乳がん検診のマンモグラフィーとエコー(超音波)検査の違い。特徴や精度など

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乳がん検診は妊娠前にこそすべき。エコー(超音波)検査の感想やお得な予約方法も

2017.05.18

 

乳がん検診といっても、

  • マンモグラフィー検査
  • エコー(超音波)検査

の2つがあります。

この2つの違いと特徴や精度、それぞれの検査方法への向き不向きなどについてまとめてみました

 

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マンモとエコー(超音波)検査の違いとそれぞれの特徴

 

検査方法と精度

 

  • マンモ:X線撮影による画像診断
  • エコー:超音波でリアルタイム診断

 

とまず検査方法が根本的に違います。

マンモは撮影した画像で診断しますので、1.5cm以上の病変は誰が行っても発見可能ですが、逆にそれ以下(特に1cm以下)の病変は発見がほぼ不可能です。

一方、エコーはその場でモニターしながらの診断(リアルタイム)なので見落としが起きる可能性はあるものの熟練の医師であれば3mmほどの病変をも発見することが可能です

エコーは医師の技術力によるところが大きいです(医師によりバラツキがある)。

つまり、

  • マンモ:どこで検診しても一緒
  • エコー:どこで検診するかが大事

となります。

 

それぞれの検査方法に向き不向きな人

一般的に乳房の中の乳腺組織は年を重ねるごとに減少し、代わりに脂肪組織は増加するという傾向があります。

乳腺組織が減り且つ、超音波を阻害する脂肪組織が増えると、エコー検査の精度は下がる可能性があります。

逆に、マンモグラフィーでは脂肪組織の影響は受けない(X線)ので精度は変わりません。

つまり、

  • 乳腺組織が豊富な若者はエコー
  • 脂肪組織が豊富な世代はマンモ

を一つの基準とした方が良いでしょう(脂肪組織豊富な世代は一概には言えませんが大体50代以降)。

 

それぞれの検査で発見しやすい病変

  • マンモ:石灰化
  • エコー:腫瘤(しこり)

マンモは石灰化を、エコーは腫瘤の発見を、とそれぞれ見つけやすい病変があります。

石灰化とは乳腺に限らず身体中で起きうるものらしく、尿結石などもその一種です。そして乳房に石灰化が見つかったとしても、そのほとんどはガンとは無関係な「良性石灰化」と言われています。

悪性の石灰化の代表としては、壊死型石灰化というものがあります。

これは乳管内のガンが増殖しすぎて、ぎゅうぎゅう詰となり中心部のガンに栄養分が行かなくなることで壊死してしまい、壊死したガン細胞にカルシウムが沈殿して起きる石灰化です。

逆にエコーは腫瘤(特に小さい腫瘤の段階から)の発見には長けています。

 

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まとめ

二つの検査方法には一長一短ありますが、まとめると

  • 若年者:エコー
  • 熟年者:マンモ

となりますが、あくまで傾向であって必ずしも全ての方に当てはまるものではありません。一つの参考としてください。

一番効果的なのは、年にエコー1回マンモ1回の計2回を受けられれば最良だと思います。

ただ2つの検診が難しければ、先ほど書いた通り自身の年代を鑑みてどちらか一方を選択すれば良いでしょう。

早期発見であれば(医師の技術や受診者の年齢にもよりますが)エコーが可能性は高いものの、ある一定以上の大きさの病変からの発見という部分においては、マンモグラフィーの方が確実性は高いと言えるのではないでしょうか。

 

※実際の検診においては、クリニック及び医師に相談の上、検査方法を選択してください。

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夫

約4年半にわたる不妊治療の記録を綴っています。体験したからこそ感じた不妊治療を取り巻く「内」と「外」の課題。顕在化しづらいこの課題の軽減・解決、そのギャップを埋めるべく夫婦で取り組んでいます。オフラインでの交流の場の創出や、オンラインでの真に求められるサービスを開発中。「不妊治療を身近な選択肢に」が当たり前の世界にしていきます。
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