麻疹感染者数統計データを比較してわかったこと。今年の流行は想定内なのかもしれない

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夫:ポコキン

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夫婦で不妊治療を行っています。夫の目線から、不妊治療を行う上で得た知識や感じたことなどをシェアしていきます。あまり辛気臭くなるのは嫌なので出来るだけ明るく、不妊治療以外のことも書いていくつもりです。めざせ!Awesome Life!!!

 

麻疹の流行がニュースになっていますが、そもそも今年は例年に比べて流行っているのでしょうか?

気になったので調べてみました。

 

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現状の麻疹患者数

4月27日のNHKニュースによると、4月26日時点で全国で103人の患者が確認されています。

はしか患者数 全国で100人超える

ことしのはしかの患者は26日までに、流行が起きている沖縄県で73人が確認され、沖縄県から流行が拡大した愛知県でも11人が報告されています。

全国ではこのほか、今月18日までに東京と埼玉県でそれぞれ5人、茨城県で3人、神奈川県と山梨県、大阪府など6府県でそれぞれ1人の患者が報告され、ことしの全国のはしかの患者数は26日までに少なくとも103人となりました

NHK NEWS WEBより引用

 

ちなみに4月18日時点での全国の患者数は67人でした。

約1週間で40人近く増えています(1.5倍)。

これをみると今年に入って13週目頃の3月下旬〜4月上旬にかけて急激に増えています。

 

ちなみに都道府県別の患者数を見ると沖縄が突出していますが、じょじょに他県に広がっていることがわかります。

数字としては微々たるものですが、東京にもすでに入って来ています。

 

麻疹は感染力が極めて強く、空気感染するので感染者と同じ空間にいればほぼ確実にうつります。マスクをしたところで意味をもちません。

そして感染したらほぼ100%発症します。もちろん抗体があればそれほど心配することはありませんが。

「R0」とは、1人の麻疹患者さんが周りにいる免疫のない人何人にうつしてしまうかの数。

かなり感染力が強いことがわかります。

しかも感染力が一番強いのは、自覚症状がない潜伏期間中です。潜伏期間は10〜12日間なので知らずにばらまく可能性が高く厄介です。

高熱と咳や鼻水といった症状が続く麻疹ですが、怖いのは合併症。中耳炎や肺炎、脳炎になりやすいですが、特に脳炎は非常に危険です。

さらに言うと、大人や妊婦は重症化しやすいです。

 

関連記事→麻疹感染による妊婦や胎児への影響まとめ。対策はワクチン予防接種一択

 

これまでの麻疹感染のデータをみてみた

現在、ぽこ家の状況が状況なので気にしすぎなのかもしれませんが、麻疹が流行っているのって今年だけなんでしょうか?

まず今年2018年の4/18時点(15週目)までの患者数が67人、4月26日時点で103人ということでしたが、昨年はどうだったのでしょう。

ではみてみましょう。

赤線が今年のグラフです。

あれ?

去年(黄色)の方が多いやん。

てゆーか、今年ってまだ少ない方なんちゃう。

2017年はすでに13週目に100人を突破しています。2014年に至っては6週目くらいで突破してるという。

年間患者数 100人突破時期
2018 103人
(4/26時点)
16週頃
2017 189人 12週頃
2016 165人 35週頃
2015 35人
2014 462人 6週頃
2013 229人 16週頃
2012 283人 16週頃

 

このデータを見る限り2015年と2016年はちょっと異質な感じですが、傾向として言えるのは

 

  • 年初から春先にかけて流行する
  • 患者数は平均年間100人超
  • 夏に向かって沈静化していく

 

と言えそうですね。

そう考えると現時点で、あまり過剰に恐れる必要はないのかもしれません。

 

とはいえ気は抜けないと思うポイント

このデータをみて少し安心しましたが、個人的に気になる点があります。

それはグラフの上がり方が急角度であること。

2017年も同じような角度で上昇していますが、急伸する前に緩やかな上り坂を描いています。

しかし今年はほぼゼロに近いところから一気に上がっています。助走なしでいきなりジャンプみたいな。この上がり方は2016年と似ていますね。

おそらくこういう形になっているのは今回報道の通り、海外から持ち込まれたということを如実に表したものなんだと思います。

ちなみに国立感染症研究所HPには、

海外では、多くの国で麻しんが流行しており、わが国では近年、タイ、フィリピン、インドネシア等の東南アジア、イタリア等の欧州からの麻しんウイルスの輸入が継続して報告されている。

国立感染症研究所HPより引用

特に東南アジアで麻疹は流行っているらしいです。

今後もこういった外から入ってくる事例は増えていくのではなかろうか。

唯一の対策はワクチンを接種すること、つまり予防しかありません。

幼少期の頃に受けた1度の接種だけでは完全に防げるとは言いがたく、できれば2回目を大人になった今からでも接種した方がいいでしょう。

 

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まとめ

日本で麻疹は「命定めの病気」とも呼ばれていた時代があるくらい結構やばい病気で、フランスでも「子供の自慢は、はしかにかかってから」ということわざがあるくらいに危ないやつです。

訪日外国人からの感染のみならず、これまであまり麻疹にさらされていない日本人は、さらされていないがゆえに持っていた抗体(免疫力)が減ってきているらしいので、ぜひワクチンがあるなら打っといた方が良いと思います。

まとめると、

 

  • 年初から春先に流行るので要注意
  • 毎年100人以上の患者は出ている
  • 対策はワクチン予防接種一択

 

このワクチンも毎年打つわけではないので一回打てるなら早めに打っておいた方がいいでしょう。接種後抗体ができるまでに2週間ほどかかりますし。

麻疹を過剰に恐れることはないけれども、外部環境の変化(海外からの人の流入)や、体内にある抗体の減少といったことから、対策を講じておいた方が賢明だと思います。

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