点鼻薬ブセレキュアとは?値段(費用)や副作用などについても

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点鼻薬「ブセレキュア」とは

ブセレキュア

別名:GnRH誘導体製剤

製造販売元:富士製薬工業(株)

ブセレキュアは、同じ効能を持つ「スプレキュア」の後発品(ジェネリック医薬品)で、鼻の粘膜に直接噴霧し、脳下垂体に作用する薬です。

 

効能・効果

《説明書記載》

子宮内膜症、中枢性思春期早発症

子宮筋腫の縮小および子宮筋腫に基づく諸症状の改善(過多月経・下腹痛・腰痛・貧血)

本来は上記のように子宮内膜症や子宮筋腫の治療用に開発されましたが、作用上、排卵誘発効果があることから現在不妊治療でも使われています。

不妊治療での使い方は以下の2点とされます。

 

⒈  排卵をコントロールするための排卵抑制として(長期使用)

採卵のため、ブセレキュアで自然周期による排卵を抑制しながら、卵胞を成熟させるためのホルモン剤を投与して卵胞の成長を促すことがある。

 

ブセレキュアは、脳の視床下部から分泌されるGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)というホルモンと同じ働きをする。GnRHは脳下垂体に作用して、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体化ホルモン(LH)の分泌を促す。

ブセレキュアを投与するとGnRHが増加してFSHやLHがたくさん分泌されて女性ホルモンが一気に増えるが、女性ホルモンが過剰になると、それを抑制しようとしてホルモン分泌が抑えられる。
つまり、女性ホルモンの分泌を抑えるために、あえて過剰にGnRHを増やすという役割を果たす。

よって、長期的に使用すると女性ホルモンが分泌されなくなるので、排卵が起こらなくなる。

 

⒉  AIHや採卵時間に合わせて排卵を促す排卵誘発として(短期使用)

卵の成長をコントロールし、質の高い卵子をタイミングよく採卵させる。

ブセレキュアを短期的に使うと排卵のきっかけとなる急激なホルモン分泌「フレアアップ」という現象を引き起こす。

(フレアアップ→一回の投与で急激にGnRHの量を増やすこと。)

卵胞が成熟した段階で短期的使用すると、排卵を促す黄体刺激ホルモン(LH)の量も急激に増え、排卵が起きる。

卵胞の成長度合いや、薬との相性にもよるが、点鼻して約36時間後に排卵が起こるとされる。

 

金額(費用)

私が通うクリニックでの請求額は、9,136円でした。(保険対象外)

ジェネリック医薬品でこのお値段ということは、もともとの薬は相当高価な薬だったんですね。

 

使用方法

①使用前に鼻をかみ、鼻腔の通りを良くする

②頭を少し前にかたむけ、鼻腔に噴射機を奥まで垂直に入れる。
鼻から息を吸い込みながら、鼻腔内に一気に噴射する。
同じ要領でもう片方の鼻腔にも噴射。
(ノズルの可動部が止まるまで一気に押し込む。)

③噴射後、薬液が鼻の奥まで広がるように、頭を後ろにかたむけ、鼻で静かに息をする。

※実際の使用時は、説明書をご参照ください。

 

副作用

短期的な使用には副作用の心配が少ないとされています。

長期的な使用の場合、

生理痛のような症状

・発疹やじんましん

・脱毛

・ほてり、のぼせ、冷え、頭痛、不眠・うつ、冷や汗など更年期障害のような症状

・手足のしびれ、麻痺

・吐き気や食欲低下

といった副作用が出る場合があります。その他、まれに重篤な症状が現れる場合もあり、使用中に違和感を感じた場合は、早急に医師への相談が必要です。

【はなおかIVF】人工授精(AIH)に向けた卵胞チェックの結果と費用②。点鼻薬「ブセレキュア」って何?

2016年10月20日

 

目的を知って使用しよう

前述の通り、不妊治療におけるブセレキュアは「排卵抑制」と「排卵誘発」という2つの真逆な目的のために使用されます。

処方された際は、自分がどの目的で使うのかしっかり理解するようにしたいですね。

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1983年生まれ。約4年の妊活〜不妊治療を経て顕微授精による移植で2018年に出産しました。経験から不妊治療を取り巻く環境の課題軽減、当事者支援に取り組んでいます。
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