に立たずとはまさにこのことですね。

自分の子供には絶対に吸わせないって、身をもって、心から今はそう思います。

しかも私は、

 

  • 朝起きたてでも
  • 風邪でも
  • 二日酔いでも
  • 入院していても

 

絶対にタバコを吸うくらい、かなりのニコチン依存者でした。

どんなに寒くたって嵐だって、タバコが切れたら買いに走りました。タバコーヒー大好き、ビールとタバコも大大好き。

とにかく数十分ごとには右手にタバコを挟んでいないと落ち着きませんでした。

タバコと共にお酒もよく飲んだし、不健康に遊びまくった10代〜20代でした。

ね?どれだけタバコを愛していたかわかるでしょう?

 

そりゃ子ども出来ない身体だよ

 

って批判されそうですが、過去は変えられない。元喫煙者がゆえに禁煙出来ずに悩む気持ちがものすごく分かるので、勇気を出してこの記事を書いているんですよ!

*私が禁煙に成功した方法です。個人差があると思うのでひとつの参考としてお読みください。

 

超ニコチン中毒者の私が成功した禁煙の方法

そんな私が、最後に禁煙に成功した時のポイントを5つ紹介します。

 

⒈禁煙外来に頼るべからず

禁煙外来は、私には効果がありませんでした。

病院のチェックでももちろんニコチン依存と判断された私ですが、禁煙したいという意識が中途半端だったんでしょうね。

今思うと恐ろしいけど、禁煙外来で処方されるチャンピックスという薬を飲みつつ、我慢出来ずタバコを吸って気持ち悪くなって吐いたことが何度かあります。もう超不健康。

(当時は今ほど、薬に対して怖さなどを感じていませんでした。今なら絶対怖くて飲まない!)

いくら禁煙外来でも、禁煙の手助けをしてくれるだけ。

 

病院に行けば止められる。この吸いたい気持ちがどうにかなる

 

は、間違いです。

絶対に止める覚悟がないと、禁煙外来でさえ意味を成しません。

 

⒉ニコレットを活用する

私はニコレットを活用して禁煙に成功しました。

1日3〜4個のニコレットから始めます。ひとつのニコレットを2時間は口の中に入れていましたね。

(出典:驚異の成功率!離煙パイプの口コミ体験談を徹底検証!!)

もちろんニコレットとタバコの併用はダメ。

ニコレットを始める前までに、本物のタバコとはお別れします。

最初はニコレットがなくなると不安で仕方がなくなるのですが、1〜2ヶ月と日が経つにつれ、気づいたらニコレットを噛んでいないことが多くなってきます。

ただ最後、1日ひとつのニコレットが止められない時期が少し続いたかな。

ニコレットが精神安定剤みたく中毒になっちゃうんですよね。これはちょっと注意が必要です。

それでもニコレットを買い足さなければ次がなくなった時、「もういいや」と思うことが出来ました。

*ニコレットにも賛否両論あります。ご自身で判断くださいね。

 

⒊運動や睡眠で吸いたい気持ちを紛らわす

どんなに強い覚悟を持って禁煙に挑戦をしていても、最初の時期は絶対にまたタバコを吸いたくなります。

だってそれがニコチン依存症ですから。

タバコを吸いたい気持ちに囚われ始めたら、

 

  • 運動に出かける(ランニングがオススメ)
  • とにかく寝る

 

この2点は気持ちを紛らわすのにとても効果的です。

いつもタバコを吸っていた家を離れて、運動によって気分を発散させます。

もしくは、もう考えるのも辛かったら布団に入って寝てしまいましょう。

幸い禁煙によって眠れなくなる、ということはありませんでした。

 

夢にはタバコがじゃんじゃか出てきますけどね!🚬

 

ちなみにこの禁煙期間、最初の1〜2週間が超大事なので、この間の飲み会やタバコを吸う友人との会食はなるべく控えた方が自分のためです。

 

⒋とにかく水を飲む

一本吸いたい気持ちに脳が支配され始めたら、とにかく水をがぶ飲みしました。

主観ですがお腹が水分でタプタプになると、少し気が紛れます。

その分お手洗いはかなり近くなりますが、そんなこと禁煙出来た未来に比べたらへのかっぱ。

 

喫煙者の至福の食後も、水をガブ飲みしましょう。

 

美味しかった食事の後味を、すぐさまかき消します。だって後味で一服したくなっちゃうでしょう?

ちなみに水以外の飲料はダメ。

食後と同じく口の中に味があると、どうしてもタバコを吸いたくなってしまいます。

水です。水。

 

⒌最初も最後も気持ちが一番

1〜4の禁煙方法を見て、「なんだ、そんな方法で禁煙出来るならとっくに成功してるわ!」って思いましたか?

過去の自分だったら私もそう思っていると思います。

じゃあなぜ禁煙できたの?

アナログな精神論になってしまいますが、やっぱり最後は

 

禁煙したい、禁煙しなければならないという気持ちが全てだから。

 

実は私、20代の頃も大げさでなく100回以上「禁煙!」「明日から禁煙!」「◯月までに禁煙!」「新年度から禁煙!」と目標を立てては、ことごとく失敗してきました。その意志薄弱さは、家族も失笑するほどでした。

 

止められない・・。自分は一生タバコを吸うかもしれない、妊娠しても辞められないかもしれない。」

 

本気でそう思っていた時期もありました。

妊娠を機にタバコを止めた友人に、「私止められるか不安なんだけど」と相談したこともあります。

それほど、本当に本当にタバコに依存していました。

そんな私が、タバコに対して本当の意味で意識が変わったのは初めて不妊治療にお金を使うようになってから。

 

こうやってベビ待ちのためにお金を使っているのに、またそのお金でタバコを買い、不健康をも買っているんだ・・

 

と。

このことにハッとし、また家族のために働き医療費を捻出してくれる主人にも申し訳ない気持ちが大きくなり、初めて心からの禁煙を決意しました。

この時はどちらかというと、「将来産まれてくる赤ちゃんのために禁煙」というよりは

 

妊活をしている自分がタバコを吸う矛盾

 

このような矛盾に対しての「違うよな」っていう気持ちが大きかったような気がします。

もちろん、今現在の気持ちは赤ちゃんのための禁煙ですが。

妊活・不妊治療を真剣に考え、初めて禁煙に成功した後思ったこと。

 

あぁ、今までの禁煙は気持ちが足りなかったんだ

 

と、はっきりと感じました。

 

それでもどうしてもタバコが止められないのなら

人生の半分以上をニコチンと共に過ごしてきた私。

ニコレットも禁煙外来も減煙も禁煙セラピーも全部やった私。

そんな私から恐れ多くも、妊活中なのにタバコが止められない方に語弊を恐れず進言するとしたら、

赤ちゃん

タバコが止められないということは、きっとまだ心から赤ちゃんを望んでいないんだと思います。

ベビ待ちはまだ早い、と言えます。

 

今までお世話になってきたどの婦人科の先生も「妊活にタバコだけは絶対NG」だと口を揃えて言っていました。

でも吸いたいならいいと思いますよ。合法ですし、誰に迷惑をかけるということでもない。

ただ、おそらくアナタの心は

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というだけです。

もしかしたらタバコを吸っていても授かれるかもしれませんし、それは誰にもわかりません。

でも毎日毎日、健康に悪い・口臭がきつい・周囲に迷惑・卵子に影響は?・妊娠したらすぐ止めれる?赤ちゃんに影響は?

なんて恐怖と引き換えに吸うタバコって、落ち着いてよく考えるとそんなに魅力的なものですかね。

赤ちゃんが欲しい、心からそう思った時はタバコを止める一番のチャンスですよ。

元ヘビースモーカーの私が禁煙出来たのだから、アナタも絶対出来ますよ!

それにしても時代と共に、男女ともにタバコを吸っている人がどんどん少なくなっていっていますよね。

街で見かける喫煙所の、なんともせせこましく肩身が狭そうなこと。

つい数年前までは自分もそこにいたんですけどね。

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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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