麻疹感染による妊婦や胎児への影響まとめ。対策はワクチン予防接種一択

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夫:ポコキン

夫:ポコキン

夫婦で不妊治療を行っています。夫の目線から、不妊治療を行う上で得た知識や感じたことなどをシェアしていきます。あまり辛気臭くなるのは嫌なので出来るだけ明るく、不妊治療以外のことも書いていくつもりです。めざせ!Awesome Life!!!

 

麻疹が流行り始めています。

今まで気にもしていませんでしたが、妻の状況が状況なだけに注意すべきだと思い、麻疹について調べてみました。

先にまとめると麻疹ってこんな病気です。

  • 感染したらほぼ100%発症する
  • 治療法はない
  • マスクでは予防できない
  • ワクチン接種による予防が最善策
  • 大人で罹患すると重症化しやすい
  • 妊婦は特に重症化しやすい
  • 妊婦がかかると流早産しやすい(3割)
  • 9割は母体発疹出現から2週以内に流早産
  • 妊娠中の罹患で先天奇形率は風疹より低い
  • 抗体のない母親から生まれた新生児は1・2歳までに罹患すると重症化することが多い

気になる方は読み進めてみてください。

 

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麻疹(はしか・ましん)の症状や感染経路について

詳しい麻疹の症状はググればいろいろ出てくるので簡単に。

感染経路 空気感染や飛沫・接触感染
感染力 強力。インフルエンザの10倍以上
発症率 感染するとほぼ100%発症。
症状 潜伏期 10〜12日前後
カタル期 発熱、倦怠感、咳、鼻水等が4〜5日継続
コップリック斑期 奥歯横の粘膜に白いぶつぶつ。数日継続
発疹期 顔や首筋から全身に発疹。高熱が続く
治療 治療法はない。予防接種のみ有効
合併症 中耳炎、肺炎、脳炎など

 

かかったら治療するすべはなく、予防接種しか有効な手立てはない病気。

しかも感染力が超強力というのも厄介ですね↓

(※引用元:国立感染症研究所

「R0」は1人の麻疹患者が周囲の免疫のない人何人にうつしてしまうかの数。他の病気とくらべても感染力が強いことがわかります。

マスクもやすやすと通り抜けるようです。

 

また麻疹単体での死亡率はそれほど高くないようですが、麻疹の真の怖さは合併症

免疫機能の低下により、いろんな菌に侵されやすい状態になります。

まさにノーセコム状態です。

 

麻疹は子供のうちにかかることが多いですが、大人がかかると重症化する傾向にあるので、かなり注意が必要です。

 

ワクチン予防接種をしたかどうかの有無

予防接種しか打つ手立てがないとなると、自分は打っているのか心配になりますよね。

自分も速攻実家に電話し、

 

  • 麻疹の予防接種は受けたか?
  • 麻疹にかかったことはあるか?

 

を母親に聞きましたが、結果は、

 

わからん

 

とのこと。おい。

母子手帳が見つからず分からないらしい。

一応「三種混合ワクチン接種(DPT)は受けた」とは言いますが、ただそいつは、

 

  • ジフテリアDiphtheria)
  • 百日咳Pertussis)
  • 破傷風混合ワクチンTetanus)

 

の3つを対象としているらしく、、

麻疹・・はいってないやん。

麻疹が含まれるのは1988年から始まった新三種混合ワクチン(MMRワクチン)であり、

 

  • 麻疹Measles)
  • おたふく風邪Mumps)
  • 風疹Rubella)

 

が含まれます。

この予防接種を受けたかどうかが分からず、しかも麻疹にかかった記憶もないことから、もしかすると麻疹の免疫を持っていない可能性もあります。

まさかのノーセコムかもしれません。

 

うちのおかんと違って母子手帳を確認できる方は、確認することをおすすめします。

 

定期接種という制度について

ノーセコム状態にビビってさらに調べると、こんな記述を見つけました。

日本で定期接種が開始されたのが1978年からです。当時は1歳から7歳半の方を対象としていたので、現在の年齢で言うと41歳以下の方は1回は接種を受けているはずです。

そして、2006年から現在の制度に変わります。つまり、1歳と就学前の2回の定期接種になったんですね。ただ、ここがちょっとややこしいのですが、その後、1990年生まれまでの方に対して、フォローアップで2回目の接種も行われました。つまり、現在の年齢で言うと28歳以下の方は2回の接種を受けているはずです。

HUFFPOSTより引用(2018年4月27日の記事)

まとめるとこんな感じ↓

2018.4.27時点 年齢 接種開始
1回接種 41歳以下 1978年〜
2回接種 28歳以下 1990年〜

おおっ!予防接種受けてるっぽい!

受けたかどうかは確実ではないですが、当時麻疹の予防接種を行う機会はあったということが分かっただけでも少し安心。

厚労省発表の指針の中にも、1976年に予防接種法を改正し、麻疹の予防接種を勧奨してきたとの記述があります(上記文中の1978年と乖離ありますが)。

ということは、我々は少なくとも1回は予防接種を受けていそうです。

 

引用:厚労省「予防接種制度について

 

妊婦は予防接種はできる?

妊娠している場合にはワクチンの接種はできません。

理由は、

 

  • 妊娠中は免疫力を抑制している
  • 生ワクチンだから

 

というのが主な理由らしいです。

妊娠中は母体が胎児に拒絶反応を示さないよう免疫力を弱めているらしく、さらに病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られた 生ワクチンなので、胎児には危険みたいです。

 

妊婦が感染し発症したらどうなるのか?

では、抗体のない妊婦が麻疹にかかった場合、どういった症状がでるのでしょうか。

母体と胎児への影響が気になるところです。

 

母体への影響について

ググるとこんな資料を発見。

麻疹流行とその対策

30年ほど前にアメリカで麻疹が大流行した時の詳細が書かれています。

この大流行で、発症した患者数は6,614名にものぼり、うち1980名(30%)が入院、37名(0.6%)が死亡したとのこと。

発症数に対する死亡率はそれほど高くない印象ですが、気になる記述はこの後にあります。

 その6,000名余りの患者の中に58名の妊婦がいました。麻疹流行とその58名の妊婦で麻疹が診断された妊娠週数をみると13週未満は23%、14-26週は35%、27週以後は43%でした。

そのうち35名(60%)が入院しました。15名(25.9%)が肺炎になり、2名(3.4%)が死亡(中期1例、後期1例で1例は心筋炎)。

 

妊婦が発症した場合のデータがかかれていて、発症した58名の妊婦のうち、15名が入院し、うち2名が死亡したとのこと。

入院 死亡率
全体 30% 0.6%
妊婦 60% 3.4%
対全体 2倍 5.7倍

妊婦は、入院するほどの重症化傾向は全体の2倍もあり、死亡率は5.7倍と非常に高くなっています。

 

さらにこうも書かれています。

非妊婦での肺炎は9.8%、死亡率0.5%にくらべると、妊婦が麻疹にかかった場合、肺炎の発症は2.6倍死亡率は6.4倍と高くなります。

いずれにしても、妊婦がかかると母体への影響が大きいということがわかります。

 

胎児への影響について

先ほどの資料をみると、

3名の人工妊娠中絶を除き18名が流早産(5名が流産、13名が早産)しました。これら流早産した妊婦うち16例89%は発疹後2週以内に流早産しています。

この58例では先天性麻疹は見られていません。18名の生存児のうち13名(72%)は退院前にIgGを投与され、1ケ月以内には麻疹の発症もなかったと報告されています。

と書かれています。

つまり、妊婦が麻疹にかかると流産や早産となる確率は

 

31%

 

これめちゃくちゃ高い数字です。

いや、やばいだろこの数値。政府もっと注意喚起しろや。

麻疹感染者数統計データを比較してわかったこと。今年の流行は想定内なのかもしれない

2018.04.28

 

ちなみに風疹にくらべ、先天奇形を生じる確率は低いようですが、抗体のない母親から生まれた新生児が1・2歳までに罹患すると重症化することが多いので、出産後に予防接種を受けさせる必要があるようです。

 

ぽこ家の予防方法について

とりあえず、麻疹ってのはヤバイやつやということを理解しました。

ぽっ子から「麻疹やばいよ」と先月からチラチラ言われてたけど、調べると「たしかに」と焦ってきましたね。

ぽこ家の現状としては、

 

  • 二人とも幼少期に1度は予防接種を受けていると思われる
  • これまでに罹患した記憶もない

 

という状況。

よって予防策として以下を実施していこうと思います。

 

  • (夫)ワクチンを接種する
  • 人混みに行かない
  • つまりGWはインドア生活
  • 一応マスクもしておく

 

まずはワクチンを打てる状況にある自分だけでも、打とうと思います。

 

早速クリニックを予約するもワクチンが足りないらしい

できる対策はさっさとやろうということで、近所のクリニックに電話して予約しました。

このクリニックは風疹が流行っていた3年ほど前に、夫婦揃って風疹単体の予防接種をしたところ。

 

自分:「あの〜麻疹のワクチン接種をしたいのですが

 

病院:「すみません。麻疹のワクチンが足りておらず、MRワクチンで良いですか?

 

自分:「MR?(ミスター的な何か?)

 

病院:「MRワクチンは、麻疹と風疹の混合ワクチンのことです

 

自分:「あっそうなんですね。ちなみに風疹は以前に受けたんですけど、再度打っちゃてもいいんでしょうか?

 

病院:「大丈夫ですよ

 

自分:「ちなみに混合のMRより、単体の麻疹ワクチンの方が効き目がいいとか差はあるんでしょうか?

と一応聞いてみる。

 

病院:「差はないです。変わりませんよ

 

自分:「それでは明日行っていいですか?

 

病院:「そうですね。ただ本日MRワクチンを業者に発注するので、もしも明日までに間に合わない場合にはお電話します。その場合はすみませんが延期とさせて頂きますがよろしいでしょうか?

 

自分:「あ、はい・・

 

てゆーか、前に来た時になんでMRワクチン(Mは麻疹、Rは風疹)にしなかったんだろ。悔やまれる。。。

ワクチンが足りないとはね。問い合わせが多いか聞くと「かなり来てます」とのこと。

一応他の医院にも電話で予防接種をしたいと尋ねたところ、「ワクチンの入荷までしばらくかかります」と言われて断られたので、ほんとに足りないっぽいですね。

 

みなさーん、ワクチン足りなそうですよー

早めに行った方がよさそうですよー。

 

最低2回はワクチンを打った方がいいらしい

記憶にない幼少期の予防接種ですが、だいたいの人は1回はしてるっぽいです。

2018.4.27時点 年齢 接種開始
1回接種 41歳以下 1978年〜
2回接種 28歳以下 1990年〜

 

今回ワクチンを打ちにいくわけですが、とはいえ「昔1回打っているなら安心だろ」とも心のどこかに思っていました。

しかし、調べると人生で2回はワクチンを打っておいた方がいいみたいです。

(引用元:国立感染症研究所

2017年の年齢群ごとで麻疹になった人の接種回数をみてみると、

 

  • 1回接種:26%
  • 2回接種:11%

 

となっています。

つまり2回接種は1回接種の半分以下に感染発症のリスクを減らせるということになります。

ですので、1回接種の可能性が高いであろう29歳以上の方は受けておいた方がいいでしょう。

 

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まとめ

ワクチン接種が最善の策であり、それがぽこ家でできるのは自分だけなので、念には念を入れて明日打ってきたいと思います。

麻疹について再度まとめると、

 

  • 感染したらほぼ100%発症する
  • 治療法はない
  • マスクでは予防できない
  • ワクチン接種による予防が最善策
  • 大人で罹患すると重症化しやすい
  • 妊婦は特に重症化しやすい
  • 妊婦がかかると流早産しやすい(3割)
  • 9割は母体発疹出現から2週以内に流早産
  • 妊娠中の罹患で先天奇形率は風疹より低い
  • 抗体のない母親から生まれた新生児は1・2歳までに罹患すると重症化することが多い

 

また不妊治療中に予防接種をした場合、接種後2ヶ月ほどお休みした方がいいようです(接種先医師や治療中のクリニックに都度確認してください)。

3年前に風疹の予防接種を受けた際、我々はそう注意喚起されました。麻疹も同様のようです。

これからGWで人の移動も多くなるので、感染拡大の可能性は大。念には念をいれて受けておいた方がいいと思います。

 

余談ですが、厚労省の麻疹を根絶すべくこんなキャンペーンをやっているみたいですね。

 

麻疹がゼロ

マシンがゼロ

マシンがZERO

マシンガーZERO

マジンガーZ

 

ダジャレかよ。

 

 

ということで、明日ワクチンぶち込んできます!

麻疹感染予防のためMRワクチンを接種してきた。自費診療の料金や注意点など

2018.04.28

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