不妊治療は人間として成長する時間。全ての経験がいつか繋がり意味を持つと信じている

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妻:ぽっ子

妻:ぽっ子

83年早生まれの35歳。約4年半の妊活・不妊治療を経て第一子を妊娠しました。不妊治療で得た経験や知識、顕微受精からの妊娠〜出産・育児について綴っていきます。

 

最近精神的にすごく落ち着いています。

ベビ待ちももうすぐ丸4年。

高度不妊治療はまだ未経験ですが、割と長い不妊治療の中で一通りの精神状態を経験して、自分と他人をあまり比べなくなってきているように感じます。

毎日穏やかな心を保てることって、秋のピクニックで風を感じながら昼寝している時くらい幸せなことだなと、改めて実感している34歳です。(そんなシチュエーションの昼寝が大好きなんです)

高度不妊治療に入ってからの精神状態の方が今までよりも数倍大変だよ!という意見も当然あるかと思いますが、今日は現時点の私の気持ちを書いてみようと思います😌

 

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青かった20代の自分をぶん殴りたい

私は3人兄弟の次女で、下に弟はいますが姉とは歳の差があったことから、幼い頃から可愛がられて甘やかされて育ちました。(幼い頃の話です。今は一家離散一歩手前のような状況になっていますが。)

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2017.02.24

 

可愛がられて育った影響なのか、若いころの私はかなり幼稚な人間だったと思います。

10代や20代の頃は、親や兄弟や彼氏や友人に自分の気持ちを分かってくれるまで押し付けるといったワガママも1度や2度ではなく。

頭のどこかで自分が一番正しいと思っていたし、そしておそらく「正しい考え方」は世界で1通りしかないと思っていました。

 

今思い返しても、恥ずかしくて目も当てられない出来事が、たくさんたくさんあります。

当時は仕事への考え方も「趣味を中心にした人生」が私の理想だと信じて疑わず、簡単な事務作業ばかりを選んでいました。なので、恥ずかしながら仕事から学んだことも少ない方だと思います。

世間を甘く見ていて、無知で、経験は浅く、わがままな人間でした。

 

28歳くらいから、友人の友人くらいから子作りの話が聞こえ始めてきました。

その中にはその時点ですでに2年授からないらしいという子もいましたが、その時はまさか自分が不妊などとは少しも思っていなかったので

 

へ〜。そうなんだ。子どもが出来ないって可哀想だな

 

と、それはそれは簡単にしか感じてなかったし、結婚後数年経っていてお子さんがいない先輩や上司には

 

お子さんは〜?作らないんですか〜?

 

なんて無邪気に聞いてもいました。

経験の浅さ、人間としての厚みのなさ、そして何より無知で、知らぬ間に多くの人を深く傷つけてしまっていたと思います。

今あの頃の自分に会えたら、ぶん殴ってやりたいです。

だって今私が20代の女の子にそんなこと聞かれたら(いや20代の女の子でなくても)、悪気がないとしてもものすごく落ち込みますから・・。

 

でも、自分を擁護するわけではないのですが、若気の至りは誰にでもあることだと思います。

道徳の教科書かよ!ってくらい当たり前のことですが、大切なのは、過去の過ちや無知を認めて成長することじゃないかな、と。

青かった時代も一つの経験として無駄にせず、たくさんのことを通して成長することが人生の目的なんじゃないかと、最近改めて思うんです。

 

自分が満たされないことは、他人の人生に何も関係がないと思えるようになってきた

ベビ待ちに関しても、つい1年ほど前までは今よりもっともっと主人や母親にうまくいかない自分の気持ちをまるでサンドバックかのようにぶつけていました。

遠慮もなくぶつけているくせに、

 

どうせあんたに私の気持ちは分からない!

 

と ”理解してほしい気持ち” と、”あなたたちに分かるはずない” という相反する気持ちがもうぐちゃぐちゃになって、主人と母を幾度となく罵倒し、困らせました。

手を差し伸べられても振り払うくせに、彼らの前でワンワン泣きました。

 

でもここ最近、

本当にここ最近、なんだか邪気が晴れたように気持ちが落ち着いてきたんです。

約4年、焦っては落ち込んでを繰り返し、そしてAIHでは妊娠は出来ないんだと突きつけられたことで、もう焦っても仕方がないし、そもそも人と比べても意味がないと思える段階まで来たからかもしれません。

 

でも一番は、この不妊治療期間が私を人間として成長させてくれたことが結果的に精神を落ち着かせているんじゃないかと感じています。

 

この数年で感じた様々な感情、

生命という奇跡、

主人との絆、

健康という幸せ、

人の心の痛み、

人の優しさ、

不妊治療を受けられる幸せ、

人生は思った通りにはいかないということ、辛いのは決して自分だけではないということ・・・

 

気付けた幸せや人生観は挙げたらキリがなく。

 

超前向きに言ったら、最近ではこの不妊期間があって良かったとさえ思える時もあるんです。

ひとつひとつ乗り越えるたびにより良い夫婦になっていってると感じるし、自分も成長していると本当に感じることが出来て。これって見方を変えればすごく幸せなことかもしれないな、と。

正直、少し前までは人の幸せを願うことなんてできなかったし、幸せな友人と比べて自分を惨めだと思っていました。

でも本質は人と比べようもないし、私の苦しみは他者には関係がない。自分こそが人生の主役であり責任者なんだよなと、34歳にして心から実感しています。

 

不妊治療という期間は成長するために与えられたチャンス?

つい最近まで本当に幼稚だった私は、妊活を始めてすぐに子どもを授かっていたら精神的に未熟な母となってたかもしれません。

 

もしこれから母になることが出来たら、不妊治療をする前よりもずっと良い母親になれる気がするんです。

そんな風に前向きに捉えることが、今出来ています。

もちろん、今がベストではなくずっとずっと成長して行くつもりです😊

 

 

人生で苦しみという壁が一つもない人なんてきっといないですよね。その壁の一つが私たちはたまたま、「授かりにくい」ことなんだと思います。

その壁から逃げず、壁だって経験の一つだって捉えて正面から向き合う勇気が大事なんだと。

結果も大事だけど、そんな風にいろんな経験を経ていくからこそ、視野が広がり懐は深くなっていくと思うんですよね。

 

経験がその人を豊かにする。

人生を豊かにする。

 

改めてそう感じ、信じ始めています。

 

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ピンチはチャンス!?

不妊治療がまだ続く限り、どん底まで落ち込むことはあると思います。でもその落ち込み方でさえ成長させられたらいいな。

 

6組に1組が不妊に悩んでいるのではなく、6組に1組しか経験できない貴重な体験なんだと考え方を変えて、今目の前に与えられたチャンスを逃さないで、行動する。

 

決意を新たに、おそらく来週から始まる高度不妊治療になるべく前向きな気持ちを持って臨んで行きたいと思います。

 

最後に、スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式でした有名なスピーチの一文をシェアさせてください😊

点と点を最初から結ぶのは難しいことです。

後に振り返った時に初めて点と点を結んでいた線が見えるのです

今一見無関係に見える点も、いずれは自分の人生の中で大きな線で繋がることを信じなくてはいけません。

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2016.09.26

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ぽころぐ



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